auユーザーの皆さまなら、「auでんき」という選択肢があることをご存知かと思います。ただ、「auでんきは高いのでは?」という声も聞かれます。そこで今回は、auでんきと他社の料金比較や、auでんきのメリットとデメリットについて解説します。auでんきに興味がある、または疑問や不安がある場合はぜひ参考になさってください。

この記事のポイント

  • auでんきは日本全国で利用できる新電力の一つで、auの他サービスとの連携や特典が大きなメリットです。
  • auでんき(プランM)は、地域電力会社の規制料金(従量電灯)と全く同じ料金計算ロジックで請求が行われます。

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auでんきの基本情報

auでんきの基本情報

auでんきは、KDDI株式会社が提供する電力サービスです。電力自由化により、電力会社を消費者が自由に選べるようになり、KDDIはその一環として通信サービスの提供に加え、電力供給も行っています。

電力自由化は、2016年4月に開始された制度で、従来の地域独占型の電力供給体制から、消費者が自分で電力供給会社を選べるようになりました。この改革により、新規参入企業(新電力)が出現し、KDDIのような通信会社も電力市場に参入することが可能となりました。

auでんきは、auの携帯電話やインターネットサービスを利用している顧客に、電気料金の割引やポイント還元といった特典を提供しています。

またauでんきは、再生可能エネルギーの利用やCO2排出量削減を推進する取り組みを行っています。例えば、「auでんき ecoプラン」を通じて、再生可能エネルギーの比率を高める選択肢を提供しており、環境への配慮を意識したサービスを展開しています。

auでんきの供給エリア

auでんきは、日本全国で提供されています。ただし、具体的な供給エリアは各電力会社のサービスエリアに準じます。全国のほとんどの地域で利用可能ですが、一部の離島や特定の地域では利用できない場合があります。

auでんきの申し込み方法

auでんきの申し込みは、以下の方法で行うことができます。

Webサイトからの申し込み:
auでんきの公式サイトにアクセスし、オンラインフォームに必要事項を入力することで申し込みが可能です。

電話での申し込み:
KDDIのカスタマーサポートに電話して、オペレーターに申し込みを依頼することもできます。

auショップでの申し込み:
全国のauショップで、店頭スタッフに相談しながら申し込みを行うことができます。

なお申し込みには、現在利用している電力会社の検針票や、KDDIが提供する通信サービスの情報が必要になる場合があります。

auでんきの口コミ、評判

auでんきに関する利用者の声は様々です。

【良い評判】
・auスマートフォンとのセット割引が魅力的
・ポイント還元が充実している
・申し込み手続きが比較的簡単

【改善を求める声】
・一部のユーザーが期待したほど電気代が下がらなかったと報告
・カスタマーサポートの対応に改善の余地があるという意見
・料金プランがやや分かりにくいという声

このように、総じてauの他サービスとの連携や特典を評価する声が多い一方で、料金プランに関しては個々の利用状況によって評価が分かれる傾向にあります。

auでんきに関するトピック

続いて、auでんきに関する最近のトピックをお届けします。

オール電化住宅向け新プラン提供開始(2025年10月1日)

auでんきが、関東・中部・関西エリアでオール電化住宅専用のプランを新たに開始。これまで加入できなかったオール電化ユーザーが対象で、電気料金と携帯電話料金のまとめ払いが可能になり、auでんきアプリで30分単位の使用量確認や料金予測機能が利用できます。電力自由化の進展で、auユーザーの利便性を高める狙いです。SNS上でもこのニュースが共有されており、切り替え検討の声が見られます。

家計応援キャンペーン:新規申し込みで最大5,000円割引(2025年10月時点)

WEB限定で新規申し込み時に5,000円相当のau PAY残高還元を実施中。さらに、au/UQモバイルユーザー向けに「2ヶ月目の電気代から最大5,000円割引」の家計応援キャンペーンも継続。電気代直接割引は珍しく、ポイント還元中心の従来キャンペーンからシフトしています。なお、au/UQモバイルユーザーは自宅セット割でスマホ料金の月額最大1,100円割引も可能です。

