デマンドレスポンス・プログラムについて知っていますか?耳慣れない方も多いかと思いますが、実は日本でも既に実証実験が行われているのです。また、すでに私たちの生活になじみのある時間帯別料金もデマンドレスポンス・プログラムの一部と言えるでしょう。

そこで、今回はアメリカの例を挙げて、デマンドレスポンス・プログラムについて解説していきます。

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デマンドレスポンス・プログラムとは

デマンドレスポンス・プログラムとは、電力の卸売価格が高騰したときや系統信頼性が低下したときなどに、電気料金の設定またはインセンティブの支払いに応じて、需要家の電力の使用を抑制するための制度です。

一般的には、時間帯別料金などの電気料金に基づく価格型デマンドレスポンスと、需給調整契約などのインセンティブに基づくインセンティブ型デマンドレスポンスがあります。

価格型デマンドレスポンス

価格型デマンドレスポンスでは、時間帯別に電気料金を設定することで割高な料金が設定される高負荷時に需要を抑え、割安な料金が設定された低負荷時に需要を増やすことができます。

インセンティブ型デマンドレスポンス

インセンティブ型デマンドレスポンスでは、電気事業者や系統運用者が需要家との契約に基づき、電力の卸売価格が高騰したり、電力需給がひっ迫したりした際に、供給抑制を要請することができます。

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アメリカのデマンドレスポンス・プログラム

アメリカでは2005年のエネルギー政策法をきっかけにデマンドレスポンス・プログラムの導入が促進されるようになりました。

現在ではデマンドレスポンス・プログラム全体のうち、大部分をインセンティブ型が占めていますが、価格型も今後の伸びが期待されています。

価格型デマンドレスポンスについては、料金シグナルが前日までに通知される時間帯別料金、ピーク制料金、ピーク日料金などの料金メニューの実証・導入が進められており、さらに、より細分化したメニューとしてリアルタイム・プライシングと呼ばれる、需給バランスをリアルタイムに反映して変動する料金についても導入されています。

インセンティブ型デマンドレスポンスについては、「ネガワット取引」と呼ばれる、需要家による需要削減量を供給量に見立てて市場で取引する事業形態があり、複数の需要家による供給量をまとめて取り扱う、新たなサービスが提供されています

これらのことからもわかる通り、アメリカではデマンドレスポンス・プログラムの導入に成功しており、ピーク時の節電に効果を発揮しています。

まとめ

アメリカではすでに10年にわたりデマンドレスポンス・プログラムの導入実績があり、成功を果たしています。日本におけるデマンドレスポンス・プログラムを考えるにあたって、先行している欧米の事例から学べることも多いのです。


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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。