ガスの検針票とは

検針票とは、毎月ガス会社から送られてくるガスの利用明細のことです。
当月請求分のガスの使用量と、それに応じた請求金額が記載されているのが一般的です。

なお、検針票は、ガス会社によって呼び方が違う場合があります。
「検針票兼請求書」「ガスご使用量のお知らせ」など様々ですが、内容に大きな違いはありません。

ガスの検針方法

検針方法は、大別すると「訪問検針」と「電話(オンライン)検針」の2種類があります。

訪問検針は、契約者の方の家を訪問し、ガスメーターに指示数からガスの使用量をチェックする方法です。
かつてのプロパンガス業界では、圧倒的にこちらの検針方法が一般的でした。

一方、電話(オンライン)検針は、電話回線を利用した通信でガスメーターの数値を読み取り、ガスの使用量を確認する方法です。
検針員のコストを削減できることもあり、こちらの検針方法を導入しているガス会社は年々増えてきています。

ガス料金の計算方法

月々のガス料金は、{基本料金+(従量単価×使用量)}×消費税率で計算されます。

基本料金とは

基本料金とは、ガスの使用量に関わらず定額でかかる費用です。
一切ガスを利用しなかった場合でも、契約期間中は毎月必ず請求があります。

プロパンガスの基本料金は、2000円前後が相場とされています。

従量単価とは

従量単価とは、ガス1㎥あたりの価格のことです。
従量単価に使用量(㎥)をかけ合わせると、従量料金を算出することができます。
プロパンガスの場合、600円~800円ほどで設定されているケースが多いです。
なお、使用量に応じて適用される従量単価が変動する「スライド方式」と呼ばれる料金制度もあります。

プロパンガス(LPガス)の場合、ガス会社ごとにガスの価格を自由に設定することができます。
そのため、契約しているガス会社が異なると、料金プランも大きく異なります。

一方、都市ガスの場合は価格設定に国の規制があるため、会社ごとの価格設定の幅は大きくありません。

プロパンガスの従量単価の変更は、「原則ホームページや検針票などで確認できるようにすること」と定められています。
しかし徹底はされておらず、何の通知もないままにプロパンガス料金が値上げされていた、ということが度々起こっているのが実情です。

ガスの検針日はいつ?

以上で、ガス検針の概要はお分かり頂けたかと思います。

では、ガスの検針はいつ行われるのでしょうか。
また、検針日や時間を指定することは可能なのでしょうか。

結論から言うと、ガスの検針日を指定することはできません。

検針日は、毎月届く「ご使用量のお知らせ」(検針票)に記載されている次回検針予定日のとおりになっています。

また、ガス会社は地理的に近いエリアを同日に検針するため、契約者側で検針日を決めることは基本的にはできないようです。

プロパンガス(LPガス)の検針票の見方

プロパンガス(LPガス)の検針票の見方

①ガスご請求月

何月分の請求金額なのかが記載されています。

②ガスの使用量『㎥』(りゅうべい/りっぽう)