【料金改定】沖縄エリアで値上げ、新プランへの移行を案内

沖縄電力エリアでは、2025年10月利用分から料金が一部改定され、最低料金が330円(税込)値上げされます。これに伴い、値上げの影響を受けない新プラン(沖縄D2/Pプラン)への移行手続きが案内されています。沖縄エリアでauでんきをご利用中、またはご検討中の方は公式サイトでのご確認をおすすめします。

auでんきの評判・口コミを徹底調査

電力会社を切り替える上で、実際に利用している方の「生の声」は非常に重要な判断材料となります。しかし、インターネット上には様々な情報が溢れており、どの口コミを信じれば良いか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでエネピでは、auでんきの利用者を対象に独自のアンケート調査を実施しました。個人の体験に基づいたリアルな声を通じて、auでんきの実態に迫ります。

【調査概要】

  • 方法:インターネットアンケート調査
  • 対象:auでんきを現在契約している、または過去に契約していた全国の20代~60代の男女

口コミ①:定期的にガチャも回せてポイントもGETできるので乗り換えてよかったと思います!(長野県・1人世帯)

使用量:199.82kWh
請求額:6,381円
満足度:★★★★☆(4.0)
良かった点:auからUQモバイルに変える時に、賃貸でも電力会社を変えられることを教えてもらい、支払いでポイントを貯めることもできてメリットが多いと思いauでんきに乗り換えました! 今のところ猛暑でエアコンつけっぱなしにしているけどそこまで電気代がかかっているイメージでもないし、定期的にガチャも回せてポイントもGETできるので乗り換えてよかったと思います!
悪かった点:アプリをインストールするのが必須のようで、それがないと電気の使用料など確認できない。どこかのサイト(Myauとか)でまとめて確認できたら、むやみやたらとアプリをインストールする手間やスマホの中がごちゃごちゃしないで済むのになぁ…と思います。

口コミ②:セット割引が適用されるため、トータルの通信費や光熱費を抑えられるのも魅力です。(兵庫県・3人世帯)

使用量:503.6kWh
請求額:15,751円
満足度:★★★☆☆(3.2)

良かった点:まずアプリで電気の利用状況や料金をリアルタイムに確認できる点が挙げられます。電気の使いすぎを防ぐ目安になり、節約意識を高められるのは大きなメリットです。また、利用に応じてPontaポイントが貯まる仕組みがあり、日常の買い物やサービスに還元できるのも嬉しいポイントです。さらに、au携帯やインターネットとのセット割引が適用されるため、トータルの通信費や光熱費を抑えられるのも魅力です。電気の「見える化」とお得なポイント還元、そしてauサービスとの連携による割引という三つのメリットが揃っているため、家計に優しく使い勝手の良いサービスだと感じます。
悪かった点:大きな不満はほとんどありませんが、強いて挙げるとすればポイント還元の面です。利用料金に応じてPontaポイントが貯まる仕組みは便利でお得感もありますが、他のサービスと比較するとポイント付与率がやや控えめに感じることがあります。特に電気は生活に欠かせない固定費であり、毎月必ず発生する出費だからこそ、もう少しポイントが貯まりやすければさらに魅力が増すと考えられます。小さな不満点ではありますが、日常的に使うサービスだからこそ、還元率が高まれば利用者の満足度はより向上するでしょう。

口コミ③:電気の使用量や現在のところの請求料金がリアルタイムで分かり、節電意識が高まる。(東京都・4人世帯)

使用量:463kWh
請求額:16,339円
満足度:★★★★★(4.6)
良かった点:アプリがとても使いやすい。電気の使用量や現在のところの請求料金がリアルタイムで分かり、節電意識が高まる。スマホもauを契約していて、auカードを使っているのでポイントがたまりやすい。電力会社の切り替えもスムーズだった。
悪かった点:電気料金のお得感が薄い。他の電力会社と比べて安いか、というとそこまででもない気がしている。アプリにau関連サービスのお知らせなど、余計な情報が多すぎる。その情報は見ないようにしているが、ゴチャゴチャしている感じは否めない。

