製品評価技術基盤機構(NITE)は25日、
家庭で使う灯油ストーブや
電気ストーブなどの暖房機具を巡る事故が
2016年3月までの約5年間で
975件起こっていると発表し、
誤った使い方や不注意による事故が
目立っているとして注意を呼び掛けた。
多くは火災を伴い、
火災や一酸化炭素中毒など
85件で計95人が死亡した。
NITEによると、製品別の事故数は多い順に、
以下の件数であることを公表している。
1位:電気暖房機488件
2位:石油暖房機447件
3位:ガス暖房機40件。
火災になる原因として、
タンクから漏れた灯油が引火するケースや
灯油をスタンドまで汲みに行き、
ガソリンと灯油を入れ間違えたことに気づかず着火してしまうケース、
暖房器具の近くに洗濯物などの可燃性の高い物を
置いていたことで燃え移ってしまうケースがあります。