関西電力が提供する、深夜電力とは
「深夜電力」とは、関西電力が提供している電気料金メニューの一つです。
深夜の電気を使用するタイプの電気温水器等を利用する方むけのプランとなります。深夜の規定された時間内にのみ、電気を利用する機器が対象です。
※本契約では規定時間以外の時間に電気を利用することはできません。一般的には、従量電灯と組み合わせての契約となります。
契約電力に応じて、3つのタイプの契約プランがあります。
深夜電力A
電気料金が定額制で、総入力が0.5kW以下の方向けのプランとなります。
深夜電力B
電気料金が従量制で、総入力が50kW未満の方向けのプランとなります。
第2深夜電力
電気料金が従量制で、総入力が50kW未満の方向けのプランとなります。
深夜電力Aの電気料金
契約電力は、0.5kW固定となります。料金は定額制で以下となります。
1契約:1,500.44(円、税込み)※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。
深夜電力Bの電気料金
契約電力は、使用する機器の総入力によって決定されます。ただし、電熱負荷設備以外の機器が含まれる場合、それらの入力量を「低圧電力」に準じて決定した値とし、電熱負荷設備の総入力との合計値で決定します。また、契約電力は、最低1kW以上となります。
基本料金 :313.20(1kW単位、円、税込み)
電力量料金: 13.10(1kWh単位、円、税込み)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。
なお、通電制御型(マイコン型)夜間蓄熱式機器を利用する場合、深夜電力Bの料金単価で算定した金額からその10%が割引されます。また、電気を全く使用しない場合(使用電力量が0kWh)の基本料金は半額となります。
第2深夜電力の電気料金
契約電力は、使用する機器の総入力によって決定されます。ただし、電熱負荷設備以外の機器が含まれる場合、それらの入力量を「低圧電力」に準じて決定した値とし、電熱負荷設備の総入力との合計値で決定します。また、契約電力は、最低1kW以上となります。
基本料金 :216.00(1kW単位、円、税込み)
電力量料金: 12.28(1kWh単位、円、税込み)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。
関西電力の深夜電力で電気料金がお得になる利用者タイプ
深夜の電気を使用して電気料金を節約するタイプの電気温水器等を利用する家庭向けのプランです。電気を使用できる時間帯が限られているため、それを想定した専用の機器を使用するケースで本プランを利用できます。
深夜の電気を使用するタイプの電気温水器等を使用している場合は、現在の従量電灯契約+その機器用に本プランを適用することで、電気料金を抑えることが可能です。
使用する電気機器のタイプにより、電気料金が定額制か従量制かに区分されます。
また、料金が従量制で電気を利用できる時間帯が異なる深夜電力B(23時~7時)と第2深夜電力(1時から6時)で料金単価を比較すると、第2深夜電力の方が安くなっています。第2深夜電力が選択可能な方は、第2深夜電力を選んだ方がよりお得になるでしょう。
このほか、特殊な機器用の料金プランには以下のようなものがあります。合わせてご参照ください。
低圧季時別電力
低圧蓄熱調整契約
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