日本海ガス・高岡ガス・丸八の3社が業務提携へ、2019年5月から本格スタート!

日本海ガス・高岡ガス・丸八の3社が業務提携へ、2019年5月から本格スタート!

ガス小売り自由化による影響を受けて、プロパンガス会社の業務提携が最近話題になっていますが、富山県の三社が業務提携することを発表しました。提携内容の詳細と理由を解説します!

日本海ガス・高岡ガス・丸八の3社が業務提携へ、2019年5月から本格スタート!

日本海ガスと高岡ガスサービス、丸八の三社が、LPガスの充填と配送業務の提携に向けて、協議を開始しました。
また日本海ガスの施設で会見を行い、一部業務の共同化の検討に基本合意したことを発表しました。
また、この提携だけでなく県内にある200以上に他社との連携も検討しています。

今回共同化が検討されている業務は?

主に共同化を検討する業務は、
・3社の充填施設計4カ所(富山市内2カ所と魚津、砺波両市内各1カ所)の共同利用と集約化
・LPガスボンベの共同利用
・充填施設から家庭や店舗への配送業務
の三つを検討しており
まずは、2019年の5月をめどに、
充填施設から過程や店舗への配送業務の共同化を目指します。

連携に至った経緯は?

LPガス業界の抱える課題として、
高岡ガスの菅野社長は
「現状の3社の業務に問題がある訳ではないが将来の労働力の減少を見据えると手を組む部分が必要であると考えた。」と話しており
共同業務に向けて、LPガスの充填と配送を目的とする、新会社の設立や、管理システムの統合も検討します。

また、このような提携を始める背景には県外業者の進出の影響があります。
LPガスの小売事業の全面自由化の影響を受けて、競争が激化。
特に関東圏では競争が激化しており、新たな市場を求めて、進出してくる業者に対して
3社とも危機意識を持っていました。

このように、
・将来の人口減少による需要減や配送員確保の問題が予想される
・県外の会社により、進出してくる中での競合優位性をもつ
といった狙いがあります

連携による費用削減効果は?

この三社はそれぞれ、県内各地にガスを供給しており、
現在、富山県には全世帯の6割に当たる25万5千世帯がLPガスを利用しており、
うち三社が提供しているのは、2割を超える、5万5千世帯に供給をしています。
そのため、県内各地に顧客を抱えているため、提携することで、
富山市と県東部、県西部に本社を持つ三社が配送エリアを分担することができるので、
配送効率の上昇がみこめます。(公式具体的な削減金額は未定とされています)

他の地域でも業務提携は始まっている?

今回は富山県内にある3社の業務提携ですが、
県外の地域でも業務提携の事例は複数あります。
LPガス業界大手のアストモスエネルギーとENEOSグローブ、東京ガスリキッドホールディングスも
2018年7月に共同出資で配送会社「ガスクル」を設立し、
埼玉県を中心に共同輸送を開始しています。

また、ミツウロコグループ、シネナンホールディングス、ミライフ、三愛石油、
三ツ輪産業、橋本産業も共同配送、充填合意をしており、今後業界全体を通じてこのような流れがります。