中部電力が提供する、従量電灯Aとは
「従量電灯A」とは、中部電力が提供している電気料金メニューの一つです。
電灯や小型電気機器を使用する方で、以下の条件のいずれにも当てはまる方が対象となります。
電灯や小型電気機器を使用する方で、以下の条件のいずれにも当てはまる方が対象となります。
・使用する最大電流が5アンペア以下であること
・定額電灯を適用できないケースであること
従量電灯Aは、より一般的な従量電灯B、従量電灯Cと比較すると、少量の電力を使用する方向けの特殊なメニューとなっています。同時に利用する電気の量が少ない、アパートの共用部分等の電気契約などに向いています。
従量電灯Aの供給電気方式、供給電圧
従量電灯Aの供給電気方式、供給電圧は、交流単相2線式標準電圧100(もしくは200)ボルト、または交流単相3線式標準電圧100(もしくは200)ボルトとなります。
従量電灯Aの周波数
従量電灯Aの周波数は、標準周波数60ヘルツとなります。
従量電灯Aの契約電流
従量電灯Aの契約電流は、5アンペア(固定)となります。
なお、中部電力は、契約電流に応じた電流制限器(ブレーカー)を取り付けます。ただし、利用者側でブレーカーを設置しているなど、最大電流が契約電流を超えるおそれがないと認められるケースでは、電流制限器を取り付けない場合があります。
従量電灯Aの電気料金
従量電灯Aの電気料金は、使用電力量が8kWhを超えるまでは、一定の最低料金となります。使用電力量が8kWhを超えた場合、最低料金+8kWhを超えて使用した分の電力量に応じた料金となります。
最低料金(ひと月、1契約につき、単位:円)
最初の8kWhまで :253.80
電力量料金(単位:円)
8kWhを超える場合: 20.68(1kWh単位)
中部電力の従量電灯Aで電気料金がお得になる利用者タイプ
従量電灯Aは、電気使用量の少ないケースに向いている特殊なプランです。同時に利用する電気の量が少ないアパートの共用部分などで主に利用されます。
従量電灯A以外の従量電灯系料金プランには、以下のようなものがあります。
従量電灯Aでは、使用する電力量が8kWhまでは最低料金(定額)となるので、この料金を基準に他のプランと比較すると良いでしょう。
従量電灯A以外の従量電灯系料金プランには、以下のようなものがあります。
従量電灯B
契約電流が10A~60Aのケース
従量電灯C
契約電流が6kVA以上50kVA未満のケース
タイムプラン(時間帯別電灯)
昼間と夜間で単価が異なるプラン、夜間に電気を使う方向け
ピークシフト電灯
ピーク時間(夏季の平日13時~16時)の電気使用を避けることができる方向け
Eライフプラン(3時間帯別電灯)
日中の電気使用単価を3つに区分したプラン、すべての熱源を電気でまかなう方向け
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
ただ、どちらの設備も初期費用がかかるので、検討するのであれば「相場を把握すること」が肝要です。
そこで当社は、複数の優良な販売施工会社からのご提案を比較して頂ける「一括見積もりサービス」を提供しております。
なお当サービスは完全無料ですので、ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。