都市ガスとは?特徴とメリット・デメリットを解説 - 生産(輸入・備蓄)

都市ガスとは?特徴とメリット・デメリットを解説 - 生産(輸入・備蓄)

都市ガスは、地下に張り巡らされたガス導管を通じて供給されるガスの事を言います。都市ガスにはどんな特徴があるのでしょうか?メリットとデメリットも併せて解説します。

都市ガスとは?特徴とメリット・デメリットを解説 - 生産(輸入・備蓄)

都市ガスの特徴

都市ガスは、地下に張り巡らされたガス導管を通じて供給されるガスの事を言います。
メタンを主成分としたガス燃料の一種で、


液化するために圧縮するだけでなく、
-162℃まで冷やす必要があるため、
ボンベなどでの運搬が出来ません。

そのため、都市ガスの場合は
ガス管を使って気体のまま家庭に供給しています。



都市ガスは、1970年までは
石炭を原料としたナフサ・ブタンなどの
ガスが使われていました。
しかし、現在ではプロパンガス(LPガス)
を気化した天然ガスを中心としている
13Aと呼ばれる規格が主流となっています。



本来は無臭となっていますが、
ガス漏れの時に気付きやすくするために、
匂いがつけられています。



プロパンガス(LPガス)の場合、
 空気より重い性質があるので、


ガス漏れ警報器は台所の下に設置します。

 都市ガスは逆に空気より軽い性質があるために、
ガス漏れ警報器は台所の上の方に設置されています。



では、現在プロパンガス(LPガス)の
原料の主流になっていつ天然ガスとは、
どのようなものなのでしょうか。

天然ガスとは

天然ガスとは、その名前の通りに地球の地殻の中に存在する可燃性のガスの事を言います。


種類としては以下の2つに分けられます。

・原油に溶けた状態に存在する物

・ガス田に気体の状態で蓄えられている物

これらの主な成分は、メタンとなっています。


メタンで出来ている天然ガスは、

有害な一酸化炭素は一切含まれていないので、地球に優しいクリーンなエネルギーと言えます。


大気汚染物質の窒素酸化物・硫黄酸化物などにおいても、天然ガスが主な化石燃料の中では、燃焼時の排出量が最も少なくなっていて、この点においても安全と言えます。

天然ガスの生産地

では、都市ガスの原料となっている天然ガスはどこで生産されているのでしょうか。


天然ガスの主な生産地はインドネシア・オーストラリア・マレーシア・ブルネイ・カタールなどとなっていて、
液体の状態でタンカーを使用して日本国内に輸入されています。


液体の状態は体積が600分の1になるため、たくさんの量をタンカーに積めるために、液体の状態で輸送されています。


天然ガスを輸入する場合、現在の日本においては、ほぼプロパンガス(LPガス)の状態で輸入して、液体のままタンクに貯蔵しています。


貯蔵された液体のガスは、沸点が-162℃のために海水を使うなどして、気体に戻る仕組みになっています。


都市ガスの特徴や原料についてわかったところで、
実際に都市ガスを利用するにはどうしたら良いか、そのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

都市ガスを利用するためには

都市ガスを利用するには、
どうしたら良いのでしょうか。

都市ガスの供給を受けるには、
この地域で供給している都市ガス会社および、
自治体が運営しているガス局と契約すると、
利用できるようになっています。

現在供給されている都市ガスの種類は大きく分けて、2つのグループに分類されます。

・13A・12Aといった発熱量が高いグループ

・L3・L2・L1などの発熱量の少ないグループ

使用器具の互換性はないために、
引っ越しの時などは、
都市ガスの種類の確認をする必要があります。

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都市ガスのメリットとデメリット

では、都市ガスにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

それぞれ見ていきましょう。

都市ガスのメリット

都市ガスのメリットは、なんといってもその「料金の安さ」にあります。

プロパンガス(LPガス)は、各家庭にプロパンガス業者が直接出向き、ガスボンベの交換や点検などを行います。

そのため、その分の人件費が毎月のガス代に追加され、結果的に高い料金となってしまいます。


また、ガスは“公共料金”です。
業者が自由に価格を設定できるプロパンガス(LPガス)と違い、急な値上がりなどがないという点も
料金の安さに繋がっています。

そのほかにも、プロパンガスはガスボンベを各家庭に設置する必要があるため、どうしても場所を取ってしまいます。

その点、都市ガスは地面の下にガス導管が張り巡らされているため、ガス設備のための場所をあまり取らないのもメリットの一つと言えます。

都市ガスのデメリット

都市ガスのデメリットとしては、まず「初期費用が高い」ことが挙げられます。

プロパンガスは、家の近くにガスボンベを設置するだけで良いので、初期コストが安く抑えられます。

ですが都市ガスの場合、家の近くにガス導管が引き込まれていなかった際に、何十万もの工事費用がかかってしまいます。

また、災害時の復旧がプロパンガスに比べて遅いという点もデメリットです。

大災害が発生した場合、地下深くに張り巡らされているガス導管の復旧には、何日もかかってしまうことがあります。

まとめ

都市ガスの基本的な知識を紹介してきましたが、いかがでしたか。
ガスには、都市ガスとプロパンガスがあります。


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