ガスの使用量に使われる単位として、『㎥(立米[りゅうべい])』が使われます。

一般的に家庭用に設置されているガスボンベ(20kg)の場合、プロパンガスは約10.18㎥入っています。

検針票に記載されているこのガスの数値は使用期間の間に使用されたガスの量が示されていますが、使用量の単位である「㎥」が記載されていない場合もあります。

通常、「今回指針」から「前回指針」を差し引いた値で示されます。

③ご請求金額

①に記載された期間のご請求金額です。

④指針数

「今回指針」から「前回指針」を差し引いた値が②の使用量になります。

⑤料金プラン

基本料金と従量料金で構成されています。
従量料金÷使用量=従量単価となり、㎥あたりの金額がわかります。

上記例:12,012円÷39㎥=308円/㎥

⑥電気料金

プロパンガスと電気のセットプランを利用している場合には、ガスの検針票に電気料金の記載がされる場合があります。

プロパンガスの検針票を見るときの注意

この検針票は代表的な例です。

基本料金と従量料金を明確に表示し、従量料金単価も使用料別に分類して記載している極めて良心的なプロパンガス(LPガス)販売会社もあります。

一方で、名前・検針日・使用量・請求額といった最低限の記載しかされていない検針票を取り扱っているプロパンガス(LPガス)販売会社も数多く存在しています。

特に基本料金と従量料金は、請求額を提示する上で重要な数字であるにも関わらず、まったく記載しない会社も存在します。

基本料金と従量単価は記載されていないと、他の会社と比べて高いのか安いのか比較することが出来ません。

実は料金設定が高額と知らずにガス会社と契約を続けてしまうのが、プロパンガス(LPガス)業界の問題の一つなのです。

また、ガスボンベの初期設置費や管理費などを別枠で上乗せして請求しているガス会社も見受けられます。

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プロパンガス料金が高すぎるときの対処法

ご自身の検針票を確認してみていかがでしょうか。

「ガスの請求額が高すぎる!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

プロパンガスの請求額が高い理由として、「使用量が多すぎる」「ガスの料金プランが高すぎる」という2つの理由が考えられます。

ご自身のガス代が高い理由がどちらなのかを判断するには、現在契約中のガス会社の料金プランと、お住まいの地域の平均価格を比較する必要があります。

上記の計算式を基に、ご自身が契約中のガス会社の料金プランを算出してみましょう!

そして、お住まいの地域のガスの平均価格は、以下のページから確認してください!
>>都道府県別プロパンガス料金一覧

ちなみに、日本の主要都市の平均ガス代は以下の通りです。

    
地域 一月のプロパンガス料金
夏季 冬季
北海道 5,497円 6,683円
宮城県 6,361円 12,844円
東京都 6,861円 11,648円
愛知県 5,340円 10,658円
大阪府 6,659円 11,627円
広島県 4,815円 11,430円
福岡県 4,698円 10,421円

出典:日本エネルギー経済研究所石油情報センターのデータを基にエネピが独自で算出


現在利用中の料金プランとお住まいの地域の平均とを比較してみて、平均より安い場合には「使用量が多すぎる」が原因として考えられます。

逆に、明らかに料金プランが高い場合には、「契約中のガスの料金プランが高すぎる」が理由として考えられます。

ガスの使用量が多すぎる場合の対処法

ガスの使用量が多すぎる場合、「ガスの節約を心がけること」「相場よりも安いガス会社へ切り替える」という対処方法があります。

ガスの節約には、ぜひ以下の記事をお役立てください!
ガス代を節約して半額に!?今すぐできる【16の極意】をご紹介

相場よりも安いガス会社へ切り替える場合には、お住まいの地域にガスを供給しているガス会社の料金プランの比較が必要になります。

しかしプロパンガス会社の場合、ホームページで料金が公開されていないことが多いです。
そこでおすすめしたいのが、ガス会社の料金比較サービスです。
当社が運営するenepiを利用すれば、複数のガス会社の料金プランを、WEB上で手軽に比較できます。
ぜひ以下のボタンから試してみてください!

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ガスの料金プランが高すぎる場合の対処法

契約中のガス料金プランが高すぎる場合、使用量の節約を心がけても、努力に対して得られる結果が見合わない可能性が高いでしょう。

それよりも、ガス会社を切り替えて、今よりも安い料金プランでガスを使用するべきです。
ガス会社の切り替えは、費用もかからず、節約効果もより期待できるでしょう。

ちなみに、「ガス会社を切り替えたら一体いくら安くなるの?」と疑問をお持ちでしたら、以下ボタンの料金シミュレーションをご利用ください。
今のガス料金からいくら安くできる見込みがあるのか、瞬時に算出することができますよ!

