関西電力が提供する、公衆街路灯とは

「公衆街路灯」とは、関西電力が提供している電気料金メニューの一つです。


公衆のために設置された防犯灯等で、電灯または小型機器を利用するためのプランです。
公衆用のため、一般向けの定額電灯よりも若干安めの電気料金になっています。

公衆街路灯の料金タイプ

公衆街路灯では、定額電灯とは異なり、以下の3つタイプの料金単価があります。
どのタイプになるかは、電気供給約款によって規定されます。

公衆街路灯A

定額電灯と同様、電灯や機器の出力に応じた定額料金タイプ

公衆街路灯B

規定の使用量までは最低料金、それを超えた場合は従量制となるタイプ

公衆街路灯C

契約に応じた基本料金と使用した電力量によって支払うタイプ

公衆街路灯Aの電気料金

公衆街路灯Aの電気料金は、定額制で、以下となります。
これは、定額電灯と比較して、1割ほど割安になっています。

需要家料金(円、税込)

68.04(1契約)

電灯料金(円、税込、1灯単位)

~10W   :75.62
10W~20W :118.83
20W~40W :205.25
40W~60W :291.68
60W~100W :464.53
100W~   :464.53(100W毎に)

小型機器料金 (円、税込、1機器単位)

~50VA   :208.19
50VA~100VA:355.88

100VA~   :355.88(100VA毎に)

※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。

公衆街路灯Bの電気料金

公衆街路灯Bの電気料金は、以下となります(円、税込)。

最低料金(最初の15kWhまで)

336.10(1契約単位)

電力量料金(15kWh超過分)

21.84(1kWh)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。

公衆街路灯Cの電気料金

公衆街路灯Cの電気料金は、以下となります(円、税込)。

基本料金

356.40(1kVA単位)

電力量料金

19.21(1kWh)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。

関西電力の公衆街路灯でお得になる利用者タイプ

公衆のために電灯または小型機器を利用する方が、このプランに向いています。

地域の自治体等で、近隣住民のために電灯を追加する際などに利用します。


なお、公衆街路灯は、あくまで公衆用なので、個人および業務用としては、別のプランを利用することになるでしょう。
公衆街路灯と似たようなプランとしては、以下のようなものがあります。

定額電灯

アパートなどで利用される共用灯や小型機器向けのプラン

臨時電灯

一時的な工事での保安灯・作業員要の宿舎・縁日等での露店の照明などで電気を短期間利用するためのプラン

臨時電力

建築工事等で電気を短期間(1年未満)利用するためのプラン

それぞれ用途やマッチするケースが異なりますので、詳細は各プランの記事をご覧ください。

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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。