現代社会において、二人暮らしは一般的な生活スタイルです。

ところで、新たな生活スタイルに移行する際には、様々な課題に直面することもあります。その中でも特に気になるのが、生活費の変化でしょう。

新しい生活を快適に始めるためには、生活費の適切な管理が不可欠です。

そこで今回は、二人暮らしにおける生活費、とりわけ光熱費の平均や節約について詳しく掘り下げたいと思います。二人暮らしの新たな一歩を踏み出す前に、ぜひ参考にしてください。

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二人暮らしの生活費の内訳

二人暮らしの生活費は、家賃・食費・光熱費・保健医療費・通信費などから構成されます。

ただし、家賃は地域などによる散らばりが大きいため、今回の内訳からは除外します。

以下は、総務省が公表した2022年の家計調査に基づく、二人暮らし(勤労者世帯)の1ヶ月の生活費の内訳です。

項目1ヶ月の支出金額
食費68,686円
光熱費21,092円
家具・家事用品12,008円
被服・履物費9,018円
保健医療費13,904円
交通・通信費45,501円
教養娯楽費25,421円
その他の消費支出66,546円
合計262,176円

このように二人暮らしの生活費は、家賃を除いた場合、全国平均で約26.2万円かかるとされています。

ただし生活費の内訳はライフスタイルによって異なるため、あくまで目安として参考にしてください。

二人暮らしの光熱費の目安はいくら?

2022年の総務省の家計調査によると、二人暮らしの1ヶ月の平均光熱費は約2.1万円です。したがって、これが一つの目安となります。

ただし、光熱費は地域や季節によって変動します。

まずは、地域別の光熱費を見てみましょう。

地域1ヶ月の支出金額
北海道26,241円
東北24,399円
関東19,201円
北陸24,087円
東海19,013円
近畿18,155円
中国19,944円
四国19,161円
九州16,334円
沖縄17,765円

出典:総務省/家計調査/二人以上世帯(2023年11月)

続いて、季節別の光熱費を見てみましょう。

季節1ヶ月の支出金額
4月〜6月23,890円
7月〜9月20,814円
10月〜12月23,464円
1月〜3月33,587円

出典:総務省/家計調査/二人以上世帯(2022-23年)

なお、以上の地域別・季節別の光熱費は、二人以上の世帯の平均値です。したがって、実際の二人世帯の光熱費はこれよりも低くなるでしょう。

ただ、「光熱費は気温が低い地域・季節の方が高くなる」という傾向は、世帯人数によって変わることはありません。

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二人暮らしの電気・ガス・水道の平均料金

2022年の総務省の家計調査によると、二人暮らしの光熱費の内訳は以下のとおりです。

項目1ヶ月の支出金額
電気代11,307円
ガス代4,900円
水道代4,229円

以上のように光熱費の内訳は、電気代・ガス代・水道代に分かれており、一番費用がかかるのが電気、ついでガス、水道となります。

ただしガスに関しては、ガスの種類によって料金が大きく変わります。というのも、一般にプロパンガスは都市ガスの1.5~2倍の料金がかかるためです。

したがってプロパンガスを使用する世帯は、上記よりも光熱費が高くなるでしょう。

都市ガスとプロパンガスの料金比較!世帯人数別、地域別に徹底解説
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プロパンガスの料金を抑える方法

プロパンガスは自由料金のため、料金設定にばらつきがあります。ちなみに都市ガスや電気は公共料金のため、料金設定が比較的一定です。

したがってプロパンガスの料金を抑えるためには、自宅付近にあるガス会社をよく比較することが肝要です。

ぜひenepi(エネピ)の「プロパンガス料金比較サービス」を利用し、安くて信頼できるガス会社を探してみてください。

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二人暮らしの光熱費を節約する方法

ここからは、二人暮らしの光熱費の節約方法を紹介します。

それでは、電気代・ガス代・水道代の順に見ていきましょう。

電気代の節約方法

二人暮らしで電気代は節約できる?

二人暮らしの電気代を節約する方法としては、以下のような方法があります。

冷蔵庫のパッキンを見直す

冷蔵庫の中には冷気が逃げないようにするためのパッキンがあります。パッキンが古くなっている場合は、冷気が逃げてしまい電気代が高くなる原因になりますので、新しいものに交換しましょう。

また、冷蔵庫の設定温度を1℃上げるだけでも節約効果があります。

エアコンのフィルターを掃除する

エアコンのフィルターを定期的に掃除することで効率的に冷房や暖房を行うことができます。

また、冷房の設定温度を1℃上げたり、暖房の設定温度を1℃下げたりするだけでも節約効果があります。

照明をLEDに変える

LED照明は従来の白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため、電気代の節約につながります。

ガス代の節約方法

二人暮らしのガス代は節約できる?

二人暮らしのガス代を節約する方法としては、以下のような方法があります。

お風呂でのガスの使用量を減らす

お風呂でのガスの使用量を減らすことで、ガス代を節約することができます。例えば、お湯を貯める量を減らす、半身浴にする、シャワーだけにするなどの方法があります。

ガスコンロや給湯器の使用時間を短くする

ガスコンロや給湯器の使用時間を短くすることで、ガス代を節約することができます。例えば、調理時間を短くする、火力を弱める、給湯器の使用時間を短くするなどの方法があります。

ガスの料金プラン、契約先を見直す

ガスの料金プランや契約先を見直すことで、ガス代を節約することができます。特にプロパンガスはガス会社によって料金が大きく変わるため、契約先の見直しが重要となります。

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水道代の節約方法

二人暮らしで水道代は節約できる?

二人暮らしの水道代を節約する方法としては、以下のような方法があります。

まとめて洗濯をする

二人暮らしでも毎日こまめに洗濯をするのは、使用水量がかさんでしまう原因です。できるだけまとめて洗うようにすると水道代が節約できます。

また、すすぎが1回で済む洗剤を使用するなど、すすぎの回数を減らすことでも節水が可能です。

食器の洗い方を工夫する

食器を下げるときは二人分の食器を重ねて運びたくなりますが、食器を重ねると裏面まで汚れてしまい、その分水が必要になります。 特に油のついた食器を重ねるのは避けましょう。

また、グラスやお椀など汚れの少ないものから洗うと、油汚れがほかの食器につくのを防ぐことができ、節水につながります。

シャワーをこまめに止める

シャワーはこまめに止めて、身体や髪を流すときだけ出すようにすることで水道代を節約できます。

また、肌寒い日にシャワーで済ませたいときに、シャワーを出しっぱなしにして身体を温めようとするのは厳禁です。 浴室暖房があれば使用するか、浴槽にお湯を溜めるようにしましょう。

まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

二人暮らしの光熱費の目安は?
二人暮らしの光熱費の目安は1ヶ月あたり約2.1万円です。ただし光熱費は地域や季節によって変動します。一般に気温が低いほど光熱費は高い傾向があります。
電気代、ガス代、水道代、それぞれの平均は?
二人暮らしの平均は次のとおりです。電気代が11,307円、ガス代が4,900円、水道代が4,229円。なお、すべて1ヶ月あたりの金額です。
二人暮らしの光熱費の節約方法は?
光熱費を効果的に節約するためには、電気・ガス・水道の節約を組み合わせることが大切です。例えば、食器の洗い方やお風呂の入り方を工夫し、お湯の使用量を減らすことで、ガス代や水道代を同時に節約できます。

最後に、自宅の電気代が高いとお困りの方に朗報です。

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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。