東北電力が提供する、季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)とは
「季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)」とは、東北電力が提供している電気料金メニューの一つです。
比較的電気使用量が多く、かつ夏場の節電や省エネに積極的に取り組むことが可能な商店および事務所等に適したメニューとなっています。
季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)では、夏季とその他季で料金単価が区分され、従量電灯と違い、使用量に応じた単価の上昇がありません。従量電灯では電気の使用量に応じて単価が上がっていきますが、季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)ではそれがないため、電気使用量が多い場合に、電気使用を抑えた時の料金の差が大きくなるケースがあります。
このケースに当てはまる場合、電気料金を節約できることになります。
なお、本プランの契約期間は一年単位です。期間満了までは、別の契約プランに変更することはできないのでご注意ください。季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)の季節区分
季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)には、以下の2つの季節区分があります。
夏季 :毎年7月1日~9月30日その他季:毎年10月1日~翌年6月30日
季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)の電気料金
基本料金は、契約容量に応じて決定されます。電力量料金は、電気の使用量に応じて決定されます。
ただし、算出後の料金が最低月額料金を下回る場合、電気料金は最低月額料金となります。なお、電気を全く使用しなかった場合、基本料金は半額となります。
基本料金(税込)
6kVA超過分: 453円60銭(1kVAにつき)
電力量料金(税込)
その他季:25円07銭(1kWh単位)
東北電力の季節別高負荷率電灯で電気料金がお得になる利用者タイプ
電気料金の単価が季節別に設定されており、夏季の節電に取り組んだり、電気の利用を夏季以外に移行することで電気料金を節約できます。
従量電灯では使用量に応じて料金単価が上がりますが、季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)では、季節毎の単価となっており、使用量に応じた単価の上昇がありません。この違いにより、従量電灯から季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)に切り替え、節電に取り組むことにより、よりいっそうの電気料金節約を見込むことができます。
その他の料金プランとしては、季節別高負荷率電灯(セーブ上手Sプラン)以外にも以下のようなものがあります。こちらも合わせてご参照ください。従量電灯B・C
・時間帯による料金単価の違いがなく、時間を気にせず利用可能
時間帯別電灯
・安価な夜間の電気を上手に利用できる方向け
ピークシフト季節別時間帯別電灯
・別の時間帯へシフトすることで電気料金を節約できるプラン
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
ただ、どちらの設備も初期費用がかかるので、検討するのであれば「相場を把握すること」が肝要です。
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