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カブアンドでんきの最新ニュース解説

実業家の前澤友作氏が率いる株式会社カブ&ピースが提供する「カブアンドでんき」について、最近の主なニュースと動向をまとめました。

新規申込の一時停止と再開の経緯

カブアンドでんきは、サービス開始後に新規申込受付を一時的に停止し、その後再開するという経緯をたどっています。

一時停止の発表と理由:2024年12月23日、カブアンドでんきを含む全サービスにおいて、2024年12月31日をもって新規申込受付を一時停止することが発表されました。公式な理由として、サービス開始後の申し込みが想定を大幅に上回り、第1期募集で予定していた株式が不足する可能性が生じたためと説明されています。また、今後のキャンペーン実施に必要な株式の確保や、年末にかけての需要が不確定であったことも判断材料となりました。

受付の再開:その後、2025年1月20日から全サービスの新規申込受付が再開されました。再開の理由について、同社は「会員登録状況やサービス需要動向などを分析した結果、今後のプロモーションやキャンペーンの調整を行うことで、予定している株式発行数の範囲内で株式発行をコントロールできる見通しが立ったため」と説明しています。

オール電化住宅向けの新プラン開始

サービス開始当初、カブアンドでんきにはオール電化住宅向けの専用プランが存在しませんでした。

プラン提供の背景:オール電化住宅は、夜間の電気料金が割安になる専用プランを利用することが一般的です。しかし、カブアンドでんきには当初、時間帯別の料金設定がなかったため、オール電化住宅の利用者が契約すると電気代が大幅に割高になる可能性が指摘されていました。この点は、利用者からの不満の声としても上がっていました。

新プランの提供開始:こうした市場のニーズに応える形で、2025年6月に待望の「オール電化向けプラン」の提供が開始されました。料金体系は、通常のプランと同様に「基本料金」「電力量料金」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を合算して算出されます。ただし、夜間など特定の時間帯における具体的な料金単価については、公式サイトでの確認が必要です。

付与株制度の詳細と主な改定点

カブアンドでんきの最大の特徴である株式付与制度は、「株引換券」という仕組みを基盤としています。利用者は、毎月の電気料金支払額に応じて「株引換券」を受け取ります。

株価と交換レートの変更:第2期(2025年11月5日〜11月25日)の正式な発行価格は「1株6円」に決定されました。 つまり利用者は株引換券6枚で1株と交換できるようになりました。

株引換券の利用方法と注意点:貯まった株引換券は、株式会社カブ&ピースの未公開株式と交換するだけでなく、1枚1円分としてサービスの利用料金割引に使うことも可能です。ただし、一度割引券に交換すると、株引換券に戻すことはできません。

また、株式への交換はいつでもできるわけではなく、定期的に設けられる申込期間中に手続きを行う必要があります。直近の申込期間(第2期募集)は、2025年11月5日〜2025年11月25日です。

※出典:株引換券について

カブアンドがでんきが高いという口コミが多数

「電気代が2倍以上になった」や「電気代が高すぎる」など実際の利用者からのSNSでの声が増えています。

また、それに対して「シンプルに使いすぎなだけなのでは...?」「料金プランが高いわけではない」というフェイクニュースを訴えるような意見も出ています。

本記事では、実際に他の電力会社と比較したうえで、カブアンドでんきの電気代が本当に高いのかを比較していきます。

最新のカブアンドでんきの料金プランを紹介

2026年4月時点の各社公式サイト情報に基づき、カブアンドでんきと各地域の電力会社の規制料金プランをエリア別に比較・分析します。

北海道電力エリア(従量電灯B)

カブアンドは北海道電力の基本料金と同額に設定し、電力量料金の第3段階で0.50円の割引を行っています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価北海道電力単価
基本料金10A¥418.00¥418.00
15A¥627.00¥627.00
20A¥836.00¥836.00
30A¥1,254.00¥1,254.00
40A¥1,672.00¥1,672.00
50A¥2,090.00¥2,090.00
60A¥2,508.00¥2,508.00
電力量料金~120kWh¥35.68¥35.69
121~280kWh¥41.97¥41.98
281kWh~¥45.20¥45.70

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)北海道電力
燃料費調整単価-8.72円/kWh-8.72円/kWh

東北電力エリア(従量電灯B)

基本料金は東北電力と同額で、電力量料金は全ての段階で東北電力を下回る設定です。

内訳区分単位/容量カブアンド単価東北電力単価
基本料金10A¥369.60¥369.60
15A¥554.40¥554.40
20A¥739.20¥739.20
30A¥1,108.80¥1,108.80
40A¥1,478.40¥1,478.40
50A¥1,848.00¥1,848.00
60A¥2,217.60¥2,217.60
電力量料金~120kWh¥29.61¥29.62
121~300kWh¥36.35¥36.37
301kWh~¥39.82¥40.32

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)東北電力
燃料費調整単価-10.00円/kWh-10.00円/kWh

東京電力エリア(従量電灯B)

