みなさんは月にどのくらい、食費を使っていますか?

節約したい人からすると、食費はとても大切な節約ポイントですよね!
人によっては「最も無駄遣いしてしまう生活費」となり得る部分だったりします。

その最たる原因は、外食に走ってしまうことです。外食は一回だけで千円前後かかってしまうことが多いので、自分で食材を買って長く食べるほうが安上がりなのです。

特にお子さんがいらっしゃるご家庭は、食べ盛りの子をレストランに連れて行ってデザートまで頼んでしまい、会計金額が膨れ上がってしまうなんてことも…。

自炊に変えて適切に節約していくことでかなりの金額を浮かせることが可能です。

また、料理などに使うプロパンガス業者を変えれば、年数万円家庭によってはのガス代が節約できたりします。

この記事では、みなさんの食費節約のお手伝いができるよう、節約できるのかアイデアをいくつかご説明します!

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かかっている食費を把握しよう

かかっている食費を把握しよう
「さあ、食費を節約しよう!」

と思っても、実際どのくらい食費がかかっていて、何が無駄になっているのか家計簿でも付けていなければあんまり把握できないですよね。

実際に書いてみると、「こんなにかかっていたなんて!」とびっくりすることもあるかもしれません。

また、食費を節約すると意気込んでも、食事は生きていくために欠かせない要素なので、どの程度まで節約するのが適切なのか、いまいち分からない方も多いのではないでしょうか。

まずは現状を把握し、普通の家庭と比較してどのくらいみなさんの家庭で食費がかかりすぎているのかを考えることが節約の大きな一歩となります。
一緒に見ていきましょう。

家計簿をつけて現状を把握しよう

先程も少し触れましたが、きちんとお金の出入りを数字で管理することは、節約の第一歩になります。そのために、家計簿を付けて現状の把握をしてみましょう。

きちんと数字を把握していないと、無駄遣いに気がつくことができず、何を減らすべきなのか検討をつけることができません。

数字でお財布の状況を確認することは、変化が楽しくやる気アップにもつながるのでしっかり家計簿をつけていきましょう!

家計簿はアプリがおすすめ

100均などで家計簿ノートを購入することもできますが、レシートを撮影するだけで家計簿をつけてくれるアプリなんかも最近は出ていてとっても便利ですよ!

例えば、「家計簿 レシーピ!」という家計簿アプリは、300万ダウンロードされているという人気ぶりです。

レシート撮影してアップするだけで数字や品目を読み取って記録してくれるため、簡単に家計簿をつけることができます!
その上、食費や住居費、光熱費などぞれぞれの経費の内訳がポップで見やすいグラフで表示されるなど、シンプルに分かりやすく生活費を把握できます。

家計簿をつける時は、とにかく楽で続くものを選ぶのが正しい方法です。数字にして現状を把握することで、節約は半分はもう成功していますよ!

世帯別の平均食費

実際、日本に住んでいるみなさんってどのくらい食費をかけているものなんでしょうか。

総務省統計局の家計調査報告(家計収支編)(*1)によると平均2人以上の家庭での2017年のデータはこのような数字になっています。

単身世帯 食費の月額平均額は39,649円
2人以上の世帯 食費の月額平均額は72,866円

何回か外食に行ってしまうと、半分くらいはあっという間に飛んでいきそうな金額ですね!大幅にオーバーしてしまっているという人も多いのではないでしょうか。

1:家計調査報告 平成29年(2017年)

理想の食費はいくらくらいなのか?

日本における平均的な食費がわかったところで、今度は「結局どのくらいの食費にするべきか?」という理想の食費額について見ていきましょう。

平均以下の食費に抑える事がひとつの目安になると思います。

ちなみに、先程のデータは平均世帯数が2.33人とされる数字です。
なので、一人あたりの食費はこのようになります。

2人以上の世帯の食費の月額平均学(72.866円)÷2.33人=31,273.9614

つまり、1人あたりおよそ31,274円くらいだと考えてよいのではないでしょうか。

そうなると、理想の食費は、下記のような計算で出す事ができます。

2人家族 31,274円×2=62,548円
3人家族 31,274円×3=93,822円
4人家族 31,274円×4=125,096円
5人家族 31,274円×5=156,370円


5人家族まで計算してみましたが、結構な金額ですね‥!

さらに食べ盛りのお子さんが数人いらっしゃるご家庭だと少しオーバーしてしまうかもしれませんね。

食費は、家計の大きなウエイトを占めているので、節約のしがいがありますね!

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食費節約のアイデア

食費節約のアイデア
前の章で日本の平均的な食費のご説明をしました。

みなさんも、ご自身の家庭で食費がどのくらいオーバーしてしまっているのか、少しづつイメージが湧いてきたかもしれません。

家計簿でお金の出処の詳細がわかると、「何が無駄遣いになっているから減らせば良いのか」がとてもクリアになるのでおすすめですよ!

