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ガスの供給形態とは?プロパンガス(LPガス)の設備と供給の仕組みを解説!

LPガス(プロパンガス)を節約したり会社を切り替えたりする際、LPガスの仕組みを理解していないと何がお得でどう割高なのかがわかりません。わかりにくいLPガスの設備と供給の仕組みを解説します。

普段何気なく使用しているLPガス(プロパンガス)ですが、LPガス(プロパンガス)の設備はどこまでが自分のもので、どこまでが業者の所有になっているか知っていますか?

また業者が供給してくれているLPガス(プロパンガス)がどのような供給方法でLPガス(プロパンガス)を提供していくれているのかご存知でしょうか?

最近はLPガス(プロパンガス)の業界も競争が激しくなり、このLPガス(プロパンガス)の設備と供給の仕組みをよく知らないために、トラブルが発生するケースが増えています。

また今使用しているガス料金が平均よりも高く、ガス代を節約するために業者を変更を考えている方には、他の業者から見積もりを取ったりするときにも知っておくと後々便利なので、今のうちに勉強しておきましょう。(参照:日本LPガス協会HP http://www.j-lpgas.gr.jp/

LPガス(プロパンガス)が家庭に届くまで

現在日本国内で使用されているLPガス(プロパンガス)の約80%はカタール・UAE・クウェート・サウジアラビアといった中東の国々を中心とした輸入に頼っています。

また残りの20%は原油精製時及び化学製品の生産時に発生する国内生産分ですが、その原料も海外からの輸入によってほとんどが賄われています。

海外から輸入されたり国内において生産されたLPガス(プロパンガス)は、1次基地及び輸入基地から内航船やタンクローリーに積まれて、LPガス輸送時の中継基地である2次基地へ配送されていきます。

沿岸や内陸に配置されていている2次基地に着くと、常温・狡猾タンクで貯蔵されます。そこからタンクローリー車などによって3次基地及び充てん所に配送されていきます。

3次基地及び充てん所に到着したLPガス(プロパンガス)は、ここでようやく我々となじみのあるガスボンベ容器に充てんされ、一般家庭向けや業務用として配送されていきます。

充てん所にてガスボンベ容器に充てんされたLPガス(プロパンガス)は、配送センターに専用トラックで配送されていきます。

そして配送センターから小売事業者へ配送されたLPガス(プロパンガス)が、我々一般消費者にとどけられるLPガス(プロパンガス)となるわけです。

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LPガス(プロパンガス)はどのような仕組みで供給されているのでしょうか?

 それでは、次にLPガス(プロパンガス)の供給方式についてご紹介しましょう。LPガス(プロパンガス)が各家庭に届けられるまでの供給方式には大きく分けて2通りの方式があります。(参照:大阪ガスLPG http://www.oglpg.co.jp/

個別供給方式

個別供給方式は一番一般的な供給方式で、各家庭ごとにLPガス(プロパンガス)のボンベ容器を設置してガスを供給する方式となっています。

個別供給方式の設置方法としては各家にプロパンガス(LPガス)の容器を設置し、

その容器に充填されたプロパンガス(LPガス)を家に引き込んで使用する方式です。

この方式ではプロパンガス(LPガス)容器の残量や、

各家庭のプロパンガス(LPガス)の使用量等を、

ガス供給会社がコンピュータで管理しているため、

プロパンガス(LPガス)が切れる前にガスの供給をするので、

消費者はプロパンガス(LPガス)の残量を気にする事なく生活出来ます。

利点としては必要な所に持ち運べるので、簡単に設置することが可能になるところです。

集中供給方式(導管供給方式)

集中供給方式は敷地内に設置されたLPガス(プロパンガス)の供給設備(容器収納庫など)から

都市ガスと同じように地中に埋められた導管を経由することで、各家庭にLPガス(プロパンガス)を供給する方式です。

 導管供給方式は規模によって法律の定める所に寄り、70戸未満のマンション等の供給に用いられる小規模導管供給と、70戸以上の規模の大きなマンション等の供給に用いられる簡易ガス供給に分類されます。



小規模導管供給では、液化石油ガス法が適用されます。



一方、簡易ガス供給では、ガス事業法が適用されます。

バルク供給方式

集中供給方式の場合、一般的なボンベ容器だけでなくバルク貯槽(ガス貯蔵タンク)と呼ばれる設備を使用する場合があります。

バルク供給方式の場合は、敷地内に設置された容量の大きな貯槽やタンク等にあらかじめプロパンガス(LPガス)を充てんした容器を運搬するのではなく、バルクローリーで直接LPガス(プロパンガス)を充てんする方式です。


この方式では、従来のプロパンガス(LPガス)の容器をいくつも用意する必要が無く、一つの貯槽やタンクを用意する事になるので敷地内にすっきりと配置する事が出来ます。また、従来はプロパンガス(LPガス)の容器はガスの補充の為に、容器を定期的に交換する必要があったので交換作業が出来る場所にプロパンガス(LPガス)の容器の設置場所を確保しなければいけませんでした。しかし、バルク供給方式であれば使用する貯槽やタンクは地下に埋設することも出来るのでスペースを有効活用する事も出来ます。

一度に大量のプロパンガス(LPガス)を配送できるので、配送の合理化にも繋がります。

作業効率も良くなり、安定した供給と安価にプロパンガスを使用出来るのではないかと期待されています。

プロパンガス(LPガス)の保安責任区分はどうなってるの?

プロパンガス(LPガス)の保安責任区分は大きく分けて業者が責任を持って管理する「供給設備」と消費者が管理する「消費設備」があります。


供給設備

プロパンガス(LPガス)の容器からガスメーター出口までの設備。明細としてはガスメーター・ボンベ容器・屋外のガス配管・ガス配管工事費など。

消費設備

ガスメータの出口からガス器具までの設備。ガステーブル・ガス給湯器・ガスストーブ・ガスボイラーなど、屋内のガス配管・ガス配管工事費。

 一般的には上記のような区分になるケースが多いですが、中にはその供給設備と消費設備を合わせて料金に上乗せしているケースなどもあります。

〈無償配管のケース〉消費設備のガステーブルや給湯器など以外はすべてガス業者が負担するケースで、屋内のガス配管工事費用についてもガス会社が負担している分を、基本料金に上乗せしてしている事が多いようです。

実際にはこのケースがかなり多いのが実情で、契約を途中で解約した場合などに屋内のガス配管工事費用についてもガス会社が負担している事を盾に、高い違約金を請求されるケースもあります。

事前に今契約している内容についてよく確認しておくことが大事となります。

まとめ

LPガス(プロパンガス)は、都市ガスと違い昔から販売に関しては自由化されていましたが、反面公共料金でもなかったこともあり、従量単価が明確化されていない事が、多くの業者にありました。

しかし、今春の電力自由化や来年に迎える都市ガスの販売自由化を迎え、消費者もLPガス(プロパンガス)の高い料金に不満の声が多くなっているのも事実です。

今使っているLPガス(プロパンガス)のついてよく業者との契約内容を見極め、よりお得な業者の選定の必要な時代を迎えているようですね。

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