本記事では、関西電力の電気料金プランについて詳しくご紹介します。関西電力を利用している方、あるいはこれから契約を考えている方はぜひ参考になさってください。

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  • 関西電力では、さまざまなライフスタイルやニーズを持つ人々に向けて、料金設定やサービス内容が異なるプランが多数用意されています
  • 関西電力の2024年6月の電気料金は、2024年5月より約400円の値上げとなります

関西電力を利用するメリット

関西電力(略称:KEPCO)は、日本の関西地方を中心に電力供給を行っている大手電力会社です。1951年に設立され、長年にわたり地域の電力インフラを支えてきました。

そんな関西電力を利用するメリットをご紹介します。

メリット①多様な料金プランの選択肢

関西電力は多様な料金プランを提供しており、契約者のライフスタイルや使用状況に応じて最適なプランを選ぶことができます。例えば、使用時間帯によって料金が異なるプラン、または特定の家電製品(エコキュートなど)に寄与するプランなどが存在します。

メリット②ガスとセットで契約が可能

関西電力は電気とガスのセット契約を提供しています。このセット契約を利用することで、両方のサービスを一括で管理できるようになります。さらに、セット契約により料金の割引が適用される場合もあり、電気とガスの合計コストを削減できる可能性があります。

メリット③充実したサポート体制

関西電力はエネルギーの使用を幅広くサポートするための体制を整えています。例えば、エネルギー効率の高い設備の導入支援や、環境に配慮したエネルギーソリューションの提供などを行っています。また、自然災害や予期せぬトラブルにも迅速に対応できる体制が整っています。

参考:電気を安定してお届けするために~ライフライン事業者としての使命~

関西電力はどんな人に向いている?

関西電力は多くの異なるライフスタイルやニーズを持つ人々に向いていますが、具体的にどのような人に適しているのか例を挙げてみます。

電気使用量が少ない

一人暮らしの学生や社会人、共働き夫婦で日中不在が多い世帯などは電気使用量が比較的少ないです。そこで、使用量に応じた料金設定の「従量電灯A」などのプランが向いています。

オール電化住宅

オール電化住宅で生活している場合は、電気給湯器(エコキュート)などで深夜電力を利用することが多いです。そこで、夜間の電気料金が割安になる「はぴeタイムプラン」などが向いています。

関西地方在住

関西電力の供給エリアは主に関西地方(京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県の一部、奈良県、和歌山県、福井県の一部、三重県の一部、岐阜県の一部)であるため、これらの地域に住んでいる人に適しています。

なお、関東地方(栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県)でも契約可能ですが、利用できるプランなどが限られます。

関西電力の電気料金プラン紹介

関西電力の電気料金プランは、4つのタイプに分類できます。

  • 住宅用
  • オール電化住宅用
  • 商店・事務所・飲食店用
  • 他プランと組み合わせ用

ではタイプごとに電気料金プランをご紹介します。

住宅用プラン

関西電力の住宅用の電気料金プランは以下のとおりです。

従量電灯A

基本的な家庭用電力プランで、電力使用量に応じて段階的に料金が設定されます。一般家庭向けのシンプルな料金体系です。

内訳区分料金単価
基本料金最初の15kWhまで522.58円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで20.21円
120kWhをこえ300kWhまで25.61円
300kWh超過分28.59円

出典:従量電灯A

eスマート10

時間帯や季節によって電気料金が変動するプラン。電気自動車の充電や夜間の電力消費が多い家庭に適しています。

内訳区分料金単価
基本料金最初の6kWまで1,302.40円
6kWをこえる1kWにつき416.94円
電力量料金デイタイム38.53円
リビングタイム(夏季)30.11円
リビングタイム(その他季)27.36円
ナイトタイム15.53円

出典:eスマート10

eおとくプラン

電気の使用量が多い家庭向けのプラン。従量電灯Aと比べて基本料金は高めだが従量料金が割安のため、使用量が増えるほどお得になります。

内訳区分料金単価
基本料金最初の6kWまで1,302.40円
6kWをこえる1kWにつき416.94円
電力量料金最初の180kWhまで15.31円
180kWhをこえ300kWhまで24.48円
300kWh超過分28.41円

