九州電力が提供する、季時別電灯とは
「季時別電灯」とは、九州電力が提供している電気料金メニューの一つです。
季時別とは、季節別時間帯別の略です。季時別電灯では、季節と時間でそれぞれ区分があり、区分毎に料金単価が分かれています。その中で、より割安となる区分へ電気利用をシフトすることにより、電気料金を抑えることが可能です。
また、夜間蓄熱型機器(夜間の電気を利用してお湯を作り溜めする機器)を利用している場合は、契約容量の決定時に割安になるような調整が入るため、電気料金がお得になります。季時別電灯の季節区分
夏季
その他
季時別電灯の時間帯区分
デイタイム
リビングタイム
ナイトタイム
季時別電灯の契約容量
季時別電灯の電気料金
基本料金(円、税込)
契約容量6kVAまで…1,188.00(1契約)
契約容量6kVAを超える場合…・最初の10kVAまで:1,620.00(1契約)
・10kVAをこえる : 291.60(1kVAにつき)
電力量料金(円、税込)
・夏季 :36.10(1kWh単位)
・その他季 :30.35(1kWh単位)
リビングタイム:22.81(1kWh単位)
ナイトタイム :10.29(1kWh単位)
最低月額料金(円、税込)
8時間通電機器割引
8時間通電機器割引とは、8時間通電機器を利用している場合に適用される割引です。8時間通電機器とは、以下のような機器を指します。
・主に午後11時~午前7時までの時間に通電する機能を持つ電気温水器・通電時間中は蓄熱を行う機器
割引額は以下となります。
機器の総容量(入力)1kVAにつき:151.20(円、税込み)九州電力の季時別電灯で電気料金がお得になる料金プラン
季時別電灯は、比較的電気を多く利用する家庭および商店、事務所等向けのプランです。電気の利用を日中から朝夕、朝夕から夜間にシフトできる方に向いています。
電気の料金単価は、夏季(7~9月)のデイタイム(10時~17時)が最も割高となり、続いてその他季のデイタイム、リビングタイム(8時~10時、17時~22時)、ナイトタイム(22時~8時)の順に割安になっていきます。
よって、現在デイタイムおよびリビングタイムに使用している電気機器を、より割安な時間帯に使用するよう生活を変えることができる場合、電気料金を抑えることが可能です。
また、夜間蓄熱型機器(夜間の電気を利用してお湯を作り溜めする機器)を利用している場合は、契約容量の決定時に割安になるような調整が入るため、さらにお得です。
家庭向けの料金プランとしては、季時別電灯以外にも以下のようなものがあります。こちらも合わせてご参照ください。
従量電灯
時間帯別電灯
ピークシフト電灯
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