「給料が上がってもなぜか貯金は増えない」
「普通に生活しているだけで、気が付くとお金がなくなっていく……」

貯金に関する悩みを抱えている人はたくさんいます。

一方で、コツコツと貯金し目標額をしっかり貯める人もいます。

成功する貯金方法と失敗する貯金方法、その違いはどこにあるのでしょうか?この記事では、貯金の方法や生活費を見直すコツ、モチベーションアップの方法まで紹介します。

ちょっとした工夫をしただけで毎月6万5000円の貯金増額に成功した事例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

着実にお金を貯める習慣さえ作ることができれば、あとは自動的にお金が貯まっていくようになります。日々の無駄を抑えて賢く貯金し、思い描いた通りに人生を送りましょう。

貯金の方法を知る前に知っておくべきこと

貯金の方法を知る前に知っておくべきこと
「貯金を頑張るぞ!」と気合を入れるのは素晴らしいことですが、具体的にどうやって貯金するか計画を立てていますか?貯金残高などを気にしながら計画的にお金を使うのと同様に、お金を貯めるのにも計画性が必要です。

では、どのようにして貯金すれば良いのでしょうか?ここでは、貯金を始める前の下準備としてやっておくべきことを紹介します。

無駄遣いを招く「脳の錯覚」のコントロールが貯金への第一歩

無駄遣いを招く「脳の錯覚」のコントロールが貯金への第一歩
セール、〇割引き、限定・・・多くの魅力的な言葉に流され、ついつい無駄遣いをしてしまったという経験がある方は多いでしょう。それもそのはず、なぜなら脳は周囲に流されたり騙されることが大好きだという性質を持つからです。

物事を考え判断すればするほど、脳はエネルギーを消費していくもの。「欲しい」という欲求や魅力的な言葉に流されて「買う」という決断を下してしまうのです。

これが無駄遣いの正体と言っても過言ではありません。無駄遣いをやめたいと思っている方は、まずこの脳の仕組みから理解することが大切だと言えます。

そして、無意識に決断を下してしまう脳のクセをコントロールできるようになれば、自由に使えるお金が手元に残り、自然と貯金へと結びつけられるはずです。

参考著書:そのお金のムダづかい、やめられます

日々のお金の動きを知れば貯金額アップも期待大

日々のお金の動きを知れば貯金額アップも期待大
支出の種類には、一定額必ず発生する支出、減額可能な支出、なくせる支出の3種類があります。

支出別にお金の動きを把握することは、貯金をする上で非常に重要です。そこで、日々のお金の動きを把握するために以下のような方法を試してみてください。

家計簿を見直してみよう

家計簿を見直してみよう
家計簿は、無駄を見つけるために必要不可欠なツール前月あるいは前年などと比較をして行けば節約ポイントが見出せる上に、貯金ができるお金も見つけることができるはずです。

しかし、家計簿をつけていながらそれを上手く活用できていない方もたくさんいます。書いて満足してしまう場合が多く、そこから知識の定着に結び付いていない可能性があります。家計の方向性を分析しなければ家計簿をつける意味がありません。

お金の動きを記録している家計簿であれば、どこに無駄が隠れているかを見つけやすいはず。そのためこまめに家計簿をつけるだけでなく、頻繁に見返す癖をつけることも大切です。

レシートの内容を分析しよう

レシートの内容を分析しよう
レシートは、日々のお金の動きを知るために欠かせない重要な材料です。レシートによって無意識な支出を把握・分析することで買い物における自分の癖が見えてきます。

しかし、なんとなく受け取ったもののすぐにごみ箱に捨ててしまう方もいれば、財布が膨らむからなどの理由で受け取らない方もいます。これでは自分からお金の動きを分からなくさせています。

たった1枚の紙ですが、そこに貯金への糸口が隠れていると思えば簡単に捨てられないはず。1つ1つを家計簿に書かなくても大まかに確認をするだけでも良いので、これからはレシートを受け取り、それらを分析する癖をつけてください。

手元にお金があればどういった使い方するのか傾のかが分かれば、節約し貯金につなげやすくなりますよ。

目標貯金額の設定で貯金へのモチベーションアップ

目標貯金額の設定で貯金へのモチベーションアップ
「貯金しなきゃ!」と漠然に思っていても、ゴールが見えなければモチベーションを維持させるのは難しいですよね。我慢が重なり、せっかくお金を貯めてもストレス発散で使ってしまう、なんて可能性も・・・。

