九州電力が提供する、低圧電力とは
「低圧電力」とは、九州電力が提供している電気料金メニューの一つです。
大型の商店・事務所・工場等で動力(照明や小型機器以外の電気機器)を利用する方向けのメニューとなります。電力量の単価は、夏季とその他季で区分され、時間帯による区分はありません。このため、動力を利用する方向けの一般的な料金メニューとなっており、一般家庭向けのプランではありません。
低圧電力が利用できるのは、契約電力が原則50kW未満となる方となります。
低圧電力の季節区分
夏季
その他
低圧電力の契約電力
低圧電力の契約電力は、以下のいずれかの方法で決定されます。
・あらかじめ設定した契約負荷設備(使用する電気機器)から算出する※算出方法は電気供給約款の中で定義されています
・ブレーカーを設け、その容量で決定する低圧電力の電気料金
基本料金(円、税込)
電力量料金(円、税込)
その他季:15.14(1kWh単位)
力率による基本料金の割引および割増
動力における力率によって、以下の割引、割増があります。
力率が85%を超える場合:基本料金を5%割引
力率が85%を下回る場合:基本料金を5%割増
なお、力率とは、交流電力の効率を示す値で、皮相電力に対する有効電力の割合を指します。電線を伝って流れてきた電気は電気機器によって100%利用できるわけではなく、機器によって利用できる割合が異なります。力率が高い機器ほど、電力を効率よく使用していることになります。
このことから、力率による料金の割引、割増が存在します。電力を非効率で利用している(力率が低い)場合は料金が割増になり、効率よく電力を利用している(力率が高い)場合は料金が割引されます。
九州電力の低圧電力で電気料金がお得になる利用者タイプ
低圧電力は、商店・事務所・工場等で動力(照明や小型機器以外の電気機器)を利用する方向けのプランです。
本プランは、契約電力が原則50kW未満となる方が対象となります。使用電力量の単価は、夏季とその他季で区分され、時間帯による区分はありません。なお、本プランは、動力を使用する方向けの一般的なプランとなります。
動力を利用する商店・事務所・工場向けの料金プランとしては、低圧電力以外にも以下のようなものがあります。
低圧季時別電力
従量電灯
季時別電灯
時間帯別電灯
ピークシフト電灯
高負荷率型電灯
深夜電力B
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