九州電力が提供する、低圧季時別電力とは
「低圧季時別電力」とは、九州電力が提供している電気料金メニューの一つです。
商店・事務所・工場等で主に動力(照明や小型機器以外の電気機器)を利用する方向けのメニューです。「季時別」とは、「季節別時間帯別」の略で、低圧電力と比較すると、時間帯による料金単価の区分が追加されています。また、低圧電力と比較した場合、基本料金の単価は割高となりますが、電力使用量の単価は割安になっています。
本プランの対象は、低圧電力が適用可能な方となります。
低圧季時別電力の季節区分
夏季
その他
低圧季時別電力の時間帯区分
昼間時間
夜間時間
低圧季時別電力の契約電力
低圧季時別電力の電気料金
電力量料金(円、税込、1kWh単位)
夏季 :16.38
その他季:14.32
夜間時間 :10.29力率による基本料金の割引および割増
動力における力率によって、以下の割引、割増があります。
力率が85%を超える場合:基本料金を5%割引力率が85%を下回る場合:基本料金を5%割増
なお、力率とは、交流電力の効率を示す値で、皮相電力に対する有効電力の割合を指します。電線を伝って流れてきた電気は電気機器によって100%利用できるわけではなく、機器によって利用できる割合が異なります。力率が高い機器ほど、電力を効率よく使用していることになります。
このことから、力率による料金の割引、割増が存在します。電力を非効率で利用している(力率が低い)場合は料金が割増になり、効率よく電力を利用している(力率が高い)場合は料金が割引されます。
九州電力の低圧季時別電力で電気料金がお得になる利用者タイプ
低圧季時別電力は、商店・事務所・工場等で動力(照明や小型機器以外の電気機器)を利用する方向けのプランです。低圧電力と比較して、時間帯による料金単価の区分があります。また、低圧電力と比較した場合、基本料金は高くなりますが、電力使用量の単価が安くなっています。特に夜間の料金は割安となっているため、夜間に電気を多く使う方に向いています。本プランの対象は、低圧電力が適用可能な方となります。
動力を利用する商店・事務所・工場向けの料金プランとしては、低圧季時別電力以外にも以下のようなものがあります。
低圧電力
従量電灯
季時別電灯
時間帯別電灯
ピークシフト電灯
高負荷率型電灯
深夜電力B
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
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