関西電力が提供する、従量電灯とは
従量電灯には、料金体系が異なる2つのタイプがあります。
従量電灯A
電灯または小型機器を利用する方で、最大需要容量が6kVA未満の方が対象となります。
最大需要容量とは、同時に使用する電気の最大容量(kVA)のことを指します。
従量電灯Aでは、電気の使用量により、電力量料金単価が3段階に分かれています。
基本料金がないことも特徴の一つです。
15kWhまでは一律の最低料金となり、それ以降は使用量によって料金が決定します。
従量電灯Aの料金は以下となります。
電力量料金(円、税込)最低料金 ~15kWh :373.73(1契約単位)
第1段 15kWh~120kWh:22.83(1kWh単位)
第2段 120k~300kWh:29.26(1kWh単位)
第3段 300kWh~ :33.32(1kWh単位)
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。従量電灯B
契約容量とは、契約上使用できる電気の最大容量(kVA)で、利用する全ての設備容量から算定します。契約主開閉器(ブレーカー)により契約容量を定めることも可能です。
電灯、小型機器を多く利用する方向きの料金となります。一般家庭でも電気を多く利用される場合は、この従量電灯Bを選択できる場合があります。
従量電灯Bの料金は以下となります。
基本料金(円、税込)1kVA当たり 388.80
電力量料金(円、税込、1kWh単位)第1段 ~120kWh :20.47
第2段 120kWh~300kWh:24.75
第3段 300kWh~ :28.33
※軽減期間(H27 6/1~9/30)後の料金単価です。関西電力の従量電灯で電気料金がお得になる利用者タイプ
従量電灯は、従量電灯Aと従量電灯Bの2つのプランに別れています。
従量電灯Aは、一般家庭向きのプランとなります。
実際に一般家庭で最も利用されているのがこのプランです。
本プランは、最大需要容量が6kVA未満の方が対象となります。
従量電灯Bは、より電気を多く利用する方向けのプランとなります。
商店、事務所、飲食店、および電気を多く利用する家庭に向いています。
契約容量が6kVA以上、かつ原則として50kVA未満の方が対象となります。
電気使用量の多い家庭の場合で、年間の電気使用量から算出したひと月の平均使用量が800kWhをこえる場合、従量電灯Aよりも従量電灯Bが割安になることがあります。電気使用量の多いご家庭で、かつ現在従量電灯Aを利用されているならば、従量電灯Bへの切り替えを検討されることをおすすめします。
なお、夜間により多く電気を利用するケース等では、時間帯によって料金が割安になる、時間帯別電灯、はぴeタイム、季時別電灯PS(ピークシフト)などが向いている場合もあります。
ところで、電力会社に頼らない手段として「太陽光発電」や「蓄電池」が注目されています。
ただ、どちらの設備も初期費用がかかるので、検討するのであれば「相場を把握すること」が肝要です。
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