東京電力が提供する電気料金プラン「夜得プラン」について、プランの詳細をご紹介します。
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東京電力が提供する夜得プランとは

私たちが毎月支払っている電気料金。

この電気料金には、その利用用途に応じたいくつかの料金メニューが存在します。

夜得プランとは、東京電力が提供している電気料金メニューの一つです。
夜9時から朝5時までの電気料金が「夜間単価」として割安になっています。
主に、朝早く出勤し夜遅く帰宅するため日中は在宅しない(家で電気を使わない)という生活をしている方向けのプランです。
ただし、基本料金が高めに設定されているので、ある程度たくさん電気を使う人向けでもあります。
あまり電気を使用しない人や休日等で日中も電気を使う方のケースでは、かえって割高になるケースもあるので注意が必要です。

夜得プランの特徴

夜9時から朝5時までの電気料金が「夜間単価」として割安になります。

「昼間単価」は使用量に応じて3段階の単価に変動します。

夜得プランの基本料金は以下の通りです。

 6kVA以下 :1,296円00銭
 7k~10kVA:2,160円00銭

 11kVA以上:2,160円00銭+280円80銭×(契約容量-10kVA)

VAとは、電圧(ボルト)×電流(アンペア)= 電力(ワット)のことです。
kは単位1,000を表す記号です。

よって、6kVA以下とは、6,000VA = 6,000Wのことを表しています。

夜得プランの電力量による1kWhの料金単価は以下の通りです。

 夜間時間:12円48銭
 昼間時間:最初の90kWhまで(第1段階料金) 24円03銭
      90kWhをこえ230kWhまで(第2段階料金)32円03銭
      上記超過(第3段階料金) 37円00銭

夜得プランの電気料金について

一般的な家庭で利用されている料金メニューである従量電灯Bと比較すると、基本料金が高めに設定されています。
従量電灯Bの場合、最高の60A契約でも、基本料金は1,684円80銭です。

※電気量料金は、~120kWh:19円43銭 ~300kWh:25円91銭 ~それ以上:29円93銭

よって、いかに割安の夜間時間に電気使用を集中できるかが、このプランを選択する際の判断基準となります。
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エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。