テレビは、エアコンや冷蔵庫、照明器具と並んで、消費電力が比較的大きい家電の一つです。
今回は、そんなテレビの電気代や節約方法について詳しく見ていきましょう!
【検証】テレビの電気代はいくら?
【時間別】テレビの電気代
まず、テレビの電気代の目安を「時間別」で見てみましょう。
時間は、1日・1カ月・年間で区切ります。
なお、1日の視聴時間は6時間とします。
1日 | 1カ月 | 年間 | |
---|---|---|---|
電気代 | 約8.5円 | 約256円 | 約3,120円 |
このように、テレビを1日6時間視聴した場合、1カ月の電気代は約256円です。
ただし、テレビの電気代はテレビのサイズや種類によって異なります。
ちなみに今回は、32型液晶テレビで計算しています。
【画質別】テレビの電気代
続いて、テレビの電気代の目安を「画質別」で見てみましょう。
今回は液晶・有機EL・プラズマの3種で、年間の電気代を比較します。
なお、テレビサイズは50型とします。
液晶 | 有機EL | プラズマ | |
---|---|---|---|
電気代 | 約3,540円 | 約3,780円 | 約4,160円 |
このように、電気代が一番高いのはプラズマテレビという結果になりました。
ちなみに以前は、有機EL > プラズマ > 液晶の順に高いのが一般的でした。
しかし、プラズマテレビは多くのメーカーで生産終了しているため、過去モデルしか残っていません。そのため、有機EL・液晶テレビの最新モデルと比較すると、このような結果となるのです。
なお電気代はメーカーや機種によって異なるため、こちらの金額はあくまで参考としてください。
テレビの電気代の計算方法
テレビの電気代の計算式は以下のとおりです。
消費電力はテレビの種類やサイズによって異なります。また、1kWhあたりの電気料金は電力会社やプランによっても変わります。
自宅のテレビの消費電力と電気料金単価を調べて、計算してみてください。
テレビの年間消費電力の計算方法
テレビの年間消費電力は、テレビの種類やサイズ、使用時間などによって異なります。
一般的には、画面サイズが大きくなるほど、また複数の機能を備えるほど年間消費電力量は大きくなります。
年間消費電力量の計算式は以下のとおりです。
例えば、テレビの消費電力が50Wとすると、1日4.5時間使用した場合の年間消費電力量は以下のとおり。
なおテレビの消費電力や年間消費電力量は、製品のラベルや説明書に記載されていることが多いので確認してみてください。
テレビの電気代を安くする節約方法5選!
「テレビの消費電力を抑えたい!」
「テレビの電気代を安くしたい!」
そんな方のために、必ずおさえておくべき節約方法を5つ紹介します。
テレビを見ない時は電源を切る
テレビを消す時は、リモコンではなくテレビの主電源を切ることで待機電力をなくすことができます。また長時間使わない場合は、テレビの主電源を切りコンセントから抜くことでさらに節電が可能です。
音量や明るさを下げる
音量や画面の明るさを上げるほど、消費電力は上がります。
テレビ画面についたホコリをこまめに掃除する
ホコリが付くと熱がこもりやすくなり、消費電力が増えます。
自動で電源オフになる機能を使う
テレビにはタイマー機能やスリープ機能が付いているので、テレビを見ながら寝てしまう人はそれらを活用しましょう。
省エネモードを利用する
省エネモードに設定すると、画面の輝度や消費電力を自動的に調整してくれます。
テレビは「省エネ性」で選ぼう!
テレビ選びにおいて省エネ性を重視すると、次のようなメリットがあります。
- 電気代を節約できる
- 地球環境にやさしい
- 性能や機能も優れている
省エネ性の高いテレビは消費電力が少ないので、長く使っても電気代が安くなります。例えば2020年の液晶テレビは、10年前と比べて年間消費電力量が約40%も削減※されています。
また省エネ性の高いテレビは二酸化炭素の排出量も少なくなるので、地球温暖化の防止に貢献できます。日本では、テレビの消費電力は家庭全体の約5%を占めています。
また省エネ性の高いテレビは、省エネだけでなく、画質や音質、操作性や快適性も向上しています。最新のテレビでは、4Kや8Kの高画質やHDRの高コントラスト、AIや音声認識などの便利な機能が搭載されています。
省エネ性の高いテレビの選び方
省エネ性の高いテレビを選ぶにあたり有用な基準となるのが、資源エネルギー庁が管理する「省エネラベル」です。
省エネラベルは、テレビの省エネ性能や年間消費電力量、1年間使用した場合の目安電気料金などを表示しています。これらの情報を見比べることで、電気代や環境への影響を考慮したテレビ選びができます。
なお省エネラベルは省エネ性能の差がより細かく分かるように、各製品を1.0~5.0の41段階(小数第一位まで含む)で評価しています。
おまけ-家庭のガス代を安くする方法
ところで、電気代とあわせてガス代も節約してみませんか?
ここでは、プロパンガス料金をぐっと抑える方法を紹介します。
実はプロパンガスは、電気や都市ガスと比べて、供給側の料金設定に散らばりがあります。
そのため、供給側のガス会社を切り替えるだけで、料金を大幅に下げられる可能性があるのです。
プロパンガスが高い!とお悩みの方は、ぜひ検討してみてください。
ガス会社を切り替える方法
ガス会社は多数存在するため、「どのガス会社に切り替えればいいの?」と悩まれるかもしれません。
そんなときは、プロパンガス料金比較サービスを利用してみてください。
ちなみに当社が運営するenepiは、日本唯一の、WEB上で複数のプロパンガス会社の料金プランを比較できるサービスです。
「安いガス会社に切り替えたいけど、なるべく手間はかけたくない……」
そんな方は、ぜひenepiを活用してみてください。
まとめ
ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。
テレビの電気代の目安はいくら? |
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テレビの電気代の目安は、1日6時間視聴した場合、1カ月あたり約256円です。ただし、テレビの電気代はテレビのサイズや種類によって異なります。 |
テレビの電気代の節約するにはどうすればいい? |
テレビの基本的な節約方法は次の5つです。①テレビを見ない時は電源を切る、②音量や明るさを下げる、③テレビ画面についたホコリをこまめに掃除する、④省エネモードを利用する、⑤自動で電源オフになる機能を使う。 |
テレビの省エネ性を見比べる方法は? |
省エネ性の有用な判断基準は、省エネラベルです。省エネラベルは、テレビの省エネ性能や年間消費電力量、1年間使用した場合の目安電気料金などを表示しています。 |
最後に、自宅の電気代が高いとお困りの方に朗報です。
enepi(エネピ)が提供する『電気料金比較サービス』が、あなたの使い方に合わせた最適なプランをご提案し、自宅の電気代節約を実現します。
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