東京電力の新しいブランドは、「TEPCO」

東京電力のURL(ドメイン)でもあり、コミュニケーションネームとして活用されていた「TEPCO」を、東京電力ホールディングス全体のシンボルとして位置づけています。

東京電力ホールディングスの傘下に、燃料・火力発電事業会社の「東京電力フュエル&パワー」、送配電事業会社の「東京電力パワーグリッド」、小売電気事業会社の「東京電力エナジーパートナー」の3社

東京電力、2016年より新ブランド「TEPCO」へ。「挑戦するエナジー。」の目指す方針

出典:東京電力

各社の事業概要は、以下の通りです。

東京電力ホールディングス

 ・グループ経営管理
 ・賠償・廃炉・復興推進等
 ・水力・新エネルギー発電事業
 ・原子力発電事業 等

東京電力フュエル&パワー

 ・火力発電事業(離島を除く)
 ・火力発電事業に係る燃料調達事業、資源開発事業 等

燃料を意味するフュエル(Fuel)と、電力を意味するパワー(Power)のふたつを「&」で結ぶことで、燃料調達から発電までを高い次元で統合して価値を高め、進化したエネルギー事業者をめざす決意が込められています。

東京電力パワーグリッド

 ・一般送配電事業 等

送配電網を表すパワーグリッド(Power Grid)という言葉を、ストレートに社名とし、この事業領域を代表する存在に進化する決意が込められています。
なお、東京電力パワーグリッド社のみ、送配電事業の中立性を担保することを意図して、TEPCOブランドを使っていません。その代わりに、常に電力を送り続けることを象徴するエタニティマーク(∞)をモチーフにしてブランドを表現しています。

東京電力エナジーパートナー

 ・小売電気事業

 ・ガス事業 等

電気を含む多彩なエネルギー商品やサービスのご提供を通じて、あらゆるご要望に情熱というエナジー(Energy)をもって応え、電力販売の枠を超えて、お客さまとともに発展するパートナーへと進化する決意が込められています。

ホールディングス体制の背景

ホールディングス体制の背景

出典:東京電力

電気の小売市場は、2016年4月から始まる小売の全面自由化、および2020年から始まる送配電部門の法的分離など、大きな変革期を迎えています。こういったかつてない変化にスピーディーに対応するために、それぞれの会社の役割を明確にして分社化したと言えるでしょう。また、持株会社は、福島第一原子力発電所事故の責任を全うする姿勢を明確化したという意図もうかがえます。

東京電力グループのブランドメッセージは、「挑戦するエナジー。」

東京電力グループのブランドメッセージは、「挑戦するエナジー。」

出典:東京電力

東京電力ホールディングスのスローガンとして、「挑戦するエナジー。」を掲げています。「挑戦」という言葉には、

「責任と競争」の両立を実現する

安定供給にとどまらずお客さまのよりよい暮らしを想像する

各事業領域で挑戦を続ける企業として真っ先にパートナーに選ばれる存在になる

という決意が込められています。

また、「エナジー」という言葉には、

電気などのエネルギーと人々の情熱

世の中一人ひとりの挑戦を応援するエネルギー

という意味が込められています。

今後、ホールディングカンパニー制移行後、東京電力グループがどのようなサービスを展開していくのか、また他電力会社が東京電力グループの動きに対応していくのか、引き続きウォッチしていきます。


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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。