\電気よりも節約できる!/
【無料】プロパンガスをもっと安くしたい方はコチラ▶

エネルギー自立型災害対応住宅とは

「エネルギー自立型災害対応住宅」という住宅を
ご存じでしょうか。
レモンガス株式会社(神奈川県)は
プロパンガス(LPガス)による
エネルギー自立型災害対応住宅を
積極的に販売している会社です。

その代表的な住宅が、
神奈川県にある次世代型マンション「ALFY橋本」。
このマンションの特徴は、
災害に強いプロパンガス(LPガス)を
エネルギーの中心として、
環境性と経済性の両立を目指した点にあります。

「ALFY橋本」はここがすごい

さっそくマンションに設置された設備をご紹介します。
マンションは、全15戸の地下1階・地上6階建てのマンションです。
一見普通のマンションですが、
この「ALFY橋本」というマンションには、
プロパンガス(LPガス)を燃料とする
コジェネレーション発電設備(10kW×2台)と
家庭用燃料電池(エネファーム)を設置し、
電気とお湯を館内に供給しているのです。

さらにリチウムイオン蓄電池と
太陽光発電設備を設置、
それらをEMS(エネルギー・マネジメント・システム)で
最適に制御しています。

これらを効率的に運転することで、
他のマンションとは違った経済性と
環境性を両立した優れたマンションとなっています。

コジェネレーションとエネファームの環境性

コジェネレーションとエネファームは、
ガスを使って発電する設備です。

これらはエネルギー効率に優れており、
自然環境に優しいのが特徴です。
二つは発電と同時に熱(給湯)を
同時に取り出すことができます。

たとえば家庭で一番電気を使う夕方に
この2つを運転することで、電気を作りながら、
風呂の湯を同時に供給することが可能です。

そうすることで、
エネルギーの利用効率は最大85%と、
電気単独に比べ倍以上の高効率となります。

CO2の排出量も、
約30~40%削減できるといわれています。

EMSでより効率的な運転

これらの設備は、
EMS(エネルギー・マネジメント・システム)によって
より効率的な運転をなるよう
監視・制御されています。

エネファームやコジェネレーションは
電気とお湯を同時に作れることが特徴ですが、
作った電気とマンションで使う
電気・お湯の消費量のバランスをとるのが
難しいのです。

同様に太陽電池も天気によって
日々刻々と発電量が変化していきます。
それらをEMSで監視し、全体として
最適な運転となるよう制御しています。

たとえば、日中太陽光で
作った電気が余った場合、
リチウムイオン蓄電池でためておき、
夜間に放出すれば、
電気を無駄にすることがありません。

EMSはそれだけでなく、
その時々に応じて電気を電力会社から購入するか、
自家発電するかを自動で選択することで、
マンション全体として
一番光熱費が安くなるように
運用することが可能なのです。

プロパンガス(LPガス)で災害に強いマンションを実現

「災害対応住宅」だけあって、
このマンションは災害にも非常に強いことが特徴です。

プロパンガス(LPガス)の特徴として、
都市ガスと比較して災害に強いという点が
挙げられます。

プロパンガスはガスボンベ、
またはタンク車で供給されるため、
都市ガスのように地震でパイプラインが
寸断される心配がありません。

また、プロパンガス(LPガス)は
電気が止まっても単独で使用することが可能です。
このマンションでは、
地下埋設型のガスバルクタンクを設置して
ガスを貯蔵しています。

これによって、
災害でライフラインが寸断しても
このマンションでは
プロパンガス(LPガス)で発電することで、
各戸への電気、ガスの供給を続けることができます。

水道についても
マンション内に8トンの貯水槽を設置することで、
断水してもマンションには水道が供給できるようにしています。

もちろんこれらは、
非常時には居住者だけでなく、
地域住民に対しても炊き出し等の
インフラを提供できるというメリットになっています。

次世代の住宅は快適性・環境性・経済性を両立する。

このように「エネルギー自立型災害対応住宅」は、
「快適性・環境性・経済性」を両立した
次世代の住宅であることがわかります。

住宅の災害への備えは
これからもっと重要になることでしょう。
その意味で、「ALFY橋本」は
その先頭をいくマンションであることは間違いありません。

マンションが出来て5年になりますが、
できればこのマンションを運用した経験に基づくノウハウを同社は広く一般に公開してもらいたいですね。
もちろん、これらの設備がフル活用される日が来ないことが一番望ましいのですが。

Amazonギフトキャッシュバック
今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

藤巻 創の写真

ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。