寒い季節を迎えると、部屋を温めてくれる暖房器具が欠かせません。

そこで気になるのが、電気代。特に真冬は暖房器具の運転時間が長くなるため、電気代が心配ですよね。

本記事では暖房器具のこたつの電気代について解説します。

またエアコンやホットカーペットとの比較や、こたつの消費電力を抑える方法も紹介します。

冬の暖房代を節約したい!という方はぜひご覧ください。

プロパンガス料金比較でガス代をお得に!

Step1

ガス料金を比較したい物件は?

Step2

どちらでガスを使用しますか?

こたつの電気代はいくら?

こたつの電気代は、3つの要因で説明できます。消費電力・使用時間・電力量料金です。

消費電力はこたつに内蔵されている電気ヒーターと関連します。電気ヒーターの種類はメーカーによって異なりますが、今回はニトリのこたつを取り上げます。

使用時間と電気代の関連はよく知られていますよね。一般に、使用時間が長くなるほど電気代が高くなります。今回は1時間・1日・1ヶ月ごとに電気代を計算します。

電力量料金は地域や電力会社によって異なりますが、今回は東京電力の料金を参照します。ちなみに、電気代の計算式は次のとおりです。

電気代(円)= 消費電力(kW) × 使用時間(時間) × 電力量料金(円/kWh)

さて、以上の条件をまとめると次のとおりです。

■消費電力※1
弱:45Wh
強:140Wh

■使用時間
1時間・1日・1ヶ月

■電力量料金※2
30円/kWh

※1 ニトリ/2WAYコタツ
※2 東京電力/スタンダードS


それでは、こたつの電気代を見てみましょう。

弱ヒーター 強ヒーター
1時間 1.35円 4.2円
1日(8時間) 10.8円 33.6円
1ヶ月 324円 1,008円

なお、1日の使用時間は8時間と仮定しました。家にいる時間は、仕事や学校、就寝の時間を除くと、大体8時間くらいではないでしょうか。

したがって、こたつを1日つけっぱなしにすると、電気代は10.8~33.6円かかるといえます。

ちなみに、こたつはつけっぱなしにするか、それともこまめに消すか、どちらがよいのか迷う人も多いと思います。この点については後ほど解説します(今すぐ知りたい方はコチラ)。

ただし前述のとおり、電気代はメーカーや電力会社によって変わるため、こちらはあくまで参考としてください。

【比較】こたつ・エアコン・ホットカーペット、安いのはどれ?

続いて、こたつ以外の暖房器具の電気代も見てみましょう。

今回はエアコン、ホットカーペットの電気代を、こたつと比較してみます。

エアコン、ホットカーペットの条件は次のとおり。

■消費電力
エアコン※1
6畳用:430W
10畳用:830W

ホットカーペット※2
176×176cm:480W
195×235cm:720W

※1 ニトリ/Wi-Fi エアコン
※2 ニトリ/ホットカーペット

なお、使用時間は1日(8時間)で計算しています。

それでは、比較結果を確認してください。

                                      
暖房器具 電気代
こたつ
(弱) 10.8円
(強) 33.6円
エアコン
(6畳用) 103.2円
(10畳用) 199.2円
ホットカーペット
(176×176cm) 115.2円
(195×235cm) 172.8円

このように、こたつ・エアコン・ホットカーペットの電気代を比較すると、こたつが最も安いことが分かります。場合によっては10分の1程度の電気代で済むでしょう。

プロパンガス料金比較でガス代をお得に!

Step1

ガス料金を比較したい物件は?

Step2

どちらでガスを使用しますか?

こたつの電気代を節約する方法

こたつの電気代を節約するなら、次の3つの方法がおすすめです。

節約方法1:センサー機能を活用する

最近のこたつにはセンサー機能が備わっています。

センサーは人の活動を感知してこたつのヒーターを制御することができます。この機能を活用することで、電気代を削減できるのです。

人がこたつを離れると、センサーが感知し自動的に電源が消えます。そして再びこたつに戻ると、自動的に電源が入ります。

つまりセンサー機能によって電源の消し忘れを防ぎ、無駄な消費電力を減らすことができるのです。

ちなみに、電源をこまめに消したり点けたりすると余計に電気代がかかりそう……そんな不安があるかもしれません。しかし、こたつは電源をこまめに消した方が消費電力を抑えられるのです。

節約方法2:カーペットや布団を敷く

カーペットや厚手のこたつ布団をこたつの周りに敷くことで、こたつの熱が逃げにくくなります。

そのため、こたつのヒーターを「弱」に設定したり、使用時間を短縮したりすることができるでしょう。

このように、こたつの保温性を高める工夫によって、電気代を節約してみてください。

節約方法3:エアコンを併用する

エアコンの効率的な暖房機能を活用することで、こたつの消費電力を削減できます。

というのもエアコンを使って部屋全体を一定の温度に保つことで、こたつのヒーターを弱めることにつながるからです。

ちなみに、エアコンで温められた空気は部屋の上方に溜まるため、なかなか足元まで温まらないことがあります。

しかし、こたつを併用することで足元も効率的に温めることができます。つまり、こたつとエアコンを併用することで、双方の消費電力を抑え、電気代を節約することができるのです。

