毎月の固定費の中でも大きな割合を占めるガス代。節約のために切り替えを検討する中で「ニチガス やばい」という評判を目にし、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「大手企業だから安心」と思っていても、ネガティブな口コミを見かけると契約をためらってしまいますよね。本記事では、ニチガスがなぜ「やばい」と言われているのか、その真相を客観的な視点から詳しく解説します。
この記事を読むことで、ネットの情報に振り回されず、自分にとって最適なガス会社を選ぶための判断基準が明確になります。
この記事で分かること
- ニチガスが「やばい」と言われる理由と評判の真相
- 都市ガスとプロパンガスで異なる料金体系やそれぞれの注意点
- 利用者のリアルな口コミからわかるメリットとデメリット
- 契約前に確認しておくべき具体的なチェック項目
- 自分に合ったガス会社を見極めるための判断基準
ニチガス(日本瓦斯株式会社)の概要

ニチガス(日本瓦斯株式会社)は、関東を中心にLPガス・都市ガス・電気を扱う大手ガス会社で、特にプロパンガスとセット割に強みがあります。
提供企業
- 会社名: 日本瓦斯株式会社 (通称: ニチガス)
- 本社所在地: 東京都渋谷区代々木4丁目31番8号
- 設立: 1955年
- 事業内容: LPガス、都市ガス、電気の販売を行う総合エネルギー企業
供給エリア
- 都市ガス:東京ガスエリア・京葉ガスエリア・東部ガスエリア・武陽ガスエリア・大東ガスエリアなど、関東一円の広い範囲で供給
- LPガス:関東を中心に、都市ガスエリア外も含め広域で供給
主なプラン
- 都市ガスプラン(プレミアム+プラン):一定使用量まで定額料金、従量料金は地域の都市ガス会社より割安設定、原料費調整制度により月ごとに変動
- LPガスプラン:2年間固定単価プランなど各種プランあり
- セットメニュー:ニチガスでんきとのセット割など、ガスと電気をまとめることでトータルコストを下げるセット割引を展開
申し込み方法
- オンライン申し込み: 公式サイトから申し込み
- 電話申し込み: カスタマーセンター 0120-914-330(平日9:00~17:30)
- 必要なもの: 現在のガス・電気の検針票、支払い方法(口座振替またはクレジットカード)
-
注意事項:
1. 現在契約中のガス会社への連絡は不要(ニチガスが手続き)
2. アパート・マンションでプロパンガス利用の場合は、大家さん・管理会社への相談が必要
主なメリット
- 料金面のメリット:地域の都市ガス会社の一般料金より1㎥あたりの単価が安く、ガス使用量が多い家庭ほど節約額が大きい。
- 多様な割引オプション: 電気とガスをまとめるとお得。光回線、ウォーターサーバーなど組み合わせ可能。
- その他:東証一部上場の大手企業の信頼性、 都市ガスは契約期間の縛りなし、請求の一元化(電気とガスをまとめて管理可能)。
主なデメリット
- 料金面のデメリット:一定使用量まで定額のためガス使用が少ないと割高になる可能性があり、一人暮らしには東京ガスなど地域ガス会社の方が安い場合がある。
- 訪問販売トラブル: 2023年に特定商取引法違反で一部業務停止命令を受けた事例あり。
- その他:紙の検針票は原則発行されずWeb上での確認が基本。
解約条件
- 都市ガス: 解約手数料・違約金なし、契約期間の縛りなし
- LPガス: 2年間固定単価プランの場合、途中解約で違約金が発生する可能性あり
-
解約連絡先:
1. 電話: お近くの営業所または0120-914-330
2. オンライン: 公式サイトから手続き可能
ニチガスの評判にまつわる「やばい」の真相

ネット上で「やばい」という言葉が使われる背景には、主に「営業スタイル」と「料金の変動」に関する誤解や不満があると考えられます。具体的にどのような点が不安視されているのか、2つのポイントに整理しました。
強引と感じてしまう「訪問営業」のスタイル
ニチガスは対面での営業活動を積極的に行っていますが、その際の勧誘が強引だと感じてしまうケースがあるようです。
- 「今のガス代が安くなる」というメリットばかりが強調され、リスク説明が不足していると感じる
- 営業担当者の態度が断りづらい雰囲気で、強引に感じる
このような経験をした方の不満が、SNSなどで「やばい」という言葉として広がっている側面があります。
「原料費調整制度」による料金変動への誤解
「契約後にガス代が上がった」という声の多くは、原料費調整制度への理解不足から生じています。
- 仕組み: 輸入価格の変動に合わせて、毎月のガス単価が自動的に調整される制度
- 現状: 世界情勢の影響で原料費が高騰すれば、ニチガスに限らず多くのガス会社で料金が上昇します