口コミ④:Pontaポイントが月200円くらい貯まるから、コンビニでコーヒー買うのに使えてお得感あります。(神奈川県・2人世帯)

使用量:280kWh
請求額:7,800円
満足度:★★★☆☆(3.4)
良かった点:
auでんきに変えてから、auの携帯料金とセットでポイントが貯まるのが地味に嬉しいです。以前は別の電力会社を使ってたけど、auユーザーだったからまとめたくて2年前に切り替えました。ウェブサイトのマイページが使いやすくて、毎月の使用量や料金の推移がグラフでパッと見られるのが便利。請求額も前の会社と比べてそこまで変わらないけど、Pontaポイントが月200円くらい貯まるから、コンビニでコーヒー買うのに使えてお得感あります。
悪かった点:コールセンターに1回問い合わせたとき、ちょっと待たされたのが気になりました。平日の昼間に電話したんだけど、10分くらい保留で、仕事の合間にかけ直す羽目になったんですよね。対応自体は丁寧だったけど、すぐ繋がる方が助かる。あと、料金プランがシンプルなのはいいけど、もう少し節約向けのプランとか、夜間安いプランとかあればいいなって思いました。2人暮らしだと電気使用量が多くないから、プラン選んでも節約効果がイマイチ実感しにくいです。アプリで通知してくれるのは便利だけど、たまにメンテナンスでサイトが見られないときがあって、タイミングが悪いとちょっとイラッとします。

口コミ⑤:電気料金をスマホ代とまとめることができるため、支払いや管理が楽になりました。(大阪府・5人世帯)

使用量:436kWh
請求額:13,516円
満足度:★★★★☆(4.0)

良かった点:auでんきアプリで電気使用量を簡単に確認することができるところです。アプリから毎日の電気使用量を確認できるようになっているため、自分の節電意識を高めることができており、少しでも、家計の負担を軽くすることができているなと感じています。さらに、電気料金をスマホ代と一緒に請求にまとめることができるため、支払いや管理が楽になりました。
悪かった点:大手電力会社からauでんきに切り替えしたのですが、auでんきには夜に電気を多く使用する家庭向けのプランはなく、子供たちも大きくなってきており、夜に電気を使うことが増えてきているので、夜に電気を多く使用するプランがあったら良いのになと感じています。

総評

auでんきは、Pontaポイントを貯めているau・UQモバイルユーザーにとってメリットの大きい電力サービスであり、特に専用アプリによる「電力の見える化」が節約意識の向上に繋がっている点が高く評価されています。一方で、電気料金そのもののお得感や、多様な料金プランを求めるユーザーからは、物足りなさを指摘する声も見られました。

良かった点(高評価の傾向):

  • アプリの使いやすさ: リアルタイムで電気使用量や料金を確認できるため、節電意識が高まる。グラフ表示で料金の推移が見やすいなど、操作性・視認性ともに評価が高い。
  • ポイント還元・通信費との連携: 利用に応じてPontaポイントが貯まり、日常の買い物などに使える。au携帯・インターネットとセットにすると割引やポイント優遇があり、通信・光熱費の一体管理に便利。au PAYカード利用者はポイント効率がさらに良くなるという体感も。
  • 契約や切り替えのしやすさ: 賃貸でも契約可能で、他社からの切替がスムーズ。支払いをスマホ代とまとめられることで、家計管理がシンプルになる。
  • 総合的なお得感: 料金自体は標準的だが、ポイント分で「実質的な得」を感じるユーザーが多い。定期的なアプリ内ガチャなど、楽しみの要素もある。

悪かった点(改善を望む声):