意外といつもなんとなく買うこのお野菜が家計を蝕んでいた・・・なんて発見もあるかもしれませんね。

この章では、無駄に気がついてきたみなさんが、食費を節約するための具体的なアイデアを紹介していきます!

お得な食材で自炊する

いつもなんとなく買っている食材を、お得な食材に変えることで節約できるかもしれません。

ここで注意したいのが、「お得な野菜とは何か?」という点です。

例えばカット野菜は大体100円前後で売られており一見お得に見えるのですが、カット野菜は栄養も少ない上に腹持ちも良くないためコスパが悪いと言えます。

商品単体の価格だけでは「お得」とは言えないので気をつけましょう。栄養価が高くて価格が安定的で、様々な調理に使える2つの食材をご紹介します。

豆腐:日本の伝統的な栄養食であり安く買える!

豆腐はとってもお得な食品です。価格は安定的に100円代で購入できますし、栄養たっぷりで具材としてボリュームもあります。

豆腐は、タンパク質や脂質など体の基礎的な栄養素がたっぷりと含まれています。
最近注目されているのが体を調節等して健康を維持増進させる食品「機能性食品」でもあるという点です。

その効用について、次々と科学的に解明されつつあり、多くの報告があります。

特に、木綿豆腐は応用も効いてそのまま食べても満足感を得ることができますし、間食としても様々なレシピがネット上にあります。

また、栄養たっぷりの豆腐をかさ増しに使用することで、食材費を抑えることができるのです!

豆腐ハンバーグなどはその典型的な例でしょう。お子さんなどいらっしゃるご家庭で、沢山ハンバーグを作りたい時に豆腐を利用することで量を多くつくることができます。

余ってしまったら冷凍してお弁当などに入れることもできますね。

また、鍋などに食べごたえのある木綿豆腐を入れることによって満足感たっぷりのお鍋にすることができます。

ぜひ節約をされているみなさんは積極的に豆腐を使ってみてください。

もやし:安価で歯ごたえしっかり栄養満点!

もやしは豆腐同様、大変栄養価の高い食材です。豆を発芽させた食材であるため、他の野菜に比べてタンパク質を多く含んでいます。

また、発芽によって豆にはない栄養も含まれているとのこと。食物繊維はもちろん、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、カリウム、などを含んでいます。

もやしを使った料理は大変多く、前菜、スープ、メインまでネットでメニューを見つけることができます。レパートリーを増やせば増やすほど楽しめる食材でしょう。

また、他の食材と合わせることによってボリュームだけでなく栄養もアップさせることができ、その歯ごたえで満腹感も増加します。

なんといっても、もやしは安価で手に入ることができるのが魅力的です。手頃に数十円で買えるもやしですが、おすすめは、数十円のもやしが更にお買い得になっているタイミングで沢山購入し、冷凍して使うことです。

もやしは日持ちしませんが、冷凍保存して使うことができます。
(やや美味しさは劣ってしまいますが、スープや炒めものには十分です)

大量に購入しても、かなり幅広い料理に活用することができるのと、飽きがこない味であることから、もやしのストックはおすすめできます。

節約家のみなさんが活用しない手はない野菜No1と言えるでしょう。

外食を控える

外食は食費がかさむ一番の理由であり、節約の敵であると言えます。

一回の外食で1000円前後使うとして、会社がある時にランチと夜で平日毎日外食してしまえば、約10000円の出費となってしまいます。これだけで月の食費の何割かを占めてしまいますね。

自炊した場合、だいたい一回の食費を500円だと仮定しどのくらいお得になるのか考えてみましょう。

外食やお弁当などで食べた場合
1食1,000円×1日3食=3,000円 1日3,000円×30日=90,000円

自炊した場合
1食500円×1日3食=1,500円 1日1,500円×30日=45,000円

この差額の45,000円を考慮すると、外食をすることでガスや水道代で浮いた分があると考えても、圧倒的に自炊の方が安く済むことはご想像頂けるかと思います。

会社の人との付き合いなどはある程度しょうがないですが、どうすればなるべく外食をせずに済むかを考えましょう。

社会人として行かなければならない外食以外の、外食に行く理由は「お腹が減っているがご飯を作る前に食べたくなってしまったから」という理由が多くありませんか?