「ずっと安いまま」だと思い込んで契約すると、値上げのタイミングで「騙された(=やばい)」と感じてしまうのです。
SNSや口コミから見るニチガスのリアルな声
ニチガスの実際の利用者の口コミ・評判をまとめました。SNSや口コミサイトから収集した「生の声」をご紹介します。
総論
- 訪問営業での契約は慎重に: 破格の安値を提示されても、後から値上げされるケースが多数報告されています
- 定期的な料金チェックが必須: 通知がわかりにくく、知らない間に値上がりしているケースあり
- プロパンガスは特に注意: 「最初は安くても半年〜1年で倍以上になる」という報告が複数
- 一人暮らしには不向き: 電気使用量が少ない場合は逆に高くなる料金体系
ポジティブな口コミ
1. 料金の安さ(特に電気とのセット割)
- 「電気とセットにしたらさらに安くなった!」
- 「プロパンガスが他社より安くて助かる」
- 「東京ガスより料金が安くなった」
2. プランのわかりやすさ
- 「プランがシンプルで契約時に悩まなかった」
- 「料金体系が明確」
3. カスタマーサポート
- 「トラブル時の対応が丁寧だった」
- 「担当者が親切に対応してくれた」
- 「保安体制がしっかりしている」
4. 大手の安心感
- 「東証上場企業で信頼できる」
- 「大手なので安定している」
ネガティブな口コミ
1. 訪問営業の問題(最も多い不満)
- しつこい勧誘: 「何度断っても帰らない」「20時頃に訪問してきた」
- 態度の悪さ: 「契約を断ったら暴言を吐かれた」「挨拶もせず帰った」
- 虚偽説明: 「お知らせがあると言って玄関を開けさせ、実際は勧誘だった」
【重要】消費者庁は2023年5月に、ニチガスに対して3ヶ月間の訪問販売業務停止命令を出しています。特定商取引法違反(勧誘目的の不告知、契約拒否後の再勧誘)が認定されました。(消費者庁公式発表)
2. 料金値上げの問題
- 「契約時は単価300円台だったが、今は600円以上に」
- 「半年で元の料金に戻り、1年で倍、2年で3倍弱になった」
- 「最初は安くても徐々に値上げされる」
- 「気づいたら立方単価が600円超えになっていた」
3. 料金確認のしづらさ
- 「お客様番号を毎回入力しないと料金が見られない」
- 「Webページが見づらく、値上がりに気づきにくい仕組み」
- 「紙の検針票が原則発行されない」
4. 少量使用者には不向き
- 「一人暮らしで月6,000〜7,000円かかる」
- 「200kWhまで定額なので、使用量が少ないと割高」
5. 供給エリアの限定
- 「使いたかったが供給エリア外だった」
- 関東圏中心のため、他地域では利用できない
出典:同上
まとめ
ニチガスが向いている人:
- 電気・ガスの使用量が多いファミリー世帯
- 料金を定期的にチェックできる人
- Webでの管理に慣れている人
注意が必要な人:
- 一人暮らしや少量使用者
- 訪問営業で契約を検討している人
- 料金チェックを頻繁にできない人
実際の利用者からは「大手の安心感」と「セット割の魅力」を評価する声がある一方で、「訪問営業の質の低さ」「段階的な値上げ」への不満が目立ちます。契約を検討する際は、必ず料金シミュレーションを行い、定期的な料金チェックを心がけることが重要です。
【重要】都市ガスとプロパンガスで異なる料金の仕組み
ニチガスのサービスは、お住まいの地域が「都市ガス」か「プロパンガス(LPガス)」かによって、メリット・デメリットが大きく異なります。
| 比較項目 | 都市ガス | プロパンガス(LPガス) |
|---|---|---|
| 料金の決まり方 | 原則として大手(東京ガス等)より安価 | 自由価格制(会社が自由に設定) |
| 「やばい」と言われる要因 | 原料費調整による毎月の単価変動 | 契約後の段階的な値上げ |
| 注意すべきポイント | セット割解約時の違約金など | 設備貸付契約(無償配管)の有無 |
都市ガス:大手との料金・サービス比較
都市ガスエリア(東京ガスなどの管轄)にお住まいの場合、ニチガスは既存の大手ガス会社よりも基本料金や従量単価を数%安く設定しているケースが多い傾向にあります。
以下が、東京ガスエリアにおける標準的な家庭(20㎥〜80㎥/月)の料金比較です。ニチガスの「プレミアム5+プラン」は、大手の「一般料金」よりも単価が安く設定されているのが特徴です。
| 使用量区分 | 料金項目 | 東京ガス | ニチガス |
|---|---|---|---|
| 20㎥〜80㎥ | 基本料金(月額) | 1,056.00円 | 1,100.00円 |
| 従量単価(1㎥) | 130.46円 | 123.93円(約5%OFF) | |
| 80㎥〜200㎥ | 基本料金(月額) | 1,232.00円 | 1,283.33円 |
