関西電力が提供する、臨時電灯とは
「臨時電灯」とは、関西電力が提供している電気料金メニューの一つです。
1年未満の短期間契約で電気を利用する場合に選択できるプランです。
縁日などの露店の照明や、工事現場の保安灯、作業員宿舎といったケースで利用できます。
料金単価にはいくつかのタイプがあり、定額電灯や公衆街路灯にはない1日単位の料金単価のものもあります。
臨時電灯の料金タイプ
臨時電灯では、定額電灯とは異なり、以下の3つタイプの料金単価があります。
この料金タイプは、利用する機器によって決定されます。
この料金タイプは、利用する機器によって決定されます。
臨時電灯A
定額電灯と同様、電灯や機器の出力に応じた定額料金タイプ(1日単位)
電気機器の入力の総容量が3kVA以下が対象
電気機器の入力の総容量が3kVA以下が対象
臨時電灯B
規定の使用量までは最低料金、それを超えた場合は従量制となるタイプ
最大需要容量が6kVA未満で臨時電灯Aを利用できないケースが対象
最大需要容量が6kVA未満で臨時電灯Aを利用できないケースが対象
臨時電灯C
契約に応じた基本料金と使用した電力量によって支払うタイプ
契約容量が6kVA以上50kVA未満が対象
契約容量が6kVA以上50kVA未満が対象
臨時電灯Aの電気料金
臨時電灯Aの電気料金は、機器の総容量に応じた定額制で、以下となります。
こちらは一日単位での料金となっています。
こちらは一日単位での料金となっています。
電灯料金(円、税込、1契約1日につき)
~ 50VA: 8.58
50VA~100VA: 17.16
100VA~500VA: 17.16(100VA毎に)
500VA~ 1kVA:171.47
50VA~100VA: 17.16
100VA~500VA: 17.16(100VA毎に)
500VA~ 1kVA:171.47
1kVA~ 3kVA:171.47(1kVA毎に)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。臨時電灯Bの電気料金
臨時電灯Bの電気料金は、以下となります(円、税込)。
最低料金(最初の15kWhまで)
632.02(1契約単位)
電力量料金(15kWh超過分)
36.23(1kWh単位)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。
臨時電灯Cの電気料金
臨時電灯Cの電気料金は、以下となります(円、税込)。
基本料金
432.00(1kVA単位)
電力量料金
30.75(1kWh単位)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。
関西電力の臨時電灯で電気料金がお得になる利用者タイプ
1年未満の契約で、一時的に照明を利用したい、というケースに向いています。
なお、臨時電灯は、あくまで一時的に照明を利用する際の契約なので、長期にわたる契約では、別のプランを利用することになるでしょう。
臨時電灯以外の似たようなプランとしては、以下のようなものがあります。
祭りの際の縁日の照明や、工事現場の保安灯、作業員宿舎などで利用されます。
なお、臨時電灯は、あくまで一時的に照明を利用する際の契約なので、長期にわたる契約では、別のプランを利用することになるでしょう。
臨時電灯以外の似たようなプランとしては、以下のようなものがあります。
定額電灯
アパートなどで利用される共用灯や小型機器向けのプラン
公衆街路灯
公衆のために設置された防犯灯などで、電灯または小型機器を利用するためのプラン
臨時電力
建築工事等で電気を短期間(1年未満)利用するためのプラン
それぞれ用途やマッチするケースが異なりますので、詳細は各料金プランの記事をご覧ください。
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
ただ、どちらの設備も初期費用がかかるので、検討するのであれば「相場を把握すること」が肝要です。
そこで当社は、複数の優良な販売施工会社からのご提案を比較して頂ける「一括見積もりサービス」を提供しております。
なお当サービスは完全無料ですので、ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。