オフィスの電気代を節約する方法
オフィスの電気代は何にかかってるの?
オフィスの節電取り組むに当たり、押さえておきたいポイントが、オフィスにおけるエネルギーの消費割合です。一般財団法事省エネルギーセンターの調査によると、照明や事務機器のコンセントからの利用が42.4%、エアコンなどの空調の熱源が31.1%、給湯設備・エレベーター・換気扇その他が26.5%という構成となっています。
この中でも、特に身近で構成比率も高い、空調・照明・OA機器の3点に着目してみましょう。オフィス電気代節約術(空調編)
まずは一般的にもよく知られている、設定温度を冷房28℃、暖房20℃を心がけることが大事です。室温を1度上げ下げすることで、10%程度の節電効果があると言われています。
その上で、夏は早期にクールビズを導入し、冬にはひざ掛けを使用するなどは、アナログながらも有効な方法です。扇風機との併用は体感温度に直接影響するので、冷暖房共に有効な方法ですので、設置場所をよく考えて、より効率的な場所に配置しましょう。最近では、パソコンのUSBケーブルで繋げられる、1人用の小型扇風機も販売されています。
オフィス内のエアコンが室外機1台で室内機6台が1系統とし、全部で4系統あるとします。1系統当たり10,000Wほどの電気を使用しますが、これを2系ずつ交互に1時間おきに運転することで大幅な節電になります。
エアコンクリーニングも比較的低予算で、節電効果に効果がある方法のひとつなので、定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。オフィス電気代節約術(照明編)
オフィス内で消費する電力で照明器具も大きな比率になっています。その照明器具の節電に有効な方法としては、現在の蛍光灯をLED化することです。
これにより消費電力はほぼ半分まで下げることが出来ます。しかし蛍光灯型LEDは40W型で1本10,000円程度と高価で、設置にあたり工事が必要な場合もあり、すべてを交換となるとなかなか踏み切れない場合もあります。
そんな時は不要な蛍光灯を抜くことが有効です。単純に抜いた分が節電となりますが、照明器具の安定器(蛍光灯などの放電を安定させるために使われる電気装置)の種類によっては、明かりが付かなくなる場合があるので、事前に確認しておく必要があります。
また、オフィス内の照明器具にはスイッチが複数付いているわけですが、スイッチ自体には具体的にどこのスイッチなのか記載されていない場合も多く、あいまいな判断で入り切りしている場合も多いと思います。
そんなスイッチに誰もがわかりやすく、より具体的なはっきりとした場所(たとえは○○部長頭上・△△課長周辺など)を明記することです。照明の不要な場所がすぐ確認できるので、意識してスイッチの入り切りに注意し、節電となるはずです。オフィス電気代節約術(OA機器編)
オフィス内のOA機器で大きな電力を消費するのが、コピー機・プリンター・FAXなどです。いずれもオフィス用はレーザービーム方式が主流ですが、印刷時は消費電力が1,000W以上と、きわめて大きな電力を消費します。
スリープ機能などで節電するのも方法ですが、消費電力が20Wほどのインクジェットプリンターを個々に使用することで、節電に効果が期待できます。
次にパソコンの節電方法としては、普段使っているディスプレイの輝度を40%落とすことで、約23%もの節電になります。節電のためにスクリーンセーバーの設定をしている方も多いと思いますが、スクリーンセーバーは通常使用したのと同じように電力を消費してしまうので、スイッチは切るように心がけましょう。ただし、パソコンは起動・シャットダウンに一番電力を消費してしまうので、ある程度の時間であれば、スリープを利用したほうが節電となることも覚えておきましょう。まとめ
いかがだったでしょうか?機器を最新型の節電機器に交換するのが有効な方法なのは、誰もが承知の話です。
でも、ちょっとしたアイデアや工夫でできる節電術もたくさんあります。あなたのオフィスでもまずはそのちょっとした事からはじめてみませんか?最後に、自宅の電気代が高いとお困りの方に朗報です。
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