こたつのメリット・デメリット

こたつは電気代が安い。これが一番のメリットかもしれません。しかし、こたつは他のメリットもあり、またデメリットもあります。

そこで、こたつのメリットとデメリットを整理しておきましょう。

こたつのメリット

こたつのメリットは下半身から体を温められることです。足先やふくらはぎを温めると、血流が良くなり、全身の冷えが解消されやすくなります。

また、こたつは他の暖房器具よりも即効性が高いです。温める範囲が狭く、また布団で閉じられた空間なので、熱が早く溜まります。電源を入れてから時間をおかずに暖をとれることも、こたつの魅力です。

こたつのデメリット

こたつのデメリットは、その場所から動かなくなってしまうことです。こたつはエアコンと違い部屋全体が温かくなるわけではありません。当然こたつから出ると寒いので、つい居座ってしまう方も多いでしょう。

また、こたつは他の暖房器具よりも場所を取ります。エアコンやホットカーペットは、実質的に部屋の面積を占領しませんし、ファンヒーターやストーブは部屋の隅に移動できます。しかし、こたつは使用していない時も定位置から動かせません。

おまけ - 冬に高くなるガス代の節約方法が知りたい!

冬のガス代が高すぎる……そう思ったことはありませんか?

実は、冬のガス代は夏と比べて1.5倍ほど高いのです。

そこで、ここでは冬のガス代を安くする秘訣を紹介します!

なお冬のガス代が高くなる理由については、こちらの記事で解説しています。

冬のガス代が高い!原因は?節約術はコレを実践すべし!
冬のガス代が高い!原因は?節約術はコレを実践すべし!

ガス代を安くする秘訣とは?

ガス代を安くする秘訣とは、ガス会社を切り替えることです。

特にプロパンガスは、料金設定に縛りがない自由料金のため、ガス会社によって料金が大きく変わります。

そのため、他社より安いガス会社に切り替えるだけで、ガス代を簡単に節約できるのです。

ガス会社を切り替えると、ガス代はいくら安くなるの?

具体的にガス代をいくら節約できるのか知りたい方は、プロパンガス料金シミュレーションを利用してみてください。

プロパンガス料金シミュレーションは、使用量やガス料金などを入力するだけで切り替え後の料金イメージをラクラク算出できます!

enepi
いくら安くなる??

プロパンガス料金診断してみよう!

m3

(税込)

さっそく【無料】診断する!

推定使用量

-

基本料金

-

従量単価

-円/㎥

現在の料金

基本料金

-

従量単価

-円/㎥

※基本料金は地域平均と同額として推算しています。※従量単価250円以下で表示された場合は間違えている場合がございます。

enepiをご利用いただくと

年間0

ガス会社を切り替える方法

ガス会社は多数存在するため、「どのガス会社に切り替えればいいの?」と悩まれるかもしれません。

そんなときは、プロパンガス料金比較サービスを利用してみてください。

ちなみに当社が運営するenepiは、日本唯一の、WEB上で複数のプロパンガス会社の料金プランを比較できるサービスです。

手間をかけずに安くて信頼できるガス会社を見つけたい……そんな方はぜひenepiを活用してみてください。

プロパンガス料金比較でガス代をお得に!

Step1

ガス料金を比較したい物件は?

Step2

どちらでガスを使用しますか?

まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

こたつの電気代はいくら?
こたつを1日つけっぱなし(8時間)にすると、電気代は10.8~33.6円かかります。ただし、こたつの電気代はメーカーや電力会社によって変わります。
こたつとエアコンはどちらが安い?
こたつ・エアコン・ホットカーペットの電気代を比較すると、こたつが最も安いです。場合によっては10分の1程度の電気代で済むでしょう。
こたつの電気代を節約する方法は?
こたつの電気代を節約するために心がけることは3つあります。1つ目はセンサー機能を活用すること、2つ目はカーペットや布団を敷くこと、3つ目はエアコンをうまく併用することです。
プロパンガス料金比較でガス代をお得に!

Step1

ガス料金を比較したい物件は?

Step2

どちらでガスを使用しますか?


最後に、自宅の電気代が高いとお困りの方に朗報です。

enepi(エネピ)が提供する『電気料金比較サービス』が、あなたの使い方に合わせた最適なプランをご提案し、自宅の電気代節約を実現します。

ちなみに、当サービスは平均月間1500円の電気代削減という確かな実績に裏打ちされています。ぜひあなたも試してみてください。

\最安値の電気代で契約/
一括見積もり依頼はこちら▶

今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

藤巻 創の写真

ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。