なっトクでんき

電気とガスのセット契約で、ガスと電気の両方を契約すると料金が割引されるプラン。関西ガスと併用することでお得になります。

内訳区分料金単価
基本料金最初の15kWhまで377.40円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで20.31円
120kWhをこえ300kWhまで24.10円
300kWh超過分27.80円

withU-NEXT でんき

動画配信サービス「U-NEXT」とセットになったプラン。電気料金とU-NEXTの月額料金が一緒になり、個別に契約するよりも割安です。

内訳区分料金単価
基本料金最初の15kWhまで2,357.40円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで20.31円
120kWhをこえ300kWhまで24.92円
300kWh超過分28.41円

withU-NEXT でんき(Gセット)

電気とガスのセット契約に、動画配信サービス「U-NEXT」が加わったプラン。電気、ガス、U-NEXTをまとめて契約することでさらにお得になります。

内訳区分料金単価
基本料金最初の15kWhまで2,357.40円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで20.31円
120kWhをこえ300kWhまで24.10円
300kWh超過分27.80円

withポイント でんき

電気料金に応じてポイントが貯まり、そのポイントをさまざまな商品やサービスに交換できるプラン。ポイ活が好きな人に適しています。

内訳区分料金単価
基本料金最初の15kWhまで433.41円
電力量料金15kWhをこえ120kWhまで20.31円
120kWhをこえ300kWhまで25.71円
300kWh超過分28.70円

オール電化住宅用プラン

関西電力のオール電化住宅用の電気料金プランは以下のとおりです。

はぴeタイムR

オール電化住宅向けのプランで、特に夜間の電気料金が割安に設定されています。エコキュートなどの深夜電力利用が多い家庭に適しています。

内訳区分料金単価
基本料金最初の10kWまで2,409.40円
10kWをこえる1kWにつき416.94円
電力量料金デイタイム(夏季)28.87円
デイタイム(その他季)26.24円
リビングタイム22.80円
ナイトタイム15.37円

はぴeセット

オール電化機器(IHクッキングヒーター、エコキュートなど)のリースと電気料金をセットにしたプランです。

【Sプラン】

内訳区分料金単価
基本料金最初の200kWhまで11,100.00円
電力量料金200kWhを超える1kWh25.30円

【Mプラン】

内訳区分料金単価
基本料金最初の450kWhまで15,900.00円
電力量料金450kWhを超える1kWh21.53円

【Lプラン】

内訳区分料金単価
基本料金最初の700kWhまで20,700.00円
電力量料金700kWhを超える1kWh20.50円

出典:はぴeセット

はぴeセット ソラレジ

オール電化機器(IHクッキングヒーター、エコキュートなど)に加え、家庭用蓄電池システムや太陽光発電システムのリースを含むプランです。

【SSプラン】

内訳区分料金単価
基本料金(一般地域)最初の100kWhまで9,520.00円
基本料金(多雪強風地域)最初の100kWhまで9,960.00円
電力量料金100kWhを超える1kWh26.81円

【Sプラン】

内訳区分料金単価
基本料金(一般地域)最初の200kWhまで11,020.00円
基本料金(多雪強風地域)最初の200kWhまで11,460.00円
電力量料金200kWhを超える1kWh25.30円

【Mプラン】

内訳区分料金単価
基本料金(一般地域)最初の400kWhまで14,520.00円
基本料金(多雪強風地域)最初の400kWhまで14,960.00円
電力量料金400kWhを超える1kWh22.28円

【Lプラン】

内訳区分料金単価
基本料金(一般地域)最初の600kWhまで18,420.00円
基本料金(多雪強風地域)最初の600kWhまで18,860.00円
電力量料金600kWhを超える1kWh20.91円

商店・事務所・飲食店用プラン

関西電力の商店・事務所・飲食店用の電気料金プランは以下のとおりです。

従量電灯B

商店や事務所、飲食店などで一般的に利用されるプランで、電力使用量に応じて段階的に料金が設定されます。業務用に適した料金体系です。

内訳区分料金単価
基本料金1kVAにつき447.21円
電力量料金最初の120kWhまで17.81円
120kWhをこえ300kWhまで21.02円
300kWh超過分23.52円

出典:従量電灯B

なっトクでんきBiz

商店や事務所、飲食店向けのプランで、電気とガスのセット契約により、料金が割引されるプラン。業務用の光熱費を総合的に抑えられます。

内訳区分料金単価
基本料金1kVAにつき391.99円
電力量料金最初の120kWhまで16.79円
120kWhをこえ300kWhまで19.87円
300kWh超過分22.68円