東京エリアではCDエナジーダイレクトが小売を担い、電力量料金を0.01円〜0.50円安く設定しています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価東京電力単価
基本料金10A¥311.75¥311.75
15A¥467.63¥467.63
20A¥623.50¥623.50
30A¥935.25¥935.25
40A¥1,247.00¥1,247.00
50A¥1,558.75¥1,558.75
60A¥1,870.50¥1,870.50
電力量料金~120kWh¥29.79¥29.80
121~300kWh¥36.38¥36.40
301kWh~¥39.99¥40.49

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(CDエナジー供給)東京電力
燃料費調整単価-8.93円/kWh-8.93円/kWh

中部電力エリア(従量電灯B)

中部電力ミライズの規制料金に対し、第3段階単価を0.50円低減させています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価中部電力単価
基本料金10A¥321.14¥321.14
15A¥481.71¥481.71
20A¥642.28¥642.28
30A¥963.42¥963.42
40A¥1,284.56¥1,284.56
50A¥1,605.70¥1,605.70
60A¥1,926.84¥1,926.84
電力量料金~120kWh¥21.19¥21.20
121~300kWh¥25.65¥25.67
301kWh~¥28.12¥28.62

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)中部電力
燃料費調整単価-0.31円/kWh-0.31円/kWh

北陸電力エリア(従量電灯B)

基本料金は北陸電力と同額で、第3段階単価を低く設定し多消費世帯のメリットを確保しています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価北陸電力単価
基本料金10A¥302.50¥302.50
15A¥453.75¥453.75
20A¥605.00¥605.00
30A¥907.50¥907.50
40A¥1,210.00¥1,210.00
50A¥1,512.50¥1,512.50
60A¥1,815.00¥1,815.00
電力量料金~120kWh¥30.85¥30.86
121~300kWh¥34.73¥34.75
301kWh~¥35.96¥36.46

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)北陸電力
燃料費調整単価-9.29円/kWh-9.29円/kWh

関西電力エリア(従量電灯A)

最低料金制を採用しており、電力量料金は関西電力と同等または安価な水準です。

内訳区分単位/容量カブアンド単価関西電力単価
最低料金~15kWh¥522.58¥522.58
電力量料金16~120kWh¥20.20¥20.21
121~300kWh¥25.59¥25.61
301kWh~¥28.09¥28.59

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)関西電力
燃料費調整単価+4.49円/kWh+1.35円/kWh

※関西電力の規制料金プランは上限キャップにより1.35円に抑制されていますが、自由料金ベースのカブアンドは実燃料費が反映されています。

中国電力エリア(従量電灯A)

最低料金を含め、中国電力の従量電灯Aと同等の料金構造を維持しています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価中国電力単価
最低料金~15kWh¥759.68¥759.68
電力量料金16~120kWh¥32.74¥32.75
121~300kWh¥39.41¥39.43
301kWh~¥41.05¥41.55

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)中国電力
燃料費調整単価-11.39円/kWh-11.39円/kWh

四国電力エリア(従量電灯A)

四国電力の従量電灯Aに対し、電力量料金の各段階で0.01円〜0.50円の割引を適用しています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価四国電力単価
最低料金~11kWh¥666.89¥666.89
電力量料金12~120kWh¥30.64¥30.65
121~300kWh¥37.25¥37.27
301kWh~¥40.28¥40.78

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)四国電力
燃料費調整単価-8.51円/kWh-8.51円/kWh

九州電力エリア(従量電灯B)

九州電力の規制料金プランを基準とし、全国でも安価な単価設定を維持しています。

内訳区分単位/容量カブアンド単価九州電力単価
基本料金10A¥316.24¥316.24
15A¥474.36¥474.36
20A¥632.48¥632.48
30A¥948.72¥948.72
40A¥1,264.96¥1,264.96
50A¥1,581.20¥1,581.20
60A¥1,897.44¥1,897.44
電力量料金~120kWh¥18.36¥18.37
121~300kWh¥23.95¥23.97
301kWh~¥26.47¥26.97

燃料費調整単価(2026年4月分)

項目カブアンド(大阪ガス供給)九州電力
燃料費調整単価-0.30円/kWh-0.30円/kWh

以上が、カブアンドでんきの料金プランです。なお、プランの内容や料金は変更されることがあるため、公式サイトを確認することが重要です。

【シミュレーション】カブアンドと地域電力を料金比較

ここで、カブアンドと地域電力の料金を比較してみます。以下は、各地域と世帯人数ごとの平均使用量を基にしたシミュレーション結果です。計算には、政府の「電気・ガス料金支援」による激変緩和措置(1.50円/kWh割引 )を反映した燃料費調整単価、および2026年4月分まで適用される再生可能エネルギー発電促進賦課金(3.98円/kWh )を使用しています。

※各地域の使用量は、東京都の平均値を基に「家庭部門のCO2排出実態統計調査」より算出

北海道電力エリア(従量電灯B)

世帯人数(使用量)カブアンド北海道電力差額
1人(257kWh)¥10,067¥10,070-¥3
4人以上(481kWh)¥20,016¥20,283-¥267

