「時間帯別電灯（ドリーム8）」とは、北海道電力が提供している電気料金メニューの一つです。

時間帯別（昼間と夜間）で料金単価が分かれており、夜間が割安、昼間が割高となっている料金メニューです。電気の利用を夜間に移行したり、夜間の電気を上手に利用することにより、電気料金を節約することができます。夜型生活の方や、オール電化住宅、蓄熱式電気暖房機、電気温水器等を利用している家庭におすすめです。

時間帯別電灯（ドリーム8）は、昼間時間と夜間時間の２つの時間帯による料金区分があります。
このうち、夜間時間（8時間）は、以下の3パターンから選ぶことができます。

夜間時間：
　22時～翌朝6時
　23時～翌朝7時

　24時～翌朝8時

昼間時間：
　夜間時間以外の時間

契約容量とは、契約上使用できる最大容量（kVA = キロボルトアンペア）のことです。
契約時、利用するすべての電気機器を契約負荷設備として設定し、その総容量（入力）が契約容量となります。また、この契約容量によって、基本料金が決定されます。

時間帯別電灯（ドリーム8）の電気料金は、基本料金＋電力量料金となります。
基本料金は、契約容量に応じて決定されます。電力量料金は、電気の使用量に応じて決定されます。
ただし、算出後の料金が最低月額料金を下回る場合、電気料金は最低月額料金となります。また、電気を全く使用しなかった場合、基本料金は半額となります。

契約容量6kVA以下の場合　　　
　　1,404円00銭（1契約）
契約容量6kVAをこえる場合
　　最初の10kVAまで：2,268円00銭（1契約）
　　10kVA超過分　　：　334円80銭（1kVAにつき）

昼間時間
　　最初の90kWhまで　　：28円08銭（1kWh単位）
　　90kWh超過210kWhまで：35円66銭（1kWh単位）

　　210kWh超過分　　　 ：40円10銭（1kWh単位）

夜間時間　　　　　　　 ：14円13銭（1kWh単位）

ひと月1契約につき：334円80銭

なお、5時間通電機器および通電制御型機器に対する料金割引については、平成25年9月30日にて新規加入停止のため、本記事では割愛致します。

時間帯別電灯（ドリーム8）は、オール電化住宅向けの電気料金プランです。

昼間と夜間で料金単価が異なり、夜間を割安に昼間を割高に料金設定されています。電気の利用を昼間から夜間へ移行するほど、電気料金を節約することができます。夜間の電気を上手に利用する蓄熱式電気暖房機、電気温水器等を利用することで、さらに電気料金が節約可能です。

その他の料金プランとして、時間帯別電灯（ドリーム8）以外にも以下のようなものがあります。こちらも合わせてご参照ください。

・夜間時間に蓄熱する電化機器を使用しない家庭向け
・時間帯による料金単価の違いがなく、時間を気にせず利用可能

・ヒートポンプ暖房システムを使用する家庭向け
・冬季夕方の電気使用を別の時間にシフトすることで料金節約可

・ヒートポンプ暖房システムを使用する家庭向け
・午後時間の電気使用を別の時間にシフトすることで料金節約可

・ロードヒーティング・暖房機などを使用する家庭向け

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