東京電力が提供する電気料金プラン「朝得プラン」について、プランの詳細をご紹介します。
東京電力が提供する朝得プランとは
私たちが毎月支払っている電気料金。
電気の利用がほぼ深夜1時から朝9時までに限られている、もしくはその時間帯にシフトできる方なら、従量電灯メニューに比べ、料金が安価になる可能性があります。
ただし、基本料金が高めに設定されているので、ある程度たくさん電気を使う人向けであり、あまり電気を使用しない人、休日等で日中も電気を使う方のケースでは、かえって割高になることもあるので注意が必要です。
この電気料金には、その利用用途に応じたいくつかの料金メニューが存在します。
朝得プランとは、東京電力が提供している電気料金メニューの一つです。深夜1時から朝9時までの電気料金が「夜間単価」として割安になっています。
主に、深夜から朝にかけて電気を利用する、生活が朝型タイプの方向けのプランです。電気の利用がほぼ深夜1時から朝9時までに限られている、もしくはその時間帯にシフトできる方なら、従量電灯メニューに比べ、料金が安価になる可能性があります。
ただし、基本料金が高めに設定されているので、ある程度たくさん電気を使う人向けであり、あまり電気を使用しない人、休日等で日中も電気を使う方のケースでは、かえって割高になることもあるので注意が必要です。
朝得プランの特徴
深夜1時から朝9時までの電気料金が「夜間単価」として割安になります。
7k~10kVA:2,160円00銭
kは単位1,000を表す記号です。
昼間時間:最初の90kWhまで(第1段階料金) 23円93銭
90kWhをこえ230kWhまで(第2段階料金)31円90銭
上記超過(第3段階料金) 36円85銭
「昼間単価」は使用量に応じて3段階の単価に変動します。
朝得プランの基本料金は以下の通りです。
6kVA以下 :1,296円00銭7k~10kVA:2,160円00銭
11kVA以上:2,160円00銭+280円80銭×(契約容量-10kVA)
VAとは、電圧(ボルト)×電流(アンペア)= 電力(ワット)のことです。kは単位1,000を表す記号です。
よって、6kVA以下とは、6,000VA = 6,000Wのことを表しています。
朝得プランの電力量による1kWhの料金単価は以下の通りです。
夜間時間:12円19銭昼間時間:最初の90kWhまで(第1段階料金) 23円93銭
90kWhをこえ230kWhまで(第2段階料金)31円90銭
上記超過(第3段階料金) 36円85銭
朝得プランの電気料金について
一般的な家庭で利用されている料金メニューの従量電灯Bと比較すると、基本料金が高めに設定されています。
従量電灯Bの場合、最高の60A契約でも、基本料金は1,684円80銭です。
※電気量料金は、~120kWh:19円43銭 ~300kWh:25円91銭 ~それ以上:29円93銭
このため、電気をあまり利用しない方や夜間時間に利用を制限できない方にはあまりメリットがありません。
プランが提供する夜間時間に適応できるならば、朝得プランを選んだ方がお得です。
従量電灯Bの場合、最高の60A契約でも、基本料金は1,684円80銭です。
※電気量料金は、~120kWh:19円43銭 ~300kWh:25円91銭 ~それ以上:29円93銭
このため、電気をあまり利用しない方や夜間時間に利用を制限できない方にはあまりメリットがありません。
より電気を多く利用する方&夜間時間に利用を制限可能な方が、恩恵を受けられるプランとなっています。
また、夜得プラン(夜9時~朝5時)と比較すると、全体的に若干安い料金設定となっています。プランが提供する夜間時間に適応できるならば、朝得プランを選んだ方がお得です。
東京電力の朝得プランで電気料金がお得になる利用者タイプ
電気の使用が深夜1時から朝9時までに集中している、もしくは移行できる方向けのプランです。
ただし、基本料金が高めに設定されているため、普段からある程度電気をたくさん利用する方でないと、現在利用のプランと比較して安価にならないケースがあります。
また、土日や休日等は家で過ごすという方も、結果的に安くならない可能性があります。
一人暮らしで、深夜1時から朝9時以外はほとんど家庭で電気を使わないという方でも、本プランで必ずしも安くなるとは限りませんので注意しましょう。最後に、自宅の電気代が高いとお困りの方に朗報です。
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