  • アプリ依存・機能制限: アプリのインストールが必須であり、Web(My au等)で閲覧できない点に不便を感じるユーザーが一部。アプリ内にau関連の宣伝情報が多く、画面がごちゃごちゃしているという声もある。
  • 料金・ポイント還元の物足りなさ: 料金そのものは他社と比べて「明確に安い」というほどではない。Pontaポイントの還元率がやや低く、固定費としての魅力がもう少しほしいという意見。
  • 対応・サービス面: コールセンターにつながりにくい場合がある。アプリやマイページがメンテナンスで見られない時間があり、タイミングによって不便。
  • プランのバリエーション不足: 夜間使用量が多い家庭向けなど、生活スタイル別の料金プランが少ない。節電意識向上には役立つが、料金節約効果を実感しにくいという声。

auでんきの料金プラン紹介

auでんきの料金プランは、基本的には電力の使用量に応じた従量課金制であり、以下の要素で構成されます。

電気料金の構成要素

基本料金:
電力供給にかかる固定費用で、契約アンペア数(A)に応じて設定されます。契約アンペア数が大きいほど基本料金は高くなります。

従量料金:
使用した電力量(kWh)に応じて課金される部分です。使用量が多くなるほど料金単価が上がる階段式料金が一般的です。

燃料費調整額:
燃料価格の変動に応じて毎月の電気料金が調整されます。燃料費が高騰すると料金が上がる場合があります。

再エネ賦課金(ふかきん):
再生可能エネルギーの普及を促進するために設定された固定料金で、全ての利用者に一律で課されます。

それでは、具体的な料金体系について紹介します。

全国の料金プラン一覧

auでんきの料金プランは「Mプラン」と「Lプラン」の2種類から選べます(地域によってはMプランのみ)。ただし、料金体系は各地域の電力会社に準じるため、地域ごとに料金プランを確認する必要があります。

以下に、auでんきの料金プランを地域別に紹介していきます。

北海道エリア

北海道エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(北海道D)

内訳区分料金単価
基本料金10A¥366.00
15A¥549.00
20A¥732.00
30A¥1,098.00
40A¥1,464.00
50A¥1,830.00
60A¥2,196.00
電力量料金~120kWh¥32.13
121kWh~280kW¥37.85
281kWh~¥41.23

でんきL(北海道D)

内訳区分料金単価
基本料金(/kVA)-¥366.00
電力量料金~120kWh¥32.13
121kWh~280kW¥37.85
281kWh~¥41.23

引用:auでんき

東北エリア

東北エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(東北2)

内訳区分料金単価
基本料金10A¥336.00
15A¥504.00
20A¥672.00
30A¥1,008.00
40A¥1,344.00
50A¥1,680.00
60A¥2,016.00
電力量料金~120kWh¥26.92
121kWh~300kW¥33.06
301kWh~¥36.65

でんきL(東北2)

内訳区分料金単価
基本料金(/kVA)-¥336.00
電力量料金~120kWh¥26.92
121kWh~300kW¥33.06
301kWh~¥36.65

引用:auでんき

東京エリア

東京エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(東京D)

内訳区分料金単価
基本料金10A¥283.40
15A¥425.11
20A¥566.81
30A¥850.22
40A¥1,133.63
50A¥1,417.04
60A¥1,700.45
電力量料金~120kWh¥27.09
121kWh~300kW¥33.09
301kWh~¥36.80

でんきL(東京D)

内訳区分料金単価
基本料金(/kVA)-¥283.40
電力量料金~120kWh¥27.09
121kWh~300kW¥33.09
301kWh~¥36.80

引用:auでんき

北陸エリア

北陸エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(北陸D)

内訳区分料金単価
基本料金10A¥275.00
15A¥412.50
20A¥550.00
30A¥825.00
40A¥1,100.00
50A¥1,375.00
60A¥1,650.00
電力量料金~120kWh¥28.05
121kWh~300kW¥31.59
301kWh~¥33.14

でんきL(北陸D)

内訳区分料金単価
基本料金(/kVA)-¥275.00
電力量料金~120kWh¥28.05
121kWh~300kW¥31.59
301kWh~¥33.14

引用:auでんき

中部エリア

中部エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(中部D)

