東京電力エリアにお住まいの方にとって、電気とガスのセット契約は固定費削減の大きなチャンスです。しかし、「結局どちらにまとめるのが一番安いのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2026年現在の最新状況を踏まえ、両社の料金プランやポイント還元、切り替えのメリット・デメリットを分かりやすく比較・解説します。ご自身のライフスタイルにぴったりの選択肢を見つけるための参考にしてください。
この記事で分かること
- 東京ガスと東京電力の「セット割」の違い:両社の割引の仕組みが一目で分かります。
- どちらに乗り換えるのが正解か:一人暮らしやファミリー世帯など、それぞれのライフスタイルに合わせた最適な選択肢が分かります。
- 料金以外で比較すべきサービス:貯まるポイントの使い道や、水漏れ・鍵紛失時の駆けつけサービスの有無について理解できます。
東京ガスと東京電力のセット割を徹底比較

東京電力エリアで「電気とガス」をセットにする際、有力な候補となる2社の特徴を整理しました。
東京電力(TEPCO)のセット割:
- 割引内容: 電気代から毎月定額102円引き
- 特徴: 電気を使っても使わなくても割引額が変わりません
- おすすめ: 一人暮らし・二人暮らしの方
※対象外となるプラン:従量電灯B / C
東京ガスのセット割:
- 割引内容: 電気代の0.5%を割引
- 特徴: 電気を使えば使うほど割引額が増えます
- おすすめ: 大家族・ペットがいる家庭
※対象外となるプラン:さすてな電気
【重要】損益分岐点は「電気代 20,400円」
計算すると、この2つの割引が逆転するのは、月の電気代が約20,400円の時です。
- 電気代が2万円以下なら → 東京電力の102円引きがお得!
- 電気代が2万円以上なら → 東京ガスの0.5%引きがお得!
東京電力の特徴
東京電力の「電気・ガスセット割」は、電気料金に対して月額102円(税込)の定額割引を適用する仕組みを採用しています。この「定額制」は消費者の電力使用量に依存しないため、使用量が少ない単身世帯や共働き世帯において、支払い総額に対する割引率(効果)が相対的に高くなる特性を持ちます。
例えば、電気代が3,000円の月であれば、102円の割引は約3.4%の還元に相当しますが、20,000円の月であれば約0.51%に低下します。 なお、この割引は「スタンダードS/L」などの新しい料金プランが対象であり、旧来の「従量電灯B」などは対象外である点に留意が必要です。
東京ガスの特徴
東京ガスの「電気・ガスセット割」は、電気料金(基本料金+電力量料金)の0.5%を割り引く「定率制」を採用しています。 このモデルは、使用量が増加すればするほど割引絶対額が増加するため、大家族やペット飼育世帯など、恒常的に電力消費量が多い層に対して有利に働く設計となっています。適用条件としては、電気とガスの使用場所および契約者が同一であり、かつ合算請求であることが前提です。
【世帯別】どっちがおトク?節約シミュレーション
世帯人数やライフスタイルによって、最適な選択は異なります。実際に電気とガスをまとめた場合、年間でいくら支払うことになるのか、シミュレーションで比較しました。
| 世帯タイプ | 月間使用量イメージ | 東京電力セット | 東京ガスセット | 勝者 | お得額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 電気200kWh / ガス15m³ | 120,242円 | 121,256円 | 東京電力 | 約1,000円 |
| 二人暮らし | 電気300kWh / ガス30m³ | 193,402円 | 194,063円 | 東京電力 | 約600円 |
| 4人家族 | 電気600kWh / ガス45m³ | 363,696円 | 360,750円 | 東京ガス | 約3,000円 |
一人暮らし・二人暮らしの方は、ガスの単価設定が安い東京電力が有利です。使用量が少ない世帯では、東京ガスの0.5%割引(月額数十円程度)よりも、東京電力の固定102円割引(年間1,224円)の方が効果が大きくなります。
電気をたくさん使うファミリー世帯は、電気単価が割安な東京ガスが逆転勝利します。電気使用量が月間300kWh(約8,000〜9,000円)程度の場合、0.5%割引は約45円となり、依然として東京電力の102円割引には及びません。
料金以外のメリット・デメリット

「安さ」以外にも、選ぶ際に確認しておきたい2つのポイントがあります。
ポイント還元と付帯サービス:
- ポイントの使い道: 両社のポイントは、提携先のポイントや景品、月々の支払充当に活用できます。
- 生活トラブル駆けつけ: 水漏れや鍵の紛失などのトラブル時に無料で駆けつけてくれるサービスが付帯するプランもあります。いざという時の安心感も比較材料になります。
「ポイント還元」の比較
Pontaポイント派なら「東京ガス」:東京ガスの「パッチョポイント」は、Pontaポイントと1:1で交換できます。ローソンやauをお使いの方は、ポイントを無駄なく活用できます。さらに、2026年春にかけてのキャンペーンでは、新規申し込みで3,000 Pontaポイントがもらえるチャンスも!
ポイントを自由に選びたいなら「東京電力」:東京電力のポイントは、Tポイント(Vポイント)、Ponta、nanaco、WAON、dポイントなど、交換先が豊富です。ただし、電気料金の支払いに直接ポイントを使うことはできないので、その点だけは覚えておきましょう。
「駆けつけサービス」の比較
東京電力の「生活かけつけサービス」は無料!:東京電力の「スタンダードS」プランには、以下のトラブル対応が標準で無料付帯しています。通常、業者を呼ぶと1回1万円〜2万円かかる出張費・作業費(60分以内)が、24時間365日0円です。
- 水漏れ・トイレ詰まり
- 鍵の紛失
- 電気設備のトラブル(ブレーカーが落ちる等)
- 窓ガラスの破損
東京ガスは「無料サポート」終了に注意:以前は東京ガスも同様の無料サービスを提供していましたが、2022年9月をもって電気契約者向けの無料トラブルサポートは終了しています。現在、同様のサービスを受けるには有料オプションへの加入が必要です(水とでんきの駆けつけサービス:月額385円)。
まとめ:あなたが選ぶべきはどっち?

以上の比較から、本記事がおすすめする結論はこちらです。
東京電力がおすすめな人:
- 一人暮らし・二人暮らしの方(電気代が月2万円以下)
- もしもの時のトラブル対応(保険)を無料で手に入れたい方
- 結論: 安さと安心のバランスが強み。迷ったら東京電力の「スタンダードS」+「とくとくガスプラン」で間違いありません。
東京ガスがおすすめな人:
- 3人以上の家族、ペットを飼っていてエアコンを常時使う方
- Pontaポイント(au経済圏)をメインに使っている方
- 結論: 電気使用量が多い家庭なら、東京ガスの割引率が家計を助けてくれます。
切り替えはネットで5分!工事も立会いも不要
電力・ガスの切り替えに、面倒な工事や立会いは原則不要です。今の会社への解約連絡も、新しい会社がやってくれます。 検針票を用意して、今すぐスマホから申し込みましょう。来月の請求書を見るのが楽しみになるはずです!
失敗しないための選び方!シミュレーションで最終確認
「自分の家では結局いくら安くなるの?」と疑問に思われた方は、エネピの無料比較サービスをぜひ活用してみてください。お住まいの地域や使用状況に合わせて、最適なプランを簡単に見つけるお手伝いをいたします。
固定費の見直しは、早めに取り組むほど長期的な節約効果が大きくなります。この機会に、ご家庭にぴったりの料金プランへ切り替えて、賢く固定費を削減しましょう!
