H.I.Sってどんな会社

H.I.Sは国内外の旅行の企画・販売・手配を総合に取り扱う総合旅行会社です。設立は1980年で2002年には東証1部上場しています。
H.I.Sは2010年に当時経営不振にあったハウステンボスを子会社化し、そのハウステンボスや新電力のノウハウを持つスマートエナジー社と共に共同出資する形で小売電気事業者のHTBエナジーを設立させました。
電力小売全面自由化以降の電力販売についての運営はHTBエナジーが行いますが、知名度の低さから電力販売のネーミングはH.I.Sで行っていくようです。
H.I.Sが契約できるエリアは
H.I.Sが電力を供給するエリアは、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・関西電力・中国電力・九州電力のエリアとなっています。
なかなかエリアを拡大できない新電力会社も多い中で、7つのエリアに電力供給しているH.I.Sは、かなり広域に対応していると言えるでしょう。
H.I.Sの持つ発電所は
HTBエナジー社の主な電力の調達先としては、株主でもある九州電力や日本卸電力取引所からとしていますが、現在自社による発電所の建設に力を入れています。
大分県別府市に出力40kWの地熱発電所を所有し、すでに稼働していて売電に活用しています。
またハウステンボスの敷地内にもガスエンジン発電機を導入して自主電源として活用し、余剰電力は販売していく計画です。
さらに将来的な契約として、東京・関西電力管内に100万kWを越える火力発電所の建設を計画し、大需要エリアへの電力供給にも対応できる体制を整える考えのようです。
H.I.Sの新料金プラン

H.I.Sの料金メニューは、7つの電力会社の一番標準的な従量電灯A/Bと大型住宅や小売店など向けの従量電灯B/Cの2つに分類されます。
料金メニューのネーミングがユニークで、東京電力管内は「東京大江戸プラン」、中部電力管内は「中部しゃちほこプラン」、関西電力管内は「関西たこやきプラン」、中国電力管内は「中国もみじプラン」、九州電力管内は「九州めんたいこプラン」、北海道電力管内は「北海道かにプラン」、東北電力管内は「東北なまはげプラン」といったようにご当地にちなんだネーミングを採用しています。
たのしいでんき 東京大江戸プラン 従量電灯B 電気料金表
料金分類 | 電力会社料金 | H.I.S.の電気料金(既存電力会社の5%引) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 280円80銭 | 266円76銭 |
15A | 421円20銭 | 400円14銭 | |
20A | 561円60銭 | 533円52銭 | |
30A | 842円40銭 | 800円28銭 | |
40A | 1,123円20銭 | 1,067円04銭 | |
50A | 1,404円00銭 | 1,333円80銭 | |
60A | 1,684円80銭 | 1,600円56銭 | |
従量料金 | 120kWhまで | @19円43銭 | @18円46銭 |
120~300kWhまで | @25円91銭 | @24円62銭 | |
300kWhから | @29円93銭 | @28円44銭 |
たのしいでんき 関西たこやきプラン 従量電灯A 電気料金表
料金分類 | 電力会社料金 | H.I.S.の電気料金(既存電力会社の5%引) | |
---|---|---|---|
最低料金 | 最初の15kWhまで | 373円73銭 | 355円05銭 |
従量料金 | 15~120kWhまで | @22円83銭 | @21円69銭 |
120~300kWhまで | @29円26銭 | @27円80銭 | |
300kWhから | @33円32銭 | @31円66銭 |
たのしいでんき 中部しゃちほこプラン 従量電灯B 電気料金表
料金分類 | 電力会社料金 | H.I.S.の電気料金(既存電力会社の5%引) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 280円80銭 | 266円76銭 |
15A | 421円20銭 | 400円14銭 | |
20A | 561円60銭 | 533円52銭 | |
30A | 842円40銭 | 800円28銭 | |
40A | 1,123円20銭 | 1,067円04銭 | |
50A | 1,404円00銭 | 1,333円80銭 | |
60A | 1,684円80銭 | 1,600円56銭 | |
従量料金 | 120kWhまで | @20円68銭 | @19円65銭 |
120~300kWhまで | @25円08銭 | @23円83銭 | |
300kWhから | @27円97銭 | @26円58銭 |
ご紹介したのが東京電力管内の「東京大江戸プラン 従量電灯B」、関西電力管内の「関西たこやきプラン 従量電灯A」、中部電力管内の「中部しゃちほこプラン 従量電灯B」の3つです。
いずれのプランも従量電灯のプランで、時間や曜日によっての料金単価の違いがなく、つねに同じ料金プランです。
お得なポイントとして、料金は5%割引を保障するとのこと
この他の電力会社のプランも含めたすべてのプランに共通して言える事は、それぞれの契約している大手電力会社の料金よりも、基本料金・従量料金共に5%ほど安くしていることです。
5%の割引きはH.I.Sの電気料金の最大の特徴となっています。
料金の仕組みも複雑になっていて、セット割引きなどの特典を併用しないとほとんど電気代が安くならない会社も多い中で、明確に今の電陸会社よりも5%割引きになるというシステムは単純でわかりやすいシステムと言えるでしょう。
H.I.Sのお得な特典は
H.I.Sの特典としては、電気料金が今よりも5%割引きになるだけでもお得ですが、さらに旅行会社の強みを生かして、電気とセットで申し込みすると海外5万円以上・国内3万円以上のツアー料金が海外旅行が2,000円割引きとなり、国内旅行が1000円の割引きとなるキャンペーンを3月末まで行っています。
今後もこういった旅行会社の強みを生かしたお得なキャンペーンを展開していくと思われます。
H.I.Sのオススメポイントは
H.I.Sのオススメポイントは、まずは1つに現在契約している電力会社よりも電気料金が5%安くなる事を保証しているというお得なところです。
2つめにハウステンボスから生まれたHTBエナジーが電力を供給するしっかりとした土台があるという、安心感です。
3つめに全国にある300箇所のH.I.Sの店舗に置いて契約の手続きができるほか、インターネットを利用してスマホやタブレットからでも簡単に契約できるというところです。
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
ただ、どちらの設備も初期費用がかかるので、検討するのであれば「相場を把握すること」が肝要です。
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