内訳区分料金単価
基本料金10A¥291.94
15A¥437.91
20A¥583.89
30A¥875.83
40A¥1,167.78
50A¥1,459.72
60A¥1,751.67
電力量料金~120kWh¥19.27
121kWh~300kW¥23.33
301kWh~¥26.01

でんきL(中部D)

内訳区分料金単価
基本料金(/kVA)-¥291.94
電力量料金~120kWh¥19.27
121kWh~300kW¥23.33
301kWh~¥26.01

引用:auでんき

関西エリア

関西エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(関西)

内訳区分料金単価
基本料金~15kWh¥475.07
電力量料金16kWh~120kWh¥18.37
121kWh~300kW¥23.28
301kWh~¥25.99

引用:auでんき

中国エリア

中国エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(中国)

内訳区分料金単価
基本料金~15kWh¥690.61
電力量料金16kWh~120kWh¥29.77
121kWh~300kW¥35.84
301kWh~¥37.77

引用:auでんき

四国エリア

四国エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(四国2)

内訳区分料金単価
基本料金~11kWh¥606.26
電力量料金12kWh~120kWh¥27.86
121kWh~300kW¥33.88
301kWh~¥37.07

引用:auでんき

九州エリア

九州エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(九州)

内訳区分料金単価
基本料金10A¥287.49
15A¥431.23
20A¥574.98
30A¥862.47
40A¥1,149.96
50A¥1,437.45
60A¥1,724.94
電力量料金~120kWh¥16.70
121kWh~300kW¥21.79
301kWh~¥24.51

でんきL(九州)

内訳区分料金単価
基本料金(/kVA)-¥287.49
電力量料金~120kWh¥16.70
121kWh~300kW¥21.79
301kWh~¥24.51

引用:auでんき

沖縄エリア

沖縄エリアのauでんきの料金プランは以下のとおりです。

でんきM(沖縄D)

内訳区分料金単価
基本料金~10kWh¥584.59
電力量料金11kWh~120kWh¥36.54
121kWh~300kW¥41.58
301kWh~¥43.38

引用:auでんき

以上が各地域で提供されている料金プランです。ただし、料金単価は時期によって変動する可能性があります。最新の正確な情報は、auの公式サイトで確認することをおすすめします。

値上げ(料金改定)について

auでんきの料金は、経済環境や燃料価格の変動などに応じて改定されることがあります。値上げの要因としては以下が挙げられます。

燃料費の高騰:
石油や天然ガス、石炭などの燃料価格が上昇すると、燃料費調整額が増加し、電気料金が値上げされることがあります。

再エネ関連のコスト:
再生可能エネルギーの普及促進に伴い、再エネ賦課金が引き上げられることがあり、これにより電気料金が高くなる可能性があります。

送配電コストの上昇:
電力の送配電にかかるコストが上昇すると、その影響が料金に反映されることがあります。

値上げや料金改定が行われる場合、KDDIから事前に通知があり、利用者は新しい料金に基づいて電力会社を変更するか、引き続きauでんきを利用するかを選択することができます。

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auでんきは本当に高いのか?

電気代が高いイメージ

auでんきの料金が他社と比べて高いかどうかは、使用量や居住地域によって異なります。そこで今回は、世帯人数ごとの平均的な使用量を基に、日本の大手電力会社10社(北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力)と、auでんきの実質的な経済メリットを比較しました。

【シミュレーション結果】
2026年2月の全国10エリアにおけるシミュレーションの結果、以下の結論が導き出されました。

  • 「同額」の原則: auでんき(プランM)は、すべての地域・すべての世帯人数において、地域電力会社の規制料金(従量電灯)と全く同じ料金計算ロジック(基本料金+電力量料金+同額の燃料費調整額)で請求が行われる。したがって高くなるケースは存在しない(※オール電化プラン等からの移行を除く)。
  • 地域間格差の要因: 請求額の地域差は、基本料金単価の違いに加え、2026年2月特有の「燃料費調整額の出方」に大きく依存している。東日本・北陸・沖縄エリアでは大幅なマイナス調整(値下げ)が働いている一方、中部・西日本エリアでは小幅なマイナスにとどまっている。
  • 確実なリターン: auでんきを選択するメリットは、計算式上明らかである。地域電力会社に支払う場合、「ポイント還元」は微々たるもの(または自社ポイントのみ)だが、auでんきであれば、毎月の電気代に対して0.5%〜1.0%のPontaポイントが自動的に付与される。これは確実なリターンである。

