電気代を少しでも節約しようと、
みなさん毎日、四苦八苦されているのではないでしょうか。
そのなかでも、毎日ご家族の洗濯物を洗濯するために
稼働し続けている洗濯機は、
主婦の方々にとって欠かすことのできない家電製品ですよね。
しかし、欠かすことのできない家電製品だからこそ、
電気代や水道代が少しでも節約できたら家計にも助かりますよね。
そこで、洗濯機の節電方法について具体的な数字をあげながら、
ご紹介していきたいと思います。
洗濯機の一回当たりの電気代は○○円
ご家庭でお使いの洗濯機は、いつ頃お買い求めになられましたか?
洗濯機の性能は日々進化を遂げていて、
旧式の洗濯機と最新の洗濯機とでは約40%も消費電力量が異なります。(※1)
実際の数字をあげると、
旧式では洗濯時間が約50分もかかり、
電気代は約2円から3円(※)もかかります。(※2)
それに比べ最新式の洗濯機では、
洗濯時間が約30分、
電気代も約1円(※)となり、(※3)
時間だけでなく、電気代や水道代も大幅に減少できるようになりました。
洗濯機には標準使用期間というものが設けられていて、
その使用期間を過ぎると、経年劣化による発火など
事故を起こすこともありますので、
電気代の節約目的だけでなく、事故を起こさないためにも
最新式の洗濯機に買い換えることを
検討されても良いかもしれませんね。
(※縦型洗濯機の場合)
(※1),(※2),(※3)参照元:経済産業省 資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」より
洗濯機の節電方法を伝授します!
最新式の洗濯機をいつでも利用できたら
洗濯時間も電気代も節約できるのですが、
新しい洗濯機が出てくる度に洗濯機を買い換えるわけにもいきませんよね。
しかし、現在使用している洗濯機でも、
洗濯物をいれる順番を変えてみたり、
まとめ洗いをする日を決めたり、
洗濯物に適した洗剤量を使用するという一手間を加えるだけでも、
電気代と水道代を節約することができるのです。
そこで、今すぐにでもできる洗濯節約術をこれからご紹介していきたいと思います。
<節約法1>洗濯物を入れる順番を変える
乾いたタオルを振り回すのと、
濡れたタオルを振り回すのとでは、
手や腕の疲れ具合が変わってきますよね?
それと似ていて、
洗濯機も軽いものを回しているときは
そんなに消費電力もかからないのですが、
水を吸った大きな衣類などを回転させるためにはかなりの消費電力が必要となります。
そのため、洗濯機に洗濯物をいれる順番を気をつけるだけで、
時間の短縮にもなりますし、電気代を減らすこともできるのです。
その順番は、バスタオルなどの大きいものや重いもの、
水を吸ったときに重くなりそうなものを洗濯機の下の方に入れ、
下着などの軽いものを上の方にいれます。
この一手間を加えるだけで、
電気代が少しでも軽減できるとは驚きですね。
<節約法2>まとめて洗う

電気代を削減する究極の洗濯節約術は、
洗濯機を使わないこと!…なのですが、
さすがにそういうわけにはいかないですよね。
しかし! 洗濯機を使う回数を減らし、
まとめ洗いをすることで消費電力を減らすことはできます。
洗濯量の多いご家庭では、
洗濯物を少量に分けて何回も洗うのではなく、
同じ色物をまとめて洗うなどして、洗濯回数を減らしてみましょう。
毎日の洗濯量が少ないという方は、
お休みの日にまとめて洗う、
晴れの日にまとめて洗うという洗濯節約術を活用してみましょう。
また、洗濯機を使わない時間帯に
コンセントを抜いておくことで消費電力を減らせる
という節約術もありますので、ぜひお試しください。
<節約法3>詰め込みすぎない!

まとめ洗いをオススメしましたが、
詰め込みすぎにはご注意ください。
洗濯物を詰め込みすぎると、
洗濯機を回転させるために使う消費電力が多くなり、
逆効果になってしまいます。
では、どれくらいの量を入れたらよいのでしょう?
それは、それぞれの洗濯機で定められた容量に対し、
80%くらいの洗濯物を入れることがベストな洗濯容量となっています。(※1)
これは、50%程度の洗濯物を入れて洗濯するよりも、
電気代を約17%も節約できます。(※2)
詰め込みすぎず、
最適洗濯容量でまとめ洗いできる、
ご家庭にあった洗濯方法を発見できたら良いですね。
<節約法4>お急ぎコースを使う

最近の洗濯機は標準コースやお急ぎ(時短)コースなど、
様々なコース分けがされていて、
洗濯物に適したコースを自動で選ぶことができるようになっています。
その中でも、電気代を節約するために最適なのが、
「倍速」や「スピードコース」などのお急ぎコースです。
では、標準コースと比べてどれくらいの節電効果があるのでしょう。
例としてSHARPの縦型全自動洗濯機「NA-FA70H2」を参考にすると、
標準コースでの洗濯は約40分かかりますので、
1回の洗濯でかかる電気代は約1円となります。
スピードコースは約20分程度で洗濯を終えることができるので、
電気代も標準コースの半分の約0.5円ですむことになります。
ただし、お急ぎコースで洗濯できる量は
少な目に設定されていることが多いのが難点。
(「NA-FA70H2」の場合は通常の洗濯容量が7kgに対し、スピードコースは2.5kg)(※1)
まとめ洗いをしたいときは脱水もしっかりかけたいので、
標準コースを選択してから、手動で洗濯時間を短くしたり、
すすぎを1回に選択しなおしたり、という方法もオススメです。
<節約法5>洗剤は適量を使用する!

洗濯をするためには電気代と水道代、
そして、洗剤代と柔軟剤代の費用もかかりますよね。
しかし、洗剤を使う量を極端に減らしても、
洗浄力が落ちてしまいます。
反対に、洗濯物の汚れがひどいからといって、
洗剤を使う量を増やしたとしても
洗浄力がアップするわけでもありませんし、
かえって、洗剤を落とすためのすすぎ時間や
すすぎのための水量が増えてしまします。
電気代も水道代も、
そして、洗剤代も節約するためには、
使用する水量に対し適量の洗剤を使用することを心がけましょう。
まとめ
洗濯機の電気代を節約する節電方法をご紹介してまいりましたが、
いかがだったでしょうか。
大きい洗濯物から入れること、
まとめ洗いを心がけること、
お急ぎコースを使用することは
今すぐにでも試すことのできるものでしたね。
また、洗剤を適量入れるということもちょっとした一手間ですが、
すすぎ時間と水道量を減らすためにも大切なことでしたね。
洗濯機で使用する1回の電気代は1円単位だったので、
とても少ないように感じますが、
「塵も積もれば山となる」とありますように、
1回の消費電力量を減らすことで、
2円かかっていた電気代が0.5円まで下げることができると分かりました。
ぜひ、ここでご紹介したような節電方法や
節約術をお試しいただけたらと思います。
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