このような一人の外食をへらすためのちょっとした節約アイデアがあるのでご紹介します。

空腹時に飴玉を舐めて、外食の誘惑に勝つ

外食を減らすための効果的なのは、飴玉を持ち歩くことです。

一見バカバカしく見えてしまうかもしれませんが、きちんとした理由があります。

人間は、血糖値が減っていると判断力が鈍ってしまいます。お腹をすかせた状態で帰路につくとき、どうしても誘惑に弱くなってしまうのです。

とにかく何かを食べたくなってしまった時は、血糖値が下がっている状態なので飴を舐めることで血糖値を上昇させましょう。可能であれば、お腹が減る前に飴を舐めて血糖値を下げすぎないのがベストです。

誘惑に勝つための体制を整え、きちんと家に帰って食事を取るようにしましょう。

一度の外食に大抵1000円前後かかってしまうことを考えると、なかなか馬鹿にできない節約のコツなのです。

作り置き

外食をしないことに続き、

余計な買い物を防ぐ

1つ目は作りおきをしておくことで、家に帰ってもすぐに食べるものがあるという安心感があり、余計な買い物をせずに済むからです。

家に帰っても何もできていないとなると、お腹をすかせた状態だと調理する時間が我慢できず何か買って帰りたくなってしまいます。

空腹にまかせて余計な買い物をしてしまうことを防ぎましょう。
家に帰ってすぐ何か食べれるものがあることは、直帰する安心感に繋がります。

食材を効率よく使い切る

2つ目は食材を買っていくつか作り置きに回すことで、食材を余すことなく使い切ることができるからです。

また、野菜を一気に使う必要がなく適量づつ食べることができるので、食材を効率よく使用することができます。

安い期間に食材をまとめ買いをして、作り置きして冷凍保存をすればよりお得になりますね。作り置きには保存期間があるので、そこだけ注意しましょう。

食事(食費)だけではなく調理費用も節約しよう

食事(食費)だけではなく調理費用も節約しよう
前の章では食費を抑えるコツをご紹介しました。もちろん、自炊したほうが食費は少なくてすみます。

しかし、みなさんの中には「でも自炊すると水道代やガス代がかかるから結局一緒なんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしガスや水道を自炊で沢山使ったとしても、ガスや水道代は何千円も跳ね上がるでしょうか?おそらく、調理で使ったとしても少し値段が高くなるくらいだと思います。

絶対に自炊した方が安上がりなことは間違いありません。

ただ、なるべくガス代や水道代を抑える事で、さらに食事に関するお金を節約することが可能です。

割合の大きい食材の料金をなるべく節約するのがまずは第一歩ではありますが、
調理するお金を減らしてさらに節約を目指しましょう!

ガス代を抑える

調理で必ず利用するのが、ガスです。コンロを使って調理する時もそうですし、洗い物をする際に、お湯を使う時にもガスを利用しますね。

お料理が好きな人は、こだわりの鉄のフライパンや火入れが難しく冷めづらい鍋を利用していたりするかもしれません。

コトコトと長時間煮込む料理が得意な人は、ガス代を抑える事で節約にインパクトを出すことができます。

ガス代を節約する上で一番大切なのは、ガスの契約が今のままでベストな選択なのか?
を再検討すること
です。

一回単位の計算だと微々たるものかもしれませんが、年間で万単位の差が出てくるので、要チェックです。

enepiでは、プロパンガス料金比較を通して、今よりもガス代をもっと安くする簡単なチェックツールで手軽に見積もりができます。

年間で8万円もガス代が安くなったという例もあります。
8万円を無理なく節約できることで、家族で余暇を楽しんだり、ちょっと高級なレストランに行くなど、人生をより豊かにする方向へお金を使うこともできますね。

ぜひお気軽にお問い合わせください!

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ガス代を抑える

水道代を抑える

水に関しては、いかに水を有効活用して使用量を減らすか?が大切になってきます。

調理する時に節水して、なるべく水道代を押さえる方法はいくつもあります。

特に、調理や後片付けで水を出しっぱなしにしながら作業することを、ちょっとした道具を使って簡単に減らすことができます。

「桶」を100円均一などで購入し、それを有効活用するところから始めましょう。桶は具材を洗う物用と、食器や調理道具などを洗う用と二種類を購入することをおすすめします。

桶に水を張り、洗い物をすることで水を出しっぱなしにせず、効率的に水を利用することができます。

ある程度汚れが取れたら、すすぎのための水を張って再度洗いましょう。仕上げに綺麗なお水で流す方法を取れば、大分節水することができます。

日本は水が豊かな国なので、流しながら洗い物をする家庭が多いですが、水が日本ほど豊かではない海外は桶を利用して調理をするところが多いです。

また、桶を使ってつけ置きをすることで汚れを落とすのに使う水を大幅に減らすことができます。

2つ桶を買うだけで試すことができるコツなので、ぜひ実践してみてください。

まとめ

食費を節約するためには、自炊したほうがお得なようですね。自炊を効率的に安くすることで、ぐっと食費を節約しましょう。

また、外食はどうしても塩分が高くなってしまいますので、短期的な節約という意味でも自炊は良いですが、長期的に健康を保つためにかかるお金を考えたとしてもお得だと思います。(もちろん美容にも)

ぜひ、この記事でご紹介した節約アイデアを試してみてくださいね。
今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。