灯油にも宅配サービスがあるのをご存知ですか?

灯油を購入できる場所は以前よりも増えています。
しかし、ちょっとした買い出しにも車が必要な地方においては、灯油の宅配サービスはやはり欠かせません。
また高齢化が進む日本において、灯油の宅配サービスは一段と需要を伸ばしていくでしょう。

本記事では、そんな灯油の宅配サービスの価格や利用方法について解説しています。

灯油の宅配サービスとは?

そもそも灯油はどこで買えるのか?

灯油販売所

元々、灯油の購入場所は給油所や店頭が一般的でした。
今でもガソリンスタンドにポリタンクを持ち込んで購入したり、ホームセンターで購入したりする方は多いでしょう。

他にもガス会社関連のお店や、お米屋さんで売られていることもあります。
お米屋さんと聞くと意外かもしれませんが、元々お米屋さんは薪や油も売っていたので、自然と灯油も扱うようになったのでしょう。

ちなみに、元々灯油は一斗缶での量り売りで取引されていました。そのため、現在でも灯油の単位として18リットル(一斗)が使われているのです。

灯油の宅配はどこで行っているのか?

宅配業者

さて、ガソリンスタンドや店頭まで足を運ばずに灯油を購入したい場合は、宅配サービスを利用することになります。
ただし、全ての灯油の販売先が宅配サービスを行っているわけではありません。

ちなみにガソリンスタンドであれば、エネオスは灯油の配達を受け付けています。また店頭であれば、ホームセンターのコメリは灯油宅配サービスを展開しています。

またエネルギー小売業者のなかにも灯油の配達を手掛けている会社がありますので、お住まいの地域のガス会社なども調べてみてくださいね。

灯油の宅配を依頼するときの注意点

注意喚起

灯油の宅配サービスを利用する際は、以下の点を注意してください。

  • 適正価格
  • 最低給油量

まずは適正価格かどうか確認しましょう。相場から大きく離れた価格を提示している業者は避けるべきです。なお適正価格については次項で詳しく解説します。

また給油量の確認も必要です。宅配業者によっては給油量に下限を設けているため、「少量しか灯油を使わない」というご家庭は注意してください。ちなみに最低給油量は地域によって異なる場合もあります。

【地域別】灯油の配達価格一覧

灯油の配達価格は地域によって多少の差があります。
そこで都道府県別に灯油配達の平均価格をまとめました。
以下の金額から離れていなければ「適正価格」といえるでしょう。

配達価格/18L配達価格/1L
北 海 道 2,084 116
青  森 1,988 110
岩  手1,988 110
宮  城2,087 116
秋  田1,972 110
山  形2,012 112
福  島2,116 118
茨  城2,144 119
栃  木2,175 121
群  馬2,163 120
埼  玉2,187 122
千  葉2,191 122
東  京2,355 131
神 奈 川2,331 130
新  潟2,173 121
長  野2,119 118
山  梨2,143 119
静  岡2,215 123
愛  知2,202 122
岐  阜2,104 117
三  重2,172 121
富  山2,102 117
石  川2,120 118
福  井2,150 119
滋  賀2,162 120
京  都2,181 121
奈  良2,086 116
大  阪2,148 119
兵  庫 2,168 120
和 歌 山2,172 121
鳥  取2,230 124
島  根2,338 130
岡  山2,146 119
広  島2,197 122
山  口2,235 124
徳  島2,158 120
香  川2,183 121
愛  媛2,170 121
高  知2,131 118
福   岡2,125 118
佐  賀2,262 126
長  崎2,289 127
熊  本2,018 112
大  分2,163 120
宮  崎2,224 124
鹿 児 島2,210 123
沖  縄 2,433 135

ホームセンターの灯油価格は安い?

ホームセンター

一般に、灯油は配達価格より店頭価格の方が安いです。
宅配サービスには運賃が上乗せされるため、ホームセンター等の店頭で購入した方が金銭的なコストは抑えられます。

ちなみに、灯油の配達価格と店頭価格の全国平均を比べると以下の通りです。

18L 1L
配達価格 2,138円 118円
店頭価格 1,987円 110円

経済産業省資源エネルギー庁/石油製品価格調査/2023年3月時点

以上のように、配達価格は店頭価格よりも高いですが、その差分はさほど大きくありません。
したがって運搬の手間を考えると、灯油の宅配サービスには十分なメリットがあるといえるでしょう。

灯油が値上げ!?冬の燃料費を節約する方法

節約

灯油の宅配サービスが利用されるのは主に冬季です。
冬季は灯油の他にガスなどの使用量も増えるため、家庭の燃料費がかさんでしまいます。

そこで本項では、冬の燃料費とりわけガス代を節約する方法を紹介します。

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まとめ

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。

灯油の配達価格はいくら?
灯油の配達価格は地域によって若干差がありますが、大体、18リットルあたり2,000円前後(1リットルあたり120円前後)です。
ホームセンターは灯油が安い?
灯油は配達価格よりもホームセンターなどの店頭価格の方が確かに安いです。とはいえ、配達価格と店頭価格の全国平均を比較すると、それほど大した差はありません。
冬の燃料費を節約する方法は?
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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。