東北電力エリア(従量電灯B)

世帯人数(使用量)カブアンド東北電力差額
1人(335kWh)¥10,584¥10,604-¥20
4人以上(628kWh)¥22,126¥22,464-¥338

東京電力エリア(従量電灯B)

世帯人数(使用量)カブアンド東京電力差額
1人(261kWh)¥8,345¥8,352-¥7
4人以上(488kWh)¥17,301¥17,422-¥121

中部電力エリア(従量電灯B)

世帯人数(使用量)カブアンド中部電力差額
1人(295kWh)¥9,078¥9,082-¥4
4人以上(553kWh)¥19,305¥19,458-¥153

北陸電力エリア(従量電灯B)

世帯人数(使用量)カブアンド北陸電力差額
1人(403kWh)¥12,420¥12,481-¥61
4人以上(754kWh)¥25,055¥25,296-¥241

関西電力エリア(従量電灯A)

世帯人数(使用量)カブアンド関西電力差額
1人(280kWh)¥8,233¥7,354+¥879
4人以上(524kWh)¥16,846¥15,200+¥1,646

中国電力エリア(従量電灯A)

世帯人数(使用量)カブアンド中国電力差額
1人(335kWh)¥10,245¥10,267-¥22
4人以上(628kWh)¥21,957¥22,130-¥173

四国電力エリア(従量電灯A)

世帯人数(使用量)カブアンド四国電力差額
1人(335kWh)¥10,605¥10,625-¥20
4人以上(628kWh)¥22,548¥22,721-¥173

九州電力エリア(従量電灯B)

世帯人数(使用量)カブアンド九州電力差額
1人(307kWh)¥8,775¥8,786-¥11
4人以上(574kWh)¥19,002¥19,166-¥164

結論:カブアンドでんきが高いわけではない

カブアンドでんきの料金設定は、大手電力会社の従量電灯プランとほぼ同等です。また、現在の燃料調整費についても同様であるため、カブアンドでんきの料金が特別高いわけではありません。関西エリアでの料金差(カブアンドが割高)については、燃料費調整の上限設定の有無による一時的な影響と考えられます。

ただし、カブアンドでんきの料金が高いかどうかは、使用状況や選択したプランによって異なります。他の電力会社と比較し、最適なプランを選ぶことが重要です。専門の料金比較サービスを活用して、比較検討することをおすすめします。

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では、なぜ電気代が高いという口コミが多いのか

カブアンドでんきの料金が高く感じる理由について、主に3つの理由があります。

①政府補助金のタイミングの問題

政府の電気料金補助が2024年10月で一度終了し、カブアンドでんきがサービスを開始した11月~12月は補助金がない期間だったため、料金が高く感じられました。しかし、2025年1月からは補助金が再開されたため、3月の請求分からは料金が下がります。

②オール電化住宅の方の問題(料金プランの不一致)

通常、オール電化住宅では、夜間の電気料金が安くなる特別なプランを使っている方が多いです。しかし、カブアンドでんきには、時間帯によって料金が変わるプランがありません。そのため、オール電化住宅の方が契約を切り替えると、電気代が高くなってしまいます。

補足:2025年夏頃にオール電化向けプランの提供開始を予定

③地域による燃料費調整額の違い

電気料金には「燃料費調整額」という、燃料価格の変動を反映する仕組みがあります。大手電力会社には燃料費調整額の上限がありますが、カブアンドでんきには上限がありません。特に関西電力と九州電力のエリアでは、燃料費調整額が上限に達しているため、カブアンドでんきの方が高くなっています。

これらの要因により、一部のユーザーにとっては結果的に料金が高くなってしまっているという状況になります。

正しい電力会社の料金プランの選び方

電力自由化以降、カブアンドでんきのような新電力が続々参入し、消費者の選択肢が広がっています。しかし、電力会社を変更したことで料金が高くなるケースも見受けられます。電力会社を選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。

電力会社選びのポイント

料金プランの詳細確認:
基本料金・従量料金・その他費用(燃料費調整額など)を細かく確認します。

付加サービスの確認:
ポイント還元やセット割引など、料金以外のサービスも考慮に入れます。

生活スタイルに合わせる:
夜間の電力使用が多いなど、自分の生活パターンに合ったプランを選びます。

契約期間と解約条件の確認:
長期契約による割引や解約時の違約金などの条件を確認します。

口コミや評判のチェック:
他の顧客の評価や経験談を参考にします。

これらの点を考慮しながら、地域で利用可能な複数の電力会社を比較検討してみてください。

エネピでは、お客様一人ひとりの家族構成やライフスタイルに適した電気料金プランの無料相談を実施しております。これまでにも毎月1万名のお客様に提案させていただいており、平均で年間21,071円※の電気代を削減しています。ぜひこの機会に相談してみてください。

※エネピのユーザー様の削減実績データから算出した金額です
※3~4人暮らしの場合の金額です

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エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。