| 従量単価(1㎥) | 128.26円 | 121.83円(約5%OFF) |
参照:ニチガス 都市ガス料金
プロパンガス(LPガス):自由価格制と地域相場の関係
プロパンガスは「自由価格制」であり、ガス会社が自由に価格を設定できます。プロパンガスの場合は物件ごとの個別契約になるため、周囲の相場を確認することが重要です。ここでは、ニチガスが強みを持つ「関東エリア」の相場と比較します。
| 項目 | 地域平均価格 | ニチガス |
|---|---|---|
| 基本料金 | 約 1,900円 〜 2,000円 | 約 1,650円 |
| 従量単価(1㎥) | 約 650円 〜 750円 | 約 450円 〜 550円 |
| 月額合計(10㎥) | 約 8,500円 〜 9,500円 | 約 6,500円 〜 7,500円 |
参照:ニチガス LPガス料金
※プロパンガスは「輸入価格(CP価格)」の影響を受けやすく、原料費調整によって単価が変動します。
適正価格を見極め、安くするための具体的アクション
これから契約を行う、あるいは契約を見直す方は、比較サイトで見積もりを取得し、それを「ベンチマーク(基準価格)」として利用するとよいでしょう。提示された価格が地域最安値と乖離している場合、その契約は回避すべきです。
エネピでは、適正価格の業者に切り替えることで月額4,000円以上の削減(年間5万円規模)事例が報告されています。ぜひこの機会に、ガス料金の最適化を検討してみてください。
ニチガスを利用するメリットと便利なサービス

悪い評判が目立ちやすい一方で、ニチガスには他社にはない優れたサービスも充実しています。
- アプリ「マイニチガス」の利便性: 毎月の使用量や請求金額がスマホで一目で分かります。過去のデータと比較できるため、節約意識が高まります。
- セット割による固定費削減: 電気、インターネット、U-NEXTなど、複数のインフラをまとめることで「セット割引」が適用され、トータルの固定費を抑えられます。
- 柔軟な支払い方法: クレジットカードや口座振替に加え、最新の決済サービスにも対応しており、利便性が高いのが魅力です。
「でガ割」:電力・ガス・コンテンツのセット割引
ニチガスは複数のサービスをセットにする割引プランに力を入れています。
1. 電力セット割「でガ割」:都市ガスと電気をセットで契約する「でガ割」は、月額300円(年間3600円)の定額割引を提供しています。
- メリット: 使用量に依存しない定額割引は、使用量の少ない単身者や共働き世帯にとって、%割引よりも有利になるケースが多いです。
- 注意点: 燃料価格高騰時には、300円の割引を相殺して余りある調整額が請求されるリスクがあります。契約者は約款の「燃料費調整制度」項目の熟読が必要です。
2. コンテンツとの融合(U-NEXT連携):特徴的なプランとして、動画配信サービス「U-NEXT」との提携があります。
- 仕組み: ニチガス経由でU-NEXT(月額2,189円)を申し込むと、ガス代が月額100円割引になります。
- 注意点: 割引額(年間1200円)はU-NEXTの月額料金の半月分程度であり、純粋な節約術としては、U-NEXTのヘビーユーザー以外には向いていない。
契約後に後悔しないためのチェックリスト

ニチガスへの切り替えを検討する際は、以下の項目を事前に確認しておきましょう。
- 現在のガス会社の「単価」と「基本料金」を把握しているか
- 原料費調整制度による価格変動を理解したか
- プロパンガスの場合は、現在の会社に解約違約金が発生しないか
- セット割を適用する場合、将来的に他のサービスを解約した時の料金はどうなるか
無理にその場で契約せず、一度立ち止まってこれらの項目を確認することが大切です。
まとめ:納得感を持ってガス会社を選ぶために
ニチガスが「やばい」と言われる背景には、営業スタイルへの戸惑いや、料金制度の仕組みが十分に伝わっていないことによるギャップがあると考えられます。
- サービス自体は大手企業によるもので、信頼性は確保されている
- 都市ガスエリアでは、大手より安くなる可能性が高い
- プロパンガスは、地域相場と比較した上での慎重な判断が必要
「今のガス代が高い」と感じることは、家計を見直す良いきっかけになります。ただし、一つの会社に絞るのではなく、複数の選択肢を比較することが失敗しないコツです。
エネピでは、お住まいの地域のガス会社を簡単に比較できるサービスを提供しています。無理な勧誘を心配することなく、客観的なデータに基づいて最適なプランを見つけることが可能です。
まずは無料の料金シミュレーションを利用して、適正価格を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
