「ガス料金が安くなる」
「現在契約しているガス業者との解約手続きはすべて当方がやるので、何もしなくていい」
「雇用についても、精算は任せてほしい」
…こんなおいしい話の訪問勧誘を受けた経験のある方は少なくないのではないでしょうか?
近年、プロパンガス業界では顧客の獲得競争が激化しており、その手段が悪徳なものに関しては後に問題になっているケースが各地で発生しています。
こんな事にならないよう、注意すべき事項をご紹介します。
訪問業者の問題点
プロパンガス(LPガス)の料金は基本料金と従量料金で構成されていますが、このいくら使ったかの量を表す従量料金の単価は、電気料金や都市ガス料金とは違い、業者が自由に単価を設定できるようになっています。
この従量料金の単価の安さを謳い、詳しい説明をしないで不当な契約をする訪問業者(悪徳業者)が増えていて、問題となっています。
悪徳業者を見分ける、8つのチェックポイント
訪問販売にあった際、まずは以下の8点をチェックしてみましょう。
悪徳業者の訪問販売は、巧みな手法で勧誘してきます。
そうした手法に引っかからないように、まずはこの8点をチェックしてしっかり見極める必要があります。
今の会社は大丈夫?
チェック項目を見て、今のガス会社が信用できる会社なのか不安になった方もいるかもしれません。
プロパンガスは自由料金なので、ガス会社によってガス代が異なります。
今契約している会社のガス料金、保安体制、サービスなどに納得していないという方は、ガス会社の切り替えを検討してみてもいいかもしれません。
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代表的なトラブルの例
訪問販売でよく見られるトラブルを3つのパターンに分けて紹介していきます。
① 安い料金で契約後、無断で料金の値上げトラブル
「ガス料金が適正か、請求書を見せてください」と訪問業者に見せると、「料金が高すぎる、当社ならもっと安くなりますよ」と切り替えを進められ、はじめの数ヶ月は安かったものの、その後何の通知も無く料金が値上げされ、結果的に前の業者よりも高い料金になってしまった、というケースがあります。
「契約した金額がずっと適用されるだろう」と勝手に思い込み、安易に契約をしては危険です。
悪徳業者は訪問販売や契約の時点では「安さ」のみを強く訴求し、値上がりする場合やその際の事前連絡の有無、契約期間などについては触れず、また、書面にも記載がされてないケースが多いので、注意が必要です。
② 設備の買い取り・違約金の請求トラブル
前の業者との解約によって、今使っているガス設備の買い取り代金を請求されたり、契約期間が書面に記されていないのに途中解約だと言われ、残り契約期間の違約金を請求される事もあるので、こういったケースは注意が必要です。
③切り替え前後の業者間トラブル
訪問業者と契約をし、前の業者に解約の連絡を入れようとすると、「当社がすべて手続きしますのでお客様は何もしなくて結構です」と言い、前の業者とお客様が連絡を取る事を嫌う業者がいます。
これは、前の業者からお客様との契約を引き留められたり、新しく切り替えようとしている会社は悪徳業者と言った話をされるのを恐れているためで、本来であれば解約は、契約者本人が申し出を行う必要があります。
トラブル回避のポイント
① 契約書類の確認
新たにガス会社との契約をする場合には、必ず契約書の取り交わしを行うよう法律で決められています。
契約書の内容は細かく難しい内容である場合も多いですが、必ずよく確認するようにしましょう。
【特にチェックしておきたいポイント!】
特に重要なのが、設備の所有権と料金、解約時の費用負担です。
ご自身にとって不利な内容でないか、確実に確認することが大事です。
②慎重に検討する
悪徳業者は、言葉巧みにおいしい話を持ちかけ契約を迫ってきます。
そういったおいしい話に惑わされず、しっかり情報収集をしたうえで慎重に決める必要があります。
最近では、「消費者センター」や「○○協会」などの公的機関と似た機関を名乗って、信頼度を上げようとしてくる業者もあります。契約は自分一人でするのではなく、家族や友人に相談したうえでするようにしましょう。
③クーリングオフの活用
仮に契約した後でも8日以内であれば、クーリングオフを行うことが出来ます。
万が一契約した後で、不審な点があるようであれば、この制度で解約することが出来ます。
まとめ
ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。
訪問業者の問題点を教えてください。 |
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従量料金の単価の安さを謳い、詳しい説明をしないで不当な契約をする訪問業者(悪徳業者)が増えており、問題となっています。 |
代表的なトラブルの例にはどのようなものがありますか? |
訪問販売でよく見られるトラブルに、①安い料金で契約後、無断で料金の値上げをするケース ②設備の買い取り・違約金の請求トラブル ③切り替え前後の業者間でのトラブル などが挙げられます。 |
トラブル回避ポイントはありますか? |
①必ず、契約書類の確認をしっかりしてください。特に重要なのが、設備の所有権と料金、解約時の費用負担です。 ②次に、契約は自分一人でするのではなく、家族や友人に相談したうえでするようにしましょう。悪徳業者は、言葉巧みにおいしい話を持ちかけ契約を迫ってきます。③最後に、クーリングオフの活用です。仮に契約した後でも不審な点がある場合、8日以内であれば、この制度で解約することが出来ます。 |
ガス料金は、従量料金が業者間で大きく開きがあることが、以前より問題視されています。
そこにつけ込んだ悪徳業者が、言葉巧みに契約を迫る事が近年非常に増えています。
後々後悔しないように、しっかりと注意点を押さえておきましょう。
そして、現在のガス料金が高すぎると感じている方は、ガス会社の切り替えを検討してみてもいいかもしれません。
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