それでは、地域ごとに詳しく見ていきましょう。全国のシミュレーション結果は以下の通りです。

北海道電力「従量電灯B」 vs auでんき「でんきMプラン(北海道)」

北海道エリアはベースとなる従量料金単価(第3段階で40円超)が全国屈指の高さです、2026年2月においては「燃料費調整額のマイナス幅」も全国最大級(-11.83円)であるため、使用量が多いファミリー世帯ほどこの恩恵を強く受ける構造となっています。

auでんきへの切り替えによる金銭的デメリット(高くなるリスク)は皆無であり、月額2万円を超える冬場の電気代に対して、無条件で1%(約240円相当)のポイントバックが得られる点は、寒冷地における「防衛策」として合理的です。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人850085
2人14200142
3人16100161
4人17500175
5人19200192
6人以上24000240

東北電力「従量電灯B」 vs auでんき「でんきMプラン(東北)」

東北エリアのユーザーにとって、2026年2月は「大幅な調整額マイナス」の恩恵を受ける月となるでしょう。6人世帯では変動費だけで5,000円以上の減額効果が発生しており、これにより請求額が抑制されます。

auでんきを選択した場合、この抑制された請求額に対しても変わらずポイントが付与されるため、既存auユーザーであれば切り替えない理由は見当たりません。特に東北地方はau(KDDI)のシェアが比較的高い地域でもあり、通信とのセット利用の親和性が高いです。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人720072
2人11500115
3人13200132
4人14500145
5人16000160
6人以上20500205

東京電力EP「従量電灯B」 vs auでんき「でんきMプラン(東京)」

関東圏においても、auでんきは地域電力(東電)と完全に同価格・同条件で提供されており、単純に「ポイント分だけ得をする」構造は変わりません。特に都市部ではPonta提携店(ローソン等)が多く、ポイントの消化効率が良いことも、auでんき選択の隠れたメリットと言えます。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人650065
2人10800108
3人12200122
4人13500135
5人15200152
6人以上19500195

中部電力「従量電灯B」 vs auでんき「でんきMプラン(中部)」

「調整額のマイナスでお得感を出す」他地域とは異なり、中部エリアは「元の単価が安いが、調整額での割引はない(むしろ微増)」という構造です。ただ、auでんきユーザーにとっては請求額ベースでのポイント還元となるため、調整額がプラスである(=請求額が減額されすぎない)ことは「ポイント付与対象額が減らない」ことを意味し、ポイ活の観点からは悪くない環境と言えるかもしれません。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人600060
2人950095
3人10800108
4人11800118
5人13500135
6人以上17000170

北陸電力「従量電灯B」 vs auでんき「でんきMプラン(北陸)」

北陸エリアにおけるauでんきの位置づけは、他の東日本エリアと同様です。地域電力と同等の信頼性(送配電網は同じ)を維持しつつ、単純にポイント分だけ得をします。特に冬場の雷や雪による停電リスクなどを懸念する層にとっても、契約先がauでんきであっても実際の復旧作業は北陸電力送配電が行うため、保安上のデメリットはありません。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人680068
2人10500105
3人12000120
4人14000140
5人16000160
6人以上20000200

関西電力「従量電灯A」 vs auでんき「でんきMプラン(関西)」

関西エリアは「元々の電気が安い」ため、auでんきに切り替えても劇的な節約(数千円単位)は発生しません。しかし、関電の従量電灯Aと完全に同額で、かつPontaポイントが貯まる点は合理的です。特に、関西エリアでは「はぴeタイム」などのオール電化プランが強力な競合となりますが、従量電灯契約のままであれば、auでんきへの移行はリスクのない選択肢です。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人550055
2人920092
3人10500105
4人11500115
5人12800128
6人以上16200162

