3人家族の平均ガス代はいくら？高いガス代を安く抑えるには？

家族が増えるのは大変喜ばしいことですが、一方で生活費が増え苦労されることもあるかと思います。たとえば子供が産まれて3人家族になったら、新たに養育費がかかります。もちろん食費や光熱費なども増えていくでしょう。

ただ、将来のためにも余計な出費は抑えておきたいですよね。

本記事では、3人家族の光熱費で大きな割合を占める「ガス代」について解説しています。まずは3人家族の平均ガス代、続いてガス代の節約方法を紹介していきます。

「自宅のガス代が平均よりも高かった」という方はもちろん、「平均よりも低かった」という方でも、さらにガス代が安くなる可能性がありますので、ぜひ最後までご覧くださいね！

総務省統計局のデータによると、2人以上の世帯の平均ガス代は5,133円です。ただし、これは年間総額の平均値です。ガス代は毎月一定ではなく、季節や月によって変動するのが実情ですよね。そこで、季節ごとの平均ガス代を紹介したいと思います。

出典：総務省統計局／家計調査（大都市）

3人家族の平均ガス代を「季節」と「ガスの種類」とで分けてまとめました。

出典：日本エネルギー経済研究所石油情報センターのデータを基にエネピが独自で算出（東京都）

このようにガス代は夏季になると安くなり、冬季になると高くなります。また、ガス代は都市ガスよりもプロパンガスの方が高くなります。なお、上記は東京都の平均ですが、ガス代は住んでいる地域によっても変動します。

これから家族が増えたり、家族構成が変わったりする家庭のために、世帯人数別の平均ガス代も紹介したいと思います。なお、ここではプロパンガスのガス代を比較します。

出典：日本エネルギー経済研究所石油情報センターのデータを基にエネピが独自で算出（東京都）

このように、世帯人数が1人増えると一月のプロパンガス代が2,000~3,000円ほど高くなります。

なお、世帯人数別・地域別の平均ガス代が知りたい場合は、以下の記事で確認してみてください。

さて、次項ではおすすめのガス代節約方法を紹介したいと思います。世帯人数が多いご家庭はガス代が高くなりがちですが、そのぶん節約効果も大きいです。ぜひこれから紹介する方法で節約効果を実感してみてください！

第一におすすめしたい節約方法は、ガス会社を切り替えることです。実は、ガス会社は自由に選ぶことができます。そこで、平均より安いガス会社を選ぶことで、月々のガス代をぐっと抑えられるかもしれません。

ただし、集合住宅の場合は他の世帯とガス管がつながっているので、自分の判断だけでガス会社を切り替えることはできません。賃貸の場合は大家さんの許可、分譲の場合は同物件に住む他の世帯の同意があれば、ガス会社を変更することができます。

とにかく、まずは自宅付近のガス会社の料金を比較してみましょう。下記ボタンを利用すれば、WEB上で簡単に確認できますよ。なお、こちらはenepi（エネピ）が提供している完全無料のサービスで、必ずガス会社の変更を求めるものではありません。ぜひお気軽にご利用ください。

節約グッズを利用することでも、ガス代は節約できます。

お風呂をよく沸かすご家庭なら、湯船の温度をキープしてくれるアルミシートがおすすめ！　100円ショップで購入できる手軽さも魅力です。

なお、節約グッズについては以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考になさってください。

ガス代は他にもさまざまな方法で節約することができます！

たとえば、家族の入浴時間をそろえる、足し湯より追い焚きを選ぶ、1つの鍋で調理する、落し蓋を使用する、などなど……このような細かい節約を積み重ねることで大きな結果へと結びつくものです！

なお、ガス代の細かい節約術については以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

ここまでの内容について、簡単に整理しておきましょう。