関西電力の低圧蓄熱調整契約

関西電力の低圧蓄熱調整契約とは

「低圧蓄熱調整契約」とは、関西電力が提供している電気料金メニューの一つです。


割安な夜間の電気を使用して、昼間の冷暖房に利用する蓄熱式空調システム(エコ・アイスmini等の動力機器)を導入している方向けのプランとなっています。

低圧電力、低圧総合利用契約、低圧季時別電力のいずれかを契約している方で、蓄熱式空調システムを使用する方が対象です。


関西電力におけるこのプランの目的は、蓄熱式空調システムの使用によって、より電力需要の少ない時間帯へ負荷の移行を行い、電力設備の効率的な使用を計ることにあります。よって、本プランでは、蓄熱式空調システムを利用することで電気料金が割安になるような調整がされています。
蓄熱式空調システムで利用した分の料金単価が通常の単価より割安となっており、蓄熱式空調システムを使った分だけ電気料金が割引されます。

低圧蓄熱調整契約の時間区分

低圧蓄熱調整契約には、以下の時間区分があります。

昼間時間

午前8時~午後10時

夜間時間

午前0時~午前8時、午後10時~午前8時
蓄熱式空調システムは、この時間区分の夜間時間の電気を利用します。

低圧蓄熱調整契約の電気料金

低圧蓄熱調整契約の電気料金は、現在契約中の電気料金がベースとなります。
その上で、蓄熱式空調システムで利用した分の料金単価(蓄熱単価)が別途以下のように設定されます。

蓄熱単価(円、税込み)

10.78(1kWh単位)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。

低圧蓄熱調整契約の蓄熱割引額

蓄熱割引額は以下のように算出します。

  蓄熱割引額 = その1月の蓄熱電力量 x ( 電力料金単価 - 蓄熱単価 )

蓄熱電力量とは、蓄熱式空調システムおよび関連機器で使用した電力量を指します。
この割引を適用することにより、通常の電気料金から蓄熱式空調システムで使用した分の単価が、安価な蓄熱単価として算出されることになります。

蓄熱ピーク調整割引について

蓄熱槽に蓄えた熱を利用して、電力需要のピーク時間帯における節電(電力のピークカット)が可能な方向けの割引が蓄熱ピーク調整割引です。


この割引は、熱式空調システムを使用して、調整期間(7月1日~9月30日)のピーク時間帯(13時~16時の3時間連続)に、関西電力が承認する自動制御装置などによって、エアコン等を停止することが可能な方が対象となります。蓄熱ピーク調整割引の計算方法は、以下となります。


契約調整電力(※)×割引単価(1,544.40円/kW・月)


※契約調整電力とは、調整時間に蓄熱ピーク調整が可能な電力を指し、あらかじめ関西電力との協議によって決定します。

関西電力の低圧蓄熱調整契約で電気料金がお得になる利用者タイプ

低圧蓄熱調整契約は、蓄熱式空調システム(エコ・アイスmini等の動力機器)を利用している方向けのメニューです。

低圧電力、低圧総合利用契約、低圧季時別電力のいずれかを契約している方で、蓄熱式空調システムを使用することにより、昼間から夜間へ電気使用を移行できる方がこのプランに向いています。


蓄熱式空調システムを利用した分だけ電気料金に割引が適用されるため、電気料金がお得になります。

加えて、蓄熱ピーク調整割引も利用すれば、さらにお得となります。


このほか、特殊な機器用の料金プランには以下のようなものがあります。あわせてご参照ください。

低圧季時別電力

農産物の栽培のために、冷暖房等を使用する方向け

融雪用電力

融雪のために1年のうちの一定期間、電気を使用する方向け