中国電力「従量電灯A」 vs auでんき「でんきMプラン(中国)」

中国電力エリアにおいても、auでんきの優位性は「同額+ポイント」にあります。特に中国地方では、プロパンガスとのセット契約などを模索する家庭も多いですが、純粋な電気契約の切り替えのみでポイント還元が得られる手軽さが魅力となるでしょう。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人600060
2人980098
3人11200112
4人12000120
5人13500135
6人以上16800168

四国電力「従量電灯A」 vs auでんき「でんきMプラン(四国)」

四国エリアにおいても、auでんきへの切り替えは「損をしない」選択肢です。四国電力のアプリ「よんでんコンシェルジュ」のポイント制度と比較し、Pontaポイントの汎用性をどう評価するかが鍵となります。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人580058
2人900090
3人10500105
4人11800118
5人13000130
6人以上16500165

九州電力「従量電灯B」 vs auでんき「でんきMプラン(九州)」

九州エリアは再エネ賦課金の負担が重く感じられる構造(燃調マイナスで相殺しきれない)ですが、auでんきのポイント還元は「最終請求額(再エネ除く)」に対してかかるため、電気代自体が底上げされている状況下でも確実に還元を受けられるメリットがあります。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人590059
2人940094
3人10500105
4人11500115
5人13000130
6人以上15800158

沖縄電力「従量電灯」 vs auでんき「でんきMプラン(沖縄)」

沖縄エリアにおけるauでんきの価値は非常に高いです。沖縄セルラー電話のシェアが高く、au経済圏が浸透している地域特性に加え、電気料金の絶対額が大きいため、1%還元の実額(ポイント数)が他地域よりも大きくなりやすいのです。特に大家族世帯においては、年間2,000ポイント以上の還元が見込めるため、実質的な節約効果は無視できないでしょう。

世帯人数推定請求額(円)Pontaポイント(1%)
1人650065
2人11500115
3人13000130
4人14200142
5人15500155
6人以上19000190

auでんきのメリットとデメリット

auでんきのメリットとデメリット

auでんきのメリットとデメリットについて、以下のように整理できます。

auでんきのメリット

auでんきの主なメリットは以下のとおりです。

  • ガスサービスとのセット割
  • UQモバイルとのセット割
  • au PAYによるポイント還元
  • ecoプラン(環境配慮)の選択
  • 太陽光電力の買取サービス

それぞれのメリットについて詳しく説明します。

ガスサービスとのセット割

auでんきは、ガスサービスとセットで利用することが可能です(「ガス for au」)。東電ガス・関電ガス・中電ガス・ほくでんガスとセットにすることで、割引特典が適用されます。光熱費の管理が一元化され、支払いも簡素化される点も魅力です。

UQモバイルとのセット割

UQモバイル」とのセット割引も、auでんきの大きなメリットの一つです。UQモバイルはauのサブブランドであり、通信費が安価であることが特徴です。

特に通信費を抑えたいと考えている家庭にとっては、UQモバイルの低料金プランとauでんきのセット割引を組み合わせることで、通信費と電気代のトータルコストを大幅に削減できる可能性があります。

au PAYによるポイント還元

au PAY」を利用して電気料金を支払うと、「Pontaポイント」が還元される仕組みがあります。Pontaポイントは、auのさまざまなサービスや提携店で利用できるため、普段の生活での出費を抑えることができます。

ecoプラン(環境配慮)の選択

auでんきでは、環境に配慮した「ecoプラン」という選択肢が提供されています。このプランでは再生可能エネルギーを使用する割合が高く設定されており、CO2排出量の削減に貢献できます。