他プランと組み合わせ用

以下は、夜間の電気代を抑えるための補助プランです。他プラン(主に従量電灯)と組み合わせることで、電気代の節約や蓄熱式機器の有効活用に寄与します。

【深夜電力A】

区分料金単価
1契約につき1,812.57円

【深夜電力B】

内訳区分料金単価
基本料金1kWにつき317.94円
電力量料金1kWhにつき15.37円

出典:深夜電力

なお、深夜電力プランについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
関西電力の深夜電力

さて、以上が関西電力が提供する電気料金プランです。ただし、新規加入を停止しているプランが他にいくつかあります。

新規加入停止プラン

以下のプランは新規加入を停止しています。

はぴeタイム

深夜の電気料金が安い、オール電化住宅向けのプラン。1日を3つの時間帯に分け、それぞれ異なる料金を設定しています。

内訳区分料金単価
基本料金最初の10kWまで2,409.40円
10kWをこえる1kWにつき416.94円
電力量料金デイタイム(夏季)28.87円
デイタイム(その他季)26.24円
リビングタイム22.80円
ナイトタイム15.37円

出典:はぴeタイム

時間帯別電灯

昼間と夜間の2つの時間帯で料金が異なるプラン。夜間の電気料金が安くなっているため、夜間に電気をよく使う家庭に適しています(オール電化住宅以外も対象)。

内訳区分料金単価
基本料金最初の10kWまで1,419.40円
10kWをこえる1kWにつき416.94円
電力量料金昼間時間(最初90kWhまで)21.13円
昼間時間(90kWhをこえ230kWhまで)26.71円
昼間時間(230kWh超過分)29.82円
夜間時間15.37円

季時別電灯PS

季節(夏季・その他季)と時間帯(ピーク時間・昼間時間・夜間時間)によって料金が変わるプラン。主に電気使用量の多い家庭や事業所が対象です。

内訳区分料金単価
基本料金最初の10kWまで1,419.40円
10kWをこえる1kWにつき416.94円
電力量料金ピーク時間51.96円
オフピーク時間(最初90kWhまで)20.41円
オフピーク時間(90kWhをこえ230kWhまで)25.80円
オフピーク時間(230kWh超過分)28.81円
夜間時間15.37円

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関西電力のおすすめプランは?

plan

電気料金プランを選ぶ際は、以下のような複数のポイントを比較し、総合的に勘案することが大切です。

電気料金プランの比較ポイント

料金設定:
自宅の契約アンペア数や想定使用量を確認し、基本料金と従量単価のバランスを見ます。使用量が少ない世帯は基本料金の低いプラン、使用量が多い世帯は従量単価の安いプランを検討します。

サービス内容:
電気とガス、電気とインターネットサービス、または動画配信サービスなどをセットで契約することで、料金が割引されるプランがあります。複数のサービスを一括で管理できる利便性や、総合的なコスト削減を考慮します。

住宅設備:
エコキュートや電気温水器、電気自動車の充電などの設備がある家庭には、夜間料金が安く設定されているプランが適しています。夜間の電力使用割合を把握し、時間帯別料金プランの有利性を考慮します。

使用量:
一人暮らしや共働き世帯と、大家族や在宅時間が長い世帯とでは、電気の使用量が大きく異なります。自宅の使用量を把握し、それに最も合ったプランを選ぶことで、電気代の削減を考慮します。

これらの観点をもとに、生活スタイルと住宅環境に最も適したプランを選択することが重要です。また、季節による使用量の変動も考慮に入れ、年間を通じて効率的なプランの選択を心がけるべきです。

世帯人数別おすすめプラン

具体的なおすすめプランは諸条件により異なりますが、ここでは「1人暮らし」と「4人家族」に適したプランを考えてみます。

1人暮らしにおすすめプラン

1人暮らしの場合、「従量電灯A」がおすすめです。基本料金が低く設定されているため電気使用量が少ない場合でも負担が少ないです。また、使用量に応じた料金体系で電気をあまり使用しない1人暮らしに適しています。