だからこそ、ゴールを設定し貯金をする方法が有効です。貯金は持久走。ペース配分を考えながら走り続けるためにも、以下のようなことをあらかじめ決めておきましょう。

貯金の目的を理解しておこう

貯金の目的を理解しておこう
お金を貯める目的は、大きく分けて2つあります。特定のイベントに向けて必要なお金と、万が一に備えるためのお金の2つです。

車が欲しい、家族で旅行に行きたい、ローンを完済させたい・・・こういった貯金目的が明確なものは金額もある程度分かっているため、計画的にお金を貯められますね。

しかし後者の万が一に備えるお金はゴールが定めにくいのが特徴です。ただ、あれば精神的な安心感が得られるため、安定した生活を求める場合は必要となります。

まず、あなたが貯金をしたい目的がこの2つのうちどちらに当てはまるかを考えてください。闇雲にお金を貯めようとするより、目的を理解しておいた方が貯金に対する気持ちがブレずに続けやすくなるはずです。

「いつまでに貯めたいのか」を明確にしよう

「いつまでに貯めたいのか」を明確にしよう
いつまでに貯金をしたいかを明確にし、そこから月々いくら貯金するのかをもとに逆算していきましょう。

長い人生の中、ライフステージごとにまとまったお金が必要になることがあります。マイホームの購入や子どもの進学・・・ 先のことと思いながらも、すぐに捻出できる金額ではないため計画的に貯金をしていくことが必要となります。

しかし、金額が大きければ大きいほど短期間での貯金は困難。だからこそ、早い段階からしっかり貯金の計画を立てましょう。そうすれば、無理なく貯金をするためにはいつから貯め始めなければならないのかが見えてきますね。

確実に貯まる!おすすめの貯金方法

確実に貯まる!おすすめの貯金方法
貯金をしたくても、実際にやってみるとそう簡単には貯まりませんよね。時には生活費で家計が圧迫され、「今月は1円も貯金に回せなかった」と嘆く主婦の方もいるでしょう。

しかし、貯金には必勝法があります。実践すれば、貯金が苦手な方でも確実に貯めていけるはず。ここでは、具体的に確実にお金が貯まる貯金方法をいくつか紹介します。

自分の意思で商品を購入する

無駄遣いを減らし貯金を増やすためには、物を購入する際に自分の意思を持って行うのが大切です。買い物の際についつい人の意見に振り回されがちの人は要注意です。

買い物に失敗した際に「店員さんが勧めたから」「セールだったから」と責任転換するようでは、いつまでたっても良い買い物はできません。周りに流される脳の性質に惑わされないよう、自分の意思をしっかり持つことが大切です。

後々無駄遣いだと後悔しないよう、自分を主人公と捉えていくことが貯金成功につながります。

固定費を見直して支出を抑える

固定費を見直して支出を抑える
携帯代や光熱費などの固定費は、見直すことで月々の支出が抑えられるため、その浮いた分を確実に貯金に回すことが可能です。

例えば、現在使用しているスマホ。大手キャリアのものを使用していると、月に大体5,000~6,000円くらいになりますよね。

その分サービスが充実しているという魅力がありますが、あまりスマホにこだわりがないという方にとってはこの出費は痛いはず。そんな方は格安スマホに目を向けてみてはいかがでしょうか?

プランによっては月2,000円で利用でき、大幅にスマホ代を安くすることができますよ。

また、光熱費においても同様です。電気会社やガス会社は全国にたくさんあり、会社それぞれが設定する基本料金によって月々の光熱費は大幅に変わります。

「電気・ガス代は大体こんなもの」と思っていても、見直しをして初めて払い過ぎに気づいたという方もたくさんいます。適切な料金かを知るため、ぜひ一度光熱費の相談・見積もりを行ってみてください。

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お金を先取りして確実に貯金を確保

お金を先取りして確実に貯金を確保
本気で貯金をしたいのであれば、貯金に対する優先順位を高くすることが必要不可欠。そこでおすすめなのが、貯金の先取りです。

毎月決まったお金を貯金に回し、残りで生活をする仕組みに変えれば、先に貯金のお金を確保している分確実に数字を増やしていくことができるはずです。「生活費の余りを貯金に回そう!」というやり方では、余ったお金を無駄遣いしてしまう可能性があります。

ただ、家計を圧迫するほどの金額を貯金に回すと、日々の生活にストレスが溜まるため注意しましょう。お金の先取りは、あくまで無理のない金額に留めておくのがおすすめします。

お金を1週間単位で管理すればお金の動きも分かりやすい

お金を1週間単位で管理すればお金の動きも分かりやすい
手元に自由なお金がある場合は、「1ヶ月で1万円」とするのではなく、「1週間で2,500円、1ヶ月にすれば1万円」というように週ごとに管理するのがおすすめです。

手元のお金を1ヶ月で管理するのは、日数がありすぎて難しい傾向があります。そのため、お小遣いとして手元にお金が入っても、月初で使い果たしてしまい、月の半ばにはほとんど手元にない・・・なんて結末が関の山。

