2017年4月からの都市ガス小売り自由化への参入を目指している関西電力が、
LPガス(プロパンガス)小売り大手の「岩谷産業」と提携することが分かった。

岩谷産業からは、ガス機器の保守管理などのノウハウや
関西に営業拠点が数百か所ある、といった利点をガス販売に生かしたい考え。

関西電力は2000年に岩谷産業などと共同でLPガスの輸送会社を設立しているが、
来年の都市ガス小売り自由化をきっかけに、さらに協力関係を強める。

また、関西電力は子会社の通信会社である「ケイ・オプティコム」とも提携することを発表している。
こちらでは、関西の光通信サービス(契約件数160万件超)の利用者を中心にガスを販売。
「ケイ・オプティコム」は、今年から開始した電力小売り自由化にも参入済である。



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エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。