四国電力のスマートeプラン[タイプH]

「スマートeプラン[タイプH]」とは、四国電力が提供している電気料金メニューの一つです。

平日と休日で電気料金の時間帯区分が変化する料金メニューです。

平日は、昼間、朝夕、夜間の3つ、休日は昼間と夜間の2つの時間帯区分で料金単価が設定されています。

さらに、昼間は夏季とその他季でも料金が異なります。

このうち、夏季の平日の昼間が最も割高となっており、そのかわり夜間が最も割安の料金単価になっています。

一年を通じて、平日の昼間の節電および電気利用時間帯の移行を行うことにより、電気料金を安く抑えることができます。

スマートeプラン[タイプH]には、以下の季節区分があります。

　夏季　　：7/1～9/30

　その他季：10/1～6/30

スマートeプラン[タイプH]には、以下の時間帯区分があります。

平日

　昼間時間：9時～17時

　朝夕時間：7時～9時、17時～23時

　夜間時間：23時～翌朝7時

休日（※）

　昼間時間：7時～23時

　夜間時間：23時～翌朝7時

※休日とは以下の日をいいます。

（1）土曜日、日曜日および祝日

（2）1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日、12月31日

スマートeプラン[タイプH]の電気料金は、基本料金＋電力量料金となります。

基本料金は、契約容量に応じて決定されます。

契約容量は、あらかじめ設定した、利用する電気機器の総容量（入力）から算出されます。

なお、電気を全く使用しない場合は、基本料金が半額となります。

電力量料金は、電気の使用量に応じて決定されます。

基本料金（税込）

　最初の10kVAまで：1,620円00銭（1契約）

　10kVA超過分　　：　496円80銭（1kVAにつき）

電力量料金（税込）

　平日

　　　昼間時間（夏季　　）：37円08銭（1kWh単位）

　　　昼間時間（その他季）：30円90銭（1kWh単位）

　　　朝夕時間　　　　　　：26円70銭（1kWh単位）

　休日

　　　昼間時間（その他季）：24円15銭（1kWh単位）

　共通（平日・休日）

　　　夜間時間　　　　　　：11円04銭（1kWh単位）

また、通電制御型夜間蓄熱式機器と呼ばれるタイプのマイコン制御の蓄熱機器や、夜間の5時間の電気で稼働する機器を利用している場合は、その機器の容量に応じた割引きを受けることができます。

なお、電気を全く使用しない場合は、割引き料金が半額となります。

　通電制御型夜間蓄熱式機器割引額

　　機器容量1kVAにつき：▲151円20銭

　5時間通電機器割引額

　　機器容量1kVAにつき：▲216円00銭

 なお、割引きを含めた算出後の料金が最低月額料金を下回る場合、電気料金は最低月額料金となります。

最低月額料金（税込）

　　ひと月1契約につき：486円00銭

スマートeプラン[タイプH]は、平日昼間の電気利用を、その他の時間帯にシフト可能な方向けの電気料金プランです。

平日は3つの時間帯（夜間・朝夕・昼間）、休日は2つの時間帯（夜間・昼間）で料金単価が設定されています。

また、昼間は夏季とその他季でも料金が区分されています。

このうち、最も割高となる平日（特に夏季）昼間の電気利用を、最も割安となる夜間へと移行することにより、電気料金を抑えることができます。

似たようなプランに、スマートeプラン[タイプL]、ピークシフト型時間帯別電灯がありますが、それらとの違いは、平日と休日で料金区分が変化することです。

平日の日中に継続して節電可能な方が本プランに向いています。

その他の料金プランとしては、以下のようなものがあります。こちらも合わせてご参照ください。

・昼間と夜間で単価が異なるプラン

・電気温水器を利用している方、夜型生活の方におすすめ

・一日を３つの時間帯に分けて料金単価が設定されたプラン

・昼間が割高、夜間と朝夕がお得

・昼間の電気利用をシフト可能な、夜型の方向け

・8時間通電タイプの電気温水器等を利用している方向けのプラン

・22時～7時までの時間帯のみ電気が利用可能

・5時間通電タイプの電気温水器等を利用している方向けのプラン

・1時～6時までの時間帯のみ電気が利用可能

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