東京電力が提供する電気料金プラン「おトクなナイト8・10」について、プランの詳細をご紹介します。

東京電力が提供する「おトクなナイト8・10」とは?

私たちが毎月支払っている電気料金。

この電気料金には、その利用用途に応じたいくつかの料金メニューが存在します。

「おトクなナイト8・10」とは、東京電力が提供している電気料金メニューの一つです。
夜の8時間(午後11時~午前7時)もしくは10時間(午後10時~午前8時)の2つのパターンの「夜間時間」で料金が割安となります。
エコキュートなどの電気給湯器を利用されている方向けの割引などもあり、給湯が電気でかつ夜間に電力を集中して利用する方向けの料金プランとなっています。

おトクなナイト8・10の特徴

「おトクなナイト」には、夜間時間が、8時間と10時間の2タイプあります。

また、タイプによって、夜間と昼間の電気料金の単価も異なります。

以下は夜間時間、および各時間帯の単価の情報です。
※単価はすべて1kWh単位

おトクなナイト8

夜間時間:毎日午後11時から翌朝の午前7時まで
夜間単価:12円16銭
昼間単価:~90kWhまで(第1段階料金) :23円81銭
     ~230kWhまで(第2段階料金):31円75銭
     上記超過(第3段階料金)  :36円68銭

おトクなナイト10

夜間時間:毎日午後10時から翌朝の午前8時まで
夜間単価:12円41銭
昼間単価:~80kWhまで(第1段階料金) :25円92銭
     ~200kWhまで(第2段階料金):34円56銭
     上記超過(第3段階料金)  :39円92銭

基本料金は、どちらの夜間タイプの場合も共通で、以下の通りです。

契約容量が
 6kVA以下 :1,296円00銭
 7k~10kVA:2,160円00銭
 11kVA以上:2,160円00銭+280円80銭×(契約容量-10kVA)

おトクなナイト8・10の電気料金について

一般的な家庭だと、そのまま「おトクなナイト」に移行した場合、多くのケースで料金が割高になると思われます。
その場合、それぞれ夜間時間として設定されている時間に上手に電気を集中して利用する生活に改めることで、最終的に料金が割安になるケースがあります。具体的には、家電製品のタイマー機能を利用して、炊飯器や食器洗い乾燥機などを、夜間にまとめて使用する、といった電気の使い方をされると良いでしょう。

東京電力のおトクなナイト8・10でお得になる利用者タイプ

「おトクなナイト8・10」は、電気給湯器を利用しているご家庭で、かつ電気を利用する家事を夜にまとめて行うことができる方向けの電気料金メニューです。
電気の使用を「おトクなナイト8・10」が定める時間帯に集中できるかどうかが、このプランを利用するかどうかの分かれ道となるでしょう。
また、電気温水器や蓄熱式床暖房器具などの夜間蓄熱式機器に適用される8時間通電機器、5時間通電機器、通電制御型夜間蓄熱式機器の各機器総容量に対して、それぞれ割引が適用されます。

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エネルギー事業部責任者

今村 一優

新卒で太陽光発電事業を行うベンチャー企業に入社。商社部門の仲卸営業として、国内外の太陽光発電メーカーの商品を取り扱い、全国の販売施工会社を担当。その後、太陽光発電の一括見積もりサイト運営にも携わる。
2015年にはプロパンガス料金比較サービスenepi(エネピ)の立ち上げを行い、数万人のプロパンガス代削減のサポートをするサービスへ成長させる。
エネルギー領域で10年以上携わった経験と知識を活かして、じげんエネルギー事業のマネージャーにて事業開発を行なっている。

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ライター

藤巻 創

電気・プロパンガスに関する記事のライティングを担当。
制作ポリシーに基づいてエネルギー全般の記事作成・管理を行う。