四国電力が提供する、時間帯別電灯(得トクナイト)とは
「時間帯別電灯(得トクナイト)」とは、四国電力が提供している電気料金メニューの一つです。
料金単価が昼間と夜間で分かれており、名前の通り、夜間の電気料金がお得になっています。
昼間の単価は割高ですが、電気利用を夜間に移行したり、夜間の電気を上手に活用する電気温水器等を利用することで電気料金を抑えることができます。
時間帯別電灯(得トクナイト)の時間帯区分
時間帯別電灯(得トクナイト)には、以下の時間帯区分があります。
昼間 : 午前7時から午後11時まで
夜間 : 午後11時から翌日午前7時まで
時間帯別電灯(得トクナイト)の電気料金
時間帯別電灯(得トクナイト)の電気料金は、基本料金+電力量料金となります。
基本料金は、契約容量に応じて決定されます。契約容量は、あらかじめ設定した、利用する電気機器の総容量(入力)から算出されます。なお、電気を全く使用しない場合は、基本料金が半額となります。
電力量料金は、電気の使用量に応じて決定されます。
基本料金(税込)
契約容量10kVAまで :1,188円00銭
上記を超える1kVAにつき: 367円20銭
電力量料金(税込)
昼間時間
最初の90kWhまで :21円98銭(1kWh単位)
90kWh超過230kWhまで:29円13銭(1kWh単位)
230kWh超過分 :32円92銭(1kWh単位)
夜間時間 :11円04銭(1kWh単位)
また、通電制御型夜間蓄熱式機器と呼ばれるタイプのマイコン制御の蓄熱機器や、夜間の5時間の電気で稼働する機器を利用している場合は、その機器の容量に応じた割引きを受けることができます。なお、電気を全く使用しない場合は、割引き料金が半額となります。
通電制御型夜間蓄熱式機器割引額
機器容量1kVAにつき:▲151円20銭
5時間通電機器割引額
機器容量1kVAにつき:▲216円00銭
なお、割引きを含めた算出後の料金が最低月額料金を下回る場合、電気料金は最低月額料金となります。
最低月額料金(税込)
ひと月1契約につき:486円00銭
四国電力の時間帯別電灯(得トクナイト)で電気料金がお得意になる利用者タイプ
時間帯別電灯(得トクナイト)は、電気温水器を利用している方や夜型生活の方向けの電気料金プランです。
電気料金を昼間と夜間で区分しており、昼間は割高ですが、夜間は割安の料金で電気を利用できます。
このため、夜の電気を上手に利用することで、電気料金を抑えることが可能になっています。
また、通電制御型(マイコン型)電気温水器や、夜間5時間通電の電気温水器等を利用する方向けの割引もあります。
その他の料金プランとしては、以下のようなものがあります。こちらも合わせてご参照ください。
従量電灯A・B
・一般家庭向けの従量料金タイプのプラン
定額電灯
・400VA以下の電灯または小型機器向けの定額プラン
ピークシフト型時間帯別電灯
・夏季の節電を積極的に行える方、電気利用時間を昼間から夜間へシフト可能な方向けのプラン
スマートeプラン[タイプL]
・一日を3つの時間帯に分けて料金単価が設定されたプラン
・昼間が割高、夜間と朝夕がお得
・昼間の電気利用をシフト可能な、夜型の方向け
スマートeプラン[タイプH]
・平日は3つの時間帯(夜間・朝夕・昼間)
・休日は2つの時間帯(夜間・昼間)で料金単価が分かれたプラン
・平日昼間の電気利用をシフト可能な、夜型の方向け
深夜電力B
・8時間通電タイプの電気温水器等を利用している方向けのプラン
・22時~7時までの時間帯のみ電気が利用可能
第2深夜電力
・5時間通電タイプの電気温水器等を利用している方向けのプラン
・1時~6時までの時間帯のみ電気が利用可能
口座振替割引契約
・電気料金を口座振替で支払い可能な方向けの割引プラン
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