プロパンガス(LPガス)を活かした商品が強み!岩谷産業ってどんな会社?

岩谷産業という会社をご存知でしょうか。社名にはあまりなじみがないかもしれませんが、実はいろいろなサービスや商品を通じ、私たちの安全で快適な生活を支えてくれている会社なのです。今回は、そんな「縁の下の力持ち」の岩谷産業についてご紹介いたします。

岩谷産業株式会社ってどんな会社?

1930年(昭和5年)に創業した岩谷産業は、2017年現在で90年近い歴史を持つ老舗企業です。
1930年に大阪市港区で創業開始した「岩谷直治商店」が母体となり、1945年(昭和20年)に創業者岩谷直治氏を社長とする岩谷産業株式会社が設立されました。
現在も使われている『Iwatani』のロゴマークは1987(昭和62)年に採用されています。

それ以降、「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」という企業理念に基づき事業が展開され、現在ではプロパンガス(LPガス)、カセットこんろを中心としたエネルギー事業などのビジネスを幅広く行っています。

特にプロパンガス事業に強みを持つ岩谷産業

岩谷産業は事業を4つのセグメントに分けて管理していて、それぞれ以下のような内容となっています。

セグメント内容
総合エネルギー事業● 家庭用・業務用・工業用LPガス
● LPガス供給機器・設備
● 液化天然ガス
など
産業ガス・機械事業● エアセパレートガス
● 水素         
● その他特殊ガス
など
マテリアル事業● ステンレス
● 非鉄金属
● 樹脂原料
など
自然産業事業● 冷凍食品全般
● 健康食品
● 種豚・畜産システム
など
この表を見るだけでも、岩谷産業のビジネスの幅の広さと、
私たちの生活への影響度の大きさがわかりますね。

岩谷産業のビジネスについてもう少し詳しく見ていきましょう。

特にプロパンガス事業に強みを持つ岩谷産業
こちらの円グラフは、岩谷産業のセグメント別の売上高割合です。
家庭用・業務用・工業用LPガスなどの事業を含む「総合エネルギー事業」セグメントが45%を占めていることから、この分野に力を入れているようですね。

また、以下の資料にもある通り、
特にプロパンガス事業に強みを持つ岩谷産業

マーケット全体でも業界シェアNo.1でありますので、対外的にも高い評価をされていることがわかります。

プロパンガス(LPガス)と言えば岩谷産業」と言っても過言ではないでしょう。

誰もが一度はお世話になったことがある「Iwatani」ブランドとは?

誰もが一度はお世話になったことがある「Iwatani」ブランドとは?
先ほども紹介した通り、岩谷産業では『Iwatani』というロゴを持っていて、
コーポレートサイトだけでなく、自社のサービスや商品のブランドロゴとしても展開しています。

私たちが日常で使う商品としては、カセットこんろやカセットボンベが有名です。
冬にはIwataniのコンロでお鍋を召し上がる方も多いのではないでしょうか。

水素ステーションにも力を入れている岩谷産業

水素ステーションにも力を入れている岩谷産業
また、家庭用プロパンガス(LPガス)の分野においては“MaruiGas”のブランドで展開をしています。あなたの家のそばにも、このようなガス設備があるのではないでしょうか。

水素ステーションにも力を入れている岩谷産業
来る水素社会時代に向け、「水素ステーション」を全国に広げています。
ガソリン車よりも環境にやさしいFCV(燃料電池自動車)の普及に向け、
先陣を切ってインフラ整備を進めているということで、将来さらに企業価値が高まっていくかもしれませんね。

実は自然産業にも力を入れている岩谷産業

実は自然産業にも力を入れている岩谷産業
出典:イワタニアグリグリーン株式会社 http://www.agri-g.co.jp/



岩谷産業は、ガスや水素のようなエネルギー関連だけではなく、農業や畜産のような自然産業にも力を入れています。
例えば、グループ会社のイワタニアグリグリーン株式会社では園芸生産者向けの資材・設備・施設を提供しています。

実は自然産業にも力を入れている岩谷産業

また、イワタニ・ケンボロー株式会社では畜舎・畜産資材器材や種豚までも展開しています。


「エネルギー関連企業」と言えば、人によっては「環境破壊」などの悪いイメージを持たれるかもしれませんが、岩谷産業では「水素ステーション」や自然産業など、自然に優しいビジネスも多く行っていることがわかりますね。

東日本大震災がきっかけ。イワタニオリジナル「炊き出しステーション」とは?

東日本大震災がきっかけ。イワタニオリジナル「炊き出しステーション」とは?
2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、被災地域周辺で「炊き出し」が行われていたことをご存知でしょうか。
ニュースで見た方だけでなく、実際にお食事の提供を受けた方もいらっしゃるかもしれませんね。

岩谷産業では、このような炊き出しを行うのに必要な羽釜、鍋、鋳物コンロ、調理台、ガスホースといった器具を一つにまとめた「炊き出しステーション」を自治体、公共施設、工場などに向けて販売しています。

実際に調理するにあたっては、当然、単体では使えずガス事業者との契約は必要になりますが、いざと言うときにこのようなステーションがあると助かりますね。

2017年4月開始!都市ガス自由化で岩谷産業と関電がタッグを組み挑む!

2017年4月開始!都市ガス自由化で岩谷産業と関電がタッグを組み挑む!
岩谷産業の持つ販路と関西電力のノウハウを組み合わせることで、高いシナジー効果が見込めそうですね。

まとめ

以上が、岩谷産業についてのまとめでした。
見過ごしがちなブランドかもしれませんが、私たちの生活を支える会社として、様々なところに根付いているのがわかりましたね。
普段はあまり意識することがないかもしれませんが、良く探してみればあなたの家の中や普段の生活圏の中にも”Iwatani”があるかもしれませんよ。

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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。