東京電力が提供する電気料金プラン「深夜電力」について、プランの詳細をご紹介します。

東京電力が提供する深夜電力とは?

深夜電力とは、東京電力が提供している電気料金メニューの一つです。
これは電気温水器など、夜間の電気を利用するタイプの機器を使用している方向けのメニューとなります。

従量電灯などの現在利用している電気料金メニューと組み合わせ、夜間電力利用機器向けに別途追加で契約するタイプです。

電気は電気会社が発電しています。
これは昼夜を問わず行われており、もっとも電力が必要とされる量を元に発電量が決定されているため、電気使用量の多い昼間より夜間の電気が余りがちとなります。
このため、電力会社では、夜の電気をもっと利用してもらうために、夜間の電気料金を抑えたプランをいくつか用意しています。
東京電力が提供する「深夜電力」もこのようなプランの一つです。

深夜電力の特徴

深夜電力の特徴

深夜電力には、深夜の電気を利用する機器向けの特殊な料金プランが設定されています。深夜電力では、夜11時から翌朝7時までの8時間の電気を使用することができ、契約は利用する機器に応じて2タイプが存在します(AとB)。

深夜電力A

契約電力が0.5kWとなる電気温水器で利用可能な契約です。

料金は1契約につき固定となります。

電気料金:1,446円24銭(税込み)

深夜電力B

契約電力が1kW以上となる電気温水器などで利用可能な契約です。
料金は1契約につき、基本料金と電力量料金によって算出されます。

契約電力は使用している機器にあわせて決定します。

基本料金 :324円00銭(1kW当たり)

電力量料金:12円16銭(1kW当たり)

また、深夜電力Bには、通電開始時間を制御可能なタイプの電気温水器などを使用しているケース向けの割引(13%)もあります。

東京電力の深夜電力で電気料金がお得になる利用者タイプ

東京電力の深夜電力で電気料金がお得になる利用者タイプ

夜間の電気を利用するタイプの電気温水器を使用している家庭がこのプランに向いています。

契約電力が0.5kWとなる電気温水器を使用している場合は、その機器にかかる電気料金が深夜電力Aの料金を上回る場合、別途その機器用に深夜電力プランを追加で利用することで電気料金を割安にすることができます。

また、契約電力が1kW以上となる電気温水器などを使用している場合は、その機器にかかる電気料金が深夜電力Bの料金(基本料金+使用量料金)を上回る場合に、別途その機器用に深夜電力プランを追加で利用することで電気料金を割安にすることができます。

どちらにせよ、「深夜電力A/B」は、夜間の電力しか利用しない機器用に、新たに追加で契約するタイプの電気料金プランとなります。
現在の料金プランを置き換えるものではないことにご注意ください。


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エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。