関西電力が提供する、時間帯別電灯とは
「時間帯別電灯」とは、関西電力が提供している電気料金メニューの一つです。
現在、従量電灯契約をされている方で、かつ電気の使用時間を夜間へ移動できる方向けのプランとなります。
また、夜間の電力を利用する通電制御型(マイコン型)蓄熱式機器や5時間通電機器の使用者向けの料金割引もあります。なお、マイコン型蓄熱機器とは、マイコンにより自動的に給水温度と残湯量を検知して、通電時間を制御するタイプの電気温水器や、同様の機能を有する蓄熱式電気暖房器などのことです。
時間帯別電灯では料金が時間帯別に設定されています。
これは、より電力需要の少ない夜間の時間帯へ使用者の電気使用を促すことが関西電力としての目的となっています。
このため、夜間の電気料金が割安に、昼間は割高に設定されており(※)、利用者は積極的に夜間の電力を利用することで、電気料金を抑えることができます。
※「従量電灯A」第2段階単価と比較した場合
契約容量の算定
契約容量は、原則として従量電灯Bに準じて決定されます。
ただし、夜間蓄熱式機器を利用している場合は、関西電力の定めた計算方法によって算出されます。
※はぴeタイムと同様の算出方法となります。
ただし、夜間蓄熱式機器を利用している場合は、関西電力の定めた計算方法によって算出されます。
※はぴeタイムと同様の算出方法となります。
時間帯別電灯の時間区分
時間帯別電灯には、以下の2つの時間区分があります。
昼間時間
午前7時~午後11時
夜間時間
午後11時~午前7時
時間帯別電灯の電気料金
時間帯別電灯の電気料金は、以下となります。
基本料金(円、税込)
~10kVAまで:1,188.00(1契約)
10kVA~ : 388.80(10kVAをこえる1kVAにつき)
10kVA~ : 388.80(10kVAをこえる1kVAにつき)
電力量料金(円、税込、1kWh単位)
昼間時間
第1段 ~90kWh :24.71
第2段 90kWh ~230kWh:31.66
第3段 230kWh~ :36.14
夜間時間 :13.10
第1段 ~90kWh :24.71
第2段 90kWh ~230kWh:31.66
第3段 230kWh~ :36.14
夜間時間 :13.10
割引料金(円、税込、1kVA単位)※上限は、1か月3,240円
通電制御型(マイコン型)蓄熱式機器:129.60
5時間通電機器割引額 :140.40
5時間通電機器割引額 :140.40
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。
この料金単価は、従量電灯Aと比較した場合、第2段料金移行(120k~)に該当する場合に、昼間は割高、夜間は割安となります。このため、従量電灯Aの電気料金が第1段料金で収まっているケースでは、かえって割高になりますのでご注意ください。
関西電力の時間帯別電灯で電気料金がお得になる利用者タイプ
日中の電気利用が少なく、夜に電気を多く利用する、もしくは電気使用時間を夜間へシフトできる方向けのプランです。
なお、時間帯別電灯と同様に時間帯で料金が区分されるプランには、はぴeタイム、季時別電灯PS(ピークシフト)などがあります。
比較的電気使用量が多い商店、事務所、飲食店等では、はぴeタイムの方が割安になるケースもあります。
また、夏季の午後のピーク時間に電気を全く使わない場合は、季時別電灯PS(ピークシフト)がよりお得となる場合もあります。
一人暮らし、共働き等で日中家にいる時間が少なく、夜にのみ電気を使用することが多い一般家庭に適しています。
特に現在従量電灯Aで、電気料金が第2段階以上の単価になっている場合は、このプランでの電気利用時間シフトを検討してみると良いでしょう。
なお、時間帯別電灯と同様に時間帯で料金が区分されるプランには、はぴeタイム、季時別電灯PS(ピークシフト)などがあります。
比較的電気使用量が多い商店、事務所、飲食店等では、はぴeタイムの方が割安になるケースもあります。
また、夏季の午後のピーク時間に電気を全く使わない場合は、季時別電灯PS(ピークシフト)がよりお得となる場合もあります。
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
ただ、どちらの設備も初期費用がかかるので、検討するのであれば「相場を把握すること」が肝要です。
そこで当社は、複数の優良な販売施工会社からのご提案を比較して頂ける「一括見積もりサービス」を提供しております。
なお当サービスは完全無料ですので、ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。