なお、昼間(特に13時〜16時)の電気使用量が少ない場合は「eスマート10」、電気とガスをセットで契約する場合は「なっトクでんき」も検討する価値があります。

4人家族におすすめプラン

4人家族の場合、「eおとくプラン」がおすすめです。基本料金は高めだが、従量料金が割安に設定されているため、電化製品や電気使用量が多い家庭に適しています。

なお、夜間に電力を多く使用する家庭や、エコキュートなどの機器を使用している場合は「はぴeタイムR」を検討すべきです。オール電化住宅で4人家族の場合、時間帯別料金制のプランが特に有利です。

このように、世帯人数別や使用量、使用時間に合わせて最適なプランを選択することが重要です。また、関西電力以外の電力会社のプランも比較検討することで、さらにお得な選択肢が見つかる可能性もあります。

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関西電力の値上げについて

関西電力は2024年の電気料金の値上げを発表しています。具体的な金額としては、6月請求分は前月比で約400円の上昇が見込まれています。

値上げの主な原因は以下の通りです。

電気料金の値上げの要因

政府の補助政策終了:
2024年6月に政府の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」が終了したため、電気料金が上昇しました。

再エネ賦課金の値上げ:
再生可能エネルギーの利用促進に伴う賦課金の増加が、電気料金の上昇に寄与しています。

託送料金の値上げ:
送配電網の使用料である託送料金の見直しが行われ、これが電気料金に反映されています。

燃料費調整:
原油やLNG(液化天然ガス)、石炭などの燃料価格の変動に伴い、燃料費調整単価が変更されています。

なお関西地方の電力市場データを見ると、2022〜2024年の電力単価の推移は以下のとおりです。

関西地方の電力単価の推移

引用:新電力ネット

このように、電力単価は2024年に値上がりが続いていますが、2022年と比べるとかなり抑えられています。これは、2022年に始まったロシアのウクライナ侵攻をきっかけに世界中で電気代が高騰したためです。

電気代を節約するコツ

tips

電気代を節約するためのコツを以下にまとめました。これらの方法を実践することで、家庭の電気使用量を効果的に減らすことができます。

コツ①節電対策

節電対策で重視する点は2つあります。

一つは、省エネ家電の活用です。冷蔵庫、照明、テレビ、エアコンなど、電力消費の多い家電を省エネタイプに替えることで、大幅な節電が可能です。省エネ家電の判別については「省エネラベル」を参考にすると分かりやすいです。

もう一つは、家電の使用方法の見直しです。以下に主な注意点をまとめました。

エアコン:適切な温度設定(夏28℃、冬20℃)、定期的なフィルター清掃

冷蔵庫:適切な温度設定、詰めすぎない、開閉を最小限にする

照明:LED電球への交換、こまめな消灯

テレビ:画面の明るさ調整、見ていない時はこまめに電源オフ

なお、家電別の節電対策について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
エアコンの電気代を大幅に削減!家計にやさしい省エネ術

冷蔵庫の電気代はどれくらい?消費電力量や省エネ性能、節約方法について解説

テレビの電気代はいくら?おすすめの節約方法や省エネテレビの選び方も紹介

コツ②料金プランの比較検討

複数の電力会社の料金プランを比較し、自身の条件に最適なプランを選択をすることで、電気代の削減につながります。大手の電力会社だけでなく、ぜひ新規参入の会社にも目を向けてみてください。競争力のある料金設定を行っていることが多く、切り替えを検討する価値があります。

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※エネピのユーザー様の削減実績データから算出した金額です
※3~4人暮らしの場合の金額です

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まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

関西電力のおすすめのプランとは?
世帯人数や使用量、使用時間に合わせて最適なプランを選択することが重要です。例えば1人暮らしの場合は「従量電灯A」「eスマート10」「なっトクでんき」など、4人家族の場合は「eおとくプラン」「はぴeタイムR」などがおすすめです。
関西電力の値上げの理由とは?
電気料金の値上げの理由は一つではありません。政府の補助政策終了や再エネ賦課金の値上げ、託送料金の値上げや燃料費調整などの複数の要因によって、関西電力を含む多くの電力会社は値上げを行っています。
電気代を節約する方法とは?
電気代を節約するコツは大きく分けて2つ、「節電対策」と「料金プランの比較検討」です。節電対策では省エネ家電の活用や、家電の使用方法の見直しが有効です。料金プランの比較検討では、大手の電力会社だけでなく新規参入の会社にも目を向けてみることが大切です。

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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。