20164月からの電力小売全面自由化で、全国各地で小売電気事業者や大手電力会社が顧客の奪い合いのバトルが繰り広げられています。

そんな中でも沖縄地区は、本州から離れていて本州にある発電所からの送電網を利用することが出来ないために、他の電力会社が進出しにくい状況となっています。

そんな無風状態の沖縄地区にある大手電力会社の「沖縄電力」についてご紹介しましょう。

 

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沖縄電力ってどんな会社

沖縄県の新電力「沖縄電力」の特徴と電気料金プランとは

 

沖縄電力は全国に10社ある大手電力会社の1社で、電離欲の供給は沖縄県のみとなっていることもあり、売り上げ規模は一番少ない10位となっています。

米軍占領下時代は米国民政府出資の琉球電力公社として設立され、1972年の沖縄日本本土復帰により沖縄電力として設立され、琉球電力公社から電力事業を引き継ぎました。

現在でも沖縄電力の総発電量の1割近くは、米軍基地向けとして提供されています。

 

沖縄地区の新電力事情

 

沖縄は日本の本州から離れた島国であるため、他の電力会社などで発電した電力を送電網を使って融通し合う事が出来ない特殊な事情があります。

そのため新電力会社は他の安いコストで発電した電力の供給を本州からはうけられないため、独自の発電所を沖縄に持つか沖縄電力から購入するしか方法がなく、新電力の参入はまだ数社にとどまっています。

沖縄電力の電気料金は他の大手電力会社と比較した場合、一番安い北陸電力よりも2割ほど高くなっています。

すでに自由化されている業務用の電力販売については、すでに洸陽電機エネット・サミットエナジーといった会社が参入し電力を供給しています。

また、電力自由化に伴い電力販売を開始しているイーレックスが、沖縄ガスと沖縄ガスニューパワーを設立しており、

家庭用電力の販売を計画しているようです。ですが、開始時期は未定のようです。 

沖縄電力の持つ発電所は

沖縄電力の持つ発電所は

 

沖縄電力が所有する発電所は、全発電量の9割以上が火力発電による構成比となっています。

火力発電所は全部で18箇所で総出力は2129,250kWとなっています。

9割以上が火力発電によるために、燃料の高騰などの影響を受けやすい状況にあり、大手電力会社10社の中でも高い電気代となっている現状です。

 

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沖縄電力の料金メニュー

従量電灯料金

沖縄電力が提供している一般家庭向けの料金プランは全部で4つあります。

一番多く利用されているのが「従量電灯プラン」で、従量電灯プランは時間帯や祝日などに関係なく3段階の料金単価が設定されているプランです。

休日や時間帯に関係なく在宅している率が高い、標準的な家庭向けのプランと言えます。


従量電灯料金単価表(平成28年8月1日以降)

単位料金単価(円)
最低料金最初の10kWhまで1契約395円08銭
電力量料金10kWhをこえ120kWhまで1kWh22円53銭
120kWhをこえ300kWhまで27円97銭
300kWhをこえる部分29円91銭

Eeらいふ

Eeらいふプラン」は、昼間の時間帯の料金が高めに設定してある分、朝方と夕方から夜にかけての電気代が安くなり、さらに夜間の時間帯はさらに安くなる特徴があります。

平日の昼の在宅率が低く、生活時間が朝と夕方から夜にかけてが多い世帯や、エコキュートなどの給湯器を利用している家庭にオススメとなるプランと言えます。


Eeらいふ料金単価表(平成28年8月1日以降)

区分 単位 料金単価(円)
基本料金 1契約 1620円00銭
電力量料金 昼間時間 夏季 1kWh 39円50銭
その他季 36円08銭
生活時間 27円01銭
夜間時間 11円82銭
5時間通電機器割引 1kW 216円00銭
通電制御型夜間蓄熱式機器割引 162円00銭
Eeプラン割引(全電化住宅割引) 割引対象額×10%

夏季は71日より930日まで。昼間時間は、平日午前10時から午後5時までの時間。

生活時間は、平日では午前7時~午前10時、午後5時~午後11時、休日では午前7時~午後11時の時間。夜間時間は、昼間時間・生活時間以外の時間。

 

その他のプランとしては、夜間の時間帯の料金が安くなる「時間帯別電灯」や電気温水器用の「深夜電力」などがあります。

またIHクッキングヒーターなど200Vの調理器具を使っている家庭には上限で540円値引きされる「ちゅらクック割引」があります。

 

沖縄電力は電力自由化対策的な新しい料金プランは今のところ発表していません。

沖縄電力のお得な特典は

沖縄電力のお得な特典は

沖縄電力は現在「電気料金シュミレーション」と「電気使用実績照会サービス」の2つのインターネットサービスを行っています。

「電気料金シュミレーション」は、今の生活スタイルに合った最適な料金プランを選ぶのに役立つサービスです。

「電気使用実績照会サービス」については、過去に使用した電気使用実積を確認することが出来るので、電気代を振り返りながら節電に努めることに役立ちます。

 

沖縄電力のオススメポイントは

 

他の大手電力会社はどこの地区を見ても新電力会社が攻勢を強め、価格で対応するのが難しい大手電力会社はポイントサービスや他業種との提携などのサービス提供で、必死に顧客の囲い込みに努めています。

それに比べると、沖縄電力は今のところ新電力会社の攻勢ももほとんどない状況で、これと言った対策も打ち出していない状況です。

しかし、長年沖縄の地で電力を供給し続けてきた実積があり、なんといっても安心感が一番のオススメポイントと言えるでしょう。

 

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今村 一優の写真

エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。