つまり、日常的な電力消費が地球環境に与える影響を軽減することができるため、環境意識の高い消費者にとっては非常に重要な選択肢といえます。

太陽光電力の買取サービス

auでんきは、太陽光発電システムを自宅に設置している家庭向けに「太陽光電力買取サービス」を提供しています。このサービスを利用することで、自宅で発電した余剰電力を有効活用でき、電力会社からの収入を得ることが可能です。

さらに通常の買取価格に加えて、au PAYでのポイント還元も受けられます。同サービスは、太陽光発電の初期投資の回収を早めるとともに、家庭でのエネルギーの自給自足を進め、エコロジーな生活スタイルをサポートする仕組みになっています。

auでんきのデメリット

auでんきはさまざまな特典が用意されていますが、全てのユーザーが同様にサービスを受けられるわけではありません。以下に、各特典の条件や注意点をまとめました。

auでんき特典の利用条件・注意点

ガスサービスとのセット割(ガス for au)
条件:対象エリア(北海道・関東・中部・関西)に住んでいる
注意点:マンション一括受電サービスを導入している集合住宅やオー ル電化住宅では利用不可

UQモバイルとのセット割
条件:自宅セット割の手続きが必要
注意点:最大10回線まで適用可能

au PAYによるポイント還元
条件:au PAYカードを所持し、Pontaポイントを活用している
注意点:ポイント還元率はカードの種類によって異なる
※au PAYカード:100円(税込)ごとに1P
※au PAYゴールドカード:100円(税込)ごとに3P

ecoプラン
条件:なし
注意点:電力料金が少し高めに設定されることがある

太陽光電力の買取サービス
条件:FIT(固定価格買取)制度の買取期間が満了している
注意点:発電設備の設置やメンテナンスは自己負担

なお、これらサービスの割引や還元率などは変更される可能性があります。実際に検討する際は公式サイトを確認することをお勧めします。

オール電化用プランがない

auでんきは他社と比べてプランの選択肢が少なく、特に夜間に安く電気を使える「オール電化用プラン」が存在しない点がデメリットです。

オール電化住宅では、夜間に電気を多く使うことが一般的です。電気給湯機(エコキュート)や洗濯乾燥機を、電気料金が安い夜間に稼働させ、トータルの電気代を抑えています。

しかし、auでんきには夜間電力を割安に利用できるプランがないため、こうした家庭では料金が高くつく可能性があります。

電気代の安い時間はいつ?各電力会社の料金プランと節約できる時間帯について解説
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auでんきに切り替える際の注意点

auでんきは料金プランが少ないため、他社のように電気使用量やライフスタイルの変化に合わせてプランを変更することができません。そこで、auでんきから別の電力会社に切り替えたいと考える時があるかもしれません。

auでんきを解約する際には、解約手数料や違約金は発生しません。最低利用期間も設定されていないため、電気代の未払いがない限り、自由に解約が可能です。

エネピでは、お客様一人ひとりの家族構成やライフスタイルに適した電気料金プランの無料相談を実施しております。これまでにも毎月1万名のお客様に提案させていただいており、平均で年間21,071円※の電気代を削減しています。ぜひこの機会に相談してみてください。

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※3~4人暮らしの場合の金額です

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まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

auでんきの特徴とは?
auでんきは、KDDI株式会社が提供する電力サービスです。auの携帯電話やインターネットサービスを利用している顧客に、電気料金の割引やポイント還元といった特典を提供しています。
auでんきは他社より高いのか?
auでんき(プランM)は、すべての地域・すべての世帯人数において、地域電力会社の規制料金(従量電灯)と全く同じ料金計算ロジック(基本料金+電力量料金+同額の燃料費調整額)で請求が行われます。そのため、高くなるケースは存在しません(※2026年2月時点)。
auでんきのメリット・デメリットとは?
auでんきの主なメリットは以下のとおりです。①ガスサービスとのセット割②UQモバイルとのセット割③au PAYによるポイント還元④ecoプラン(環境配慮)の選択⑤太陽光電力の買取サービス。一方デメリットは、プランの選択肢が少ないことです(オール電化用プランがない)。

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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。