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都市ガスの検針票の見方(東京ガスの場合)

都市ガスの検針票の見方(東京ガスの場合)

①お客様番号

ガス会社が、契約者ごとに独自に割り振った番号です。会社へ問い合わせをする際には、基本的にお客様番号を伝えます。

②使用者情報

ガス使用者の名前・使用場所の住所などを記載しています。

③検針年月

何月分の検針であるかがわかります。

④今回検診日・ご使用期間・ご使用日数

該当月分のガス使用量や、今回の検針時のガスメーターの指示数・前回の検針時のガスメーターの指示数が記されます。

⑤次回検針予定日

次の検針予定日が定められています。

⑥前年同月ご使用量・前月ご使用量

前年の同月のガス使用量、前月の使用量も確認できます。

⑦口座振替予定日

支払い方法が口座引き落としの場合には、口座振替予定日が記載されます。
クレジットカード払いの場合は「クレジット払い」、払込書による支払いなら「払込み」と書かれています。

⑧ご契約種別

契約者の契約種別(一般ガス供給約款の方は「一般契約」)が記載されます。

⑨請求予定金額・料金内訳

該当月分の基本料金・従量料金・請求予定金額がチェックできます。

契約種別・その他諸条件によって、請求予定金額が表示されないこともあります。

前月分の請求繰越分、延滞利息、ガス料金以外の合算料金、割引内容、床暖賃貸設備料金などの詳細がわかります。

例えば、東京ガスで口座振替契約をしている家庭では、口座割引額は54円(税込)です。

⑩当月適用単位料金・翌月適用単位料金

ガスの使用量から算定された、該当月の適用料金表・単位料金、翌月分のガス料金に適用される従量単価料金が明示されます。

⑪口座振替済領収書

口座引き落としで支払う契約者に対して発行される、前月分以前の口座振替領収証です。
ただし、口座振替の方でも領収証を別途郵送されている場合には記載されません。


ガスメーターの見方

ガスメーターの見方

ガスメーターの見方はとても簡単で、そのまま左から数値を読み取るだけです。


ガスメーターの表示部分には、4~5桁の数字が横に並列する表示パネルがあります。

右側にやや小さな2~3桁の数字も表示されるメーターが最も多いですが、これはガスを1㎥未満使用したときの端数です。

都市ガスでは一般的に、1㎥未満の数値は切り捨てるため、実際に検針員が確認するのは左側の4~5桁の数値です。

プロパンガス(LPガス)の場合は、0.1㎥未満の数字を切り捨てるため、端数である下1桁まで読み取ることが多いようです。


月々のガス料金の算出時には、今回の検針日にガスメーターに示された数値から前回検針日の数値を差し引くことで、今月分のガス使用量を算出します。

何らかの理由で検針時にガスメーターの数値が読み取れなかった場合には、ガス使用料は過去の使用実績を参考に推定して請求されることもあります。


ガスの検針票が届かない場合

ガスの検針票が来ない場合どうしたらいいのでしょうか。

そもそも、ガスの検針票は毎月必ず届くものなのでしょうか。


東京ガスのホームページによると、ガスメーターの検針は原則月一回。検針時に「ご使用量のお知らせ」いわゆる検針票を届けているそうです。

検針票が届かない場合、東京ガスをご利用でしたら、お客さまセンター(0570-00-2211)に問い合わせてみましょう。

プロパンガスをご利用の方は、契約中のガス会社へ問い合わせてみてください。

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Step2

どちらでガスを使用しますか?

まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

ガスの検針票とは何ですか?
検針票とは、毎月ガス会社から送られてくるガスの利用明細です。当月の請求金額と、ガスの使用量が記載されているのが一般的です。
ガスメーターや検針票を見るときの注意点はありますか?
まず基本料金と従量料金の記載があるか確認しましょう。基本料金と従量料金は、請求額を提示する上で重要な数字であるにも関わらず、記載しないガス会社も少なくありません。また、ガスボンベの初期の設置費や、管理費などを別枠で上乗せして請求されている場合もあるので注意しましょう。
プロパンガス料金が高すぎるときの対処法はありますか?
プロパンガス料金を下げる方法は、「ガス使用量を節約する」か「ガス会社を切り替える」かの2つです。とくにガス料金が高すぎる場合は、ガス会社の切り替えによって今よりも安い料金プランを契約するとよいでしょう。

プロパンガス(LPガス)と都市ガス、それぞれの検針票の見方について紹介してきました。

検針票をよく理解していれば、ガス料金を値上げされた場合でも、すぐに気がつけるはずです。

もし、検針票を確認していて「ガス代が高いな」とお悩みでしたら、お住まいの地域のガス料金相場と比較してみましょう。

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