1週間単位であれば、お金の動きが見やすいだけでなく、お金の使い過ぎあるいは余りなどを週末に調整しやすいメリットがあります。

副業はいくらであっても全額貯金

副業はいくらであっても全額貯金
主婦の方で隙間時間などを利用して副業をしている方は、そのお金を全額貯金に回すことをおすすめします。副業よって稼げる金額は様々ですが、副業によって得られた報酬を貯金にすれば確実に貯めていくことができます

「せっかく稼いだのだから一部はお小遣いとして持っておきたい」
「欲しいものがあるからそれを買うために使いたい」

こういった考えを持つ方もいるでしょう。しかし、パートなどで仕事をしている方であればその稼ぎが家計を助け、専業主婦であれば夫の収入で生活をするもの。副業で得たお金を生活のあてにしていては、いつまでも貯金が貯まりません

また、家計に余裕ができると勘違いして無駄遣いを促進させる要因にもなるので、存在しないお金と考えて全額貯金の口座に入れてしまいましょう

大成功!真似したくなる貯金方法の成功事例

大成功!真似したくなる貯金方法の成功事例
貯金を成功させるためのコツは様々ですが、人によってはやり方に合う合わないがありますよね。それを見極めるためにも、貯金を成功させた事例を参考にすることが大切です。

「これなら私にもできそう!」というものを見つけることができれば、きっとストレスを溜めずに貯金を楽しめるはず。では、貯金を成功させた方はどんなやり方を実践したのか、思わず真似をしたくなるような事例をいくつか紹介します。

夫婦2人暮らし、20代前半の主婦Aさんの場合

夫婦2人暮らし、20代前半の主婦Aさんの場合
普段パートで働くAさん。2人合わせての収入は決して少なくないにもかかわらず、あまり貯金ができていないというのが悩みのよう・・・そこで、これから子どもを授かることを視野に入れて貯金を増やすことにしました。
夫婦の月収 250,000円
固定費(家賃・スマホ代・光熱費・車のローン) 100,000円→80,000円
食費 20,000円→15,000円
娯楽費 60,000円→30,000円
雑費(ガソリン代など) 20,000円→10,000円
貯金 50,000円→115,000円
・固定費:スマホを格安スマホにし、月々の料金を大幅ダウン。かつ光熱費を節約して固定費の削減に成功
・食費:夫婦揃ってお弁当を持参するようにし、食費を削減
・娯楽費:洋服を買ったり外食に行ったりする回数を減らす
・雑費:遠出のデートを減らしたり、クーポンを使うなどしてガソリン代を節約

大幅に節約できたおかげで、貯金に回せる金額も大幅アップ。特に、Aさんはプロパンガス会社に乗り換えたことで、年間8万円も節約できたようです。これなら将来に向けて着実に貯金ができますね。

うちのプロパンガス料金は妥当?【全国47都道府県】ガス料金の平均相場を大公開!

家族3人暮らし、30代前半の主婦Bさんの場合

家族3人暮らし、30代前半の主婦Bさんの場合
小さな子どもを持つBさん家族。育児に専念するため専業主婦となったため、夫の収入のみでやりくりをしていかなければなりません。

しかし、これから子どもにお金がかかると思うと、今のままでは不安・・・そこで貯金を増やすために家計を見直すことにしました。
夫の月収 180,000円→200,000円
固定費(家賃・スマホ代・光熱費) 85,000円→80,000円
食費 15,000円→20,000円
娯楽費 10,000円
雑費(ガソリン代・子ども用品) 35,000円→25,000円
貯金 35,000円→65,000円
・収入:在宅ワークで収入アップ
・固定費:スマホ代と光熱費の見直しで無駄を削減
・食費:子ども用のレトルト食品などの購入をやめた分、食費アップ
・雑費:子ども用の食事を自炊。かつオムツを安いメーカーに切り替えて節約

育児の隙間時間を利用して副業をし、子ども用品などの削減に成功したおかげで貯金額アップに成功。子どもオムツが取れればオムツ代やお尻拭き代が浮くので、これからもっと貯金額を増やせる可能性もあります。

まとめ

まとめ
収入が多かれ少なかれ、身の丈に合った生活を送っていれば多少なりとも貯金はできるはずです。生活費で家計が圧迫されて貯金に回せるお金がないということは、それだけ身の丈に合っていない生活を送っている証拠今すぐ家計の見直しをした方が良いでしょう。

大切なのは、いかに現状から無駄を見つけることができるかということです。無駄遣いをしないことはもちろん、スマホ代や光熱費など、当たり前のようにかかっている固定費の見直しも必要不可欠。

削ることができるところを削れば、一気に家計の負担が減らせることもあります。娯楽費など手元のお金を節約することも必要ですが、一定額かかっているお金についても削減可能なので、まずは無料診断や電話相談で適切な光熱費を調べてみてください

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