北海道電力が提供する電気料金プラン「定額電灯」について、プランの詳細をご紹介します。

定額電灯とは

電気代・電気料金の計算は通常「基本料金」「従量(=使用量に従う)料金」の合算で求められますが、電気料金が常に一定となる「定額電灯」という契約があります。
電気供給の契約は「従量=使った分だけを支払う」という契約が基本ですが、ごく小規模、かつ負荷が限定的な需要家(=契約者)であれば、高い基本料金を支払う従量契約は不合理です。このような需要家の要求に対応するため、常に同じ料金で電気を使用できる契約方式として設定されています。

定額電灯の適用範囲

定額電灯の適用範囲は、負荷設備容量400VAまでの小規模範囲に限られ、標準電圧は100Vまたは200Vです。定額料金のため、24時間どれだけ電気を使用しても料金が変わることがありませんが、点灯時間が短い場合は、料金が逆に高くなってしまう場合があります。
照明や小型電気機器の負荷設備容量は、ランプや付属機器を一括した入力容量で計算します。力率が悪く、入力が大きくでも出力が小さい機器であれば、入力値が大きくなってしまい、高い電気料金の契約になることがあります。
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定額電灯契約の料金設定

北海道電力(北電)の場合の電気料金設定を以下に示します。

種別・区分 単位 料金単価
(税込)
需要家料金 1契約 91円80銭
電灯料金 10Wまで※ 1灯 80円27銭
10Wをこえ20Wまで 1灯 143円25銭
20Wをこえ40Wまで 1灯 269円23銭
40Wをこえ60Wまで 1灯 395円20銭
60Wをこえ100Wまで 1灯 647円16銭
100Wをこえる1灯 50Wまでごとに 323円58銭
小型機器料金 50VAまで 1機器 271円93銭
50VAをこえ100VAまで 1機器 472円59銭
100VAをこえる1機器 50VAまでごとに 236円29銭
※ 供給約款等以外の供給条件により設定(平成26年11月1日実施)

北海道電力の定額電灯で電気料金がお得になる利用者タイプ

一番おすすめしたいユーザー様は、「共用部分の照明にLEDを多数採用しており、かつ共用部分が比較的広い・長い集合住宅やビルのオーナー様」です。

というのも、ビルの屋上サイン看板や、アパート・マンションなどの集合住宅の共用部分の照明、公衆電話ボックスの電話機および付属の電灯、街灯など、極めて小さく限定的な電灯に電気を供給できる契約として、定額電灯契約があります。集合住宅では、建物の主となる電力消費者は住戸であり、共用部は廊下の照明のみという事が多々あり、中廊下方式の建築物などでは、照明の点灯時間が長く、24時間点灯していることもあります。

LED照明の普及により、照明器具の消費電力が小さくなり、かつ長時間点灯に耐えるようになっているため、定額電灯契約のメリットが大きくなっています。

また、融雪用電力などは、北海道電力など、寒冷地の電力供給者の特徴的な料金メニューです。冬期のピーク時間帯以外に電気をご使用になる場合(ロードヒーティングなど)に、供給コストを反映した安い料金が適用